ギャンブル依存症克服への道 〜パチンコ依存症・スロット依存症・断ギャンブル道場です!〜

ギャンブル依存症を治療し、快復・克服することは大変困難です。どうぞ遠慮なくご相談ください。ここでは、生活環境と生活習慣を改善してギャンブル依存症を克服する方法を、お金の専門家FPがご提供いたします。やめさせたいあなたも、ぜひどうぞ! 

賭博者登録システムのメリット 所得による入場制限導入で依存問題は激減する

こんばんは、タカビーです。少し間が空きましたが、今日も賭博者登録システムのメリットについて書いてみたいと思います。


なぜギャンブルは こうも堕落に結びつくのか

2075947112_ed22e846f1_m何度もこのブログでは書いてきているが、ギャンブルという遊戯は個人の堕落と依存に大きくかかわっている。「借金してまで…」なんて話を聞く遊びは、おそらくギャンブルくらいだろう。

世にはいろいろな遊戯が存在する。だがギャンブル以外の遊戯に依存したとか、それが原因で破綻したとかいった話はあまり聞かない。

例えばゴルフなんかどうだろう? 「ゴルフに夢中になり 会社を潰した社長サン」なんてハナシは以前ちょくちょく聞いたけれど、まあ稀なケースである。同じく釣りとか囲碁・将棋なんかでも、そこまでの話は滅多に聞かない。

ところがギャンブルは違う。町の社長さんからサラリーマン・主婦に至るまで、バクチで身を持ち崩したというのは身近に聞く話だ。なぜギャンブルは こうも堕落に結びつくのだろうか?



■依存者を量産する日本の賭博事情

現在日本に居るギャンブルへの依存者は、およそ560万人といわれています。by WIKIPEDIAギャンブル依存症

アルコール依存者数がおよそ300万人らしいですから、その数の多さにはただただ驚くばかりです。WIKIPEDIAによれば依存症ギャンブラーの割合は、成人男性の9.6%・成人女性の1.6%といわれています。

大人の男性、10人に1人がギャンブル依存症というのは、他の国を抜いてもちろんダントツの値です。しかもそればかりではありません。パチンコ店の入場制限は18歳未満なのです。あのラスベガスでさえ、カジノへの入場は21歳以上です。当然ながら、日本におけるギャンブル依存症は未成年を含めて若年層にも広がっているといえるでしょう…。

しかもギャンブルによる堕落はスピードが速く、また被害の度合いもけた外れに大きいです。なぜなら、ギャンブルへの依存は周囲の人間に大きな悪影響を及ぼすからです。依存症ギャンブラーが一人いるだけで、あっという間に一家が破綻・離散してしまうケースが多いです。

我々が暮らす日本は、世界一ギャンブルに依存しやすい国なのです…。


■ギャンブルが堕落に結びつく理由とは

さて、なぜギャンブルはこうも個人の堕落と依存に大きくかかわっているのでしょうか? 私は長年このことを考え続けてきましたが、行きついた結論は次のようなものでした。

・ギャンブルが唯一 お金を対象とする遊戯だから

つまりギャンブルが「お金をやり取りする遊びだから」ということです。

もともとお金は、喜び・怒り・憎しみ、妬み・嫉みといった、人間の感情と大きくかかわっているものです。それを賭けて勝負するわけですから、アツくなって理性を失ってしまうのも無理ありません。だからコントロールできなくなって、堕落・依存してしまうケースが多発するのです。

自分にとってかけがえのない金を失うと、ギャンブラーは豹変します。依存症ギャンブラーが取り戻したいという衝動に駆られるのは、有名な話です。

ビギナーズラックのように、思いがけない収入にありついた時も同様です。依存のスイッチは、至る所に隠れているのです。マイナスであれプラスであれ、サプライズによってそのスイッチは押されることが多いといえるでしょう。ギャンブルが堕落と深く結びついているのは、こういったことが原因です。


■機能していない制限

依存症ギャンブラーは、自らはもちろん家の金までも使い果たし、借りれられなくなるまで借金を繰り返し破滅します。

だからこそ、ギャンブルには制限が不可欠になっているのです。ですが私は今の日本において、この制限というものがちゃんと機能していないように思うのです…。

日本におけるギャンブル依存症の殆どが、パチンコとスロットへの依存です。その原因はいくつかありますが、市民圏にパチンコ店が存在するという事実です。それと、3店方式という曖昧な制度で包んで、賭博でありながら単なる遊戯として野放しにされていることが大きいです。

日本におけるギャンブル依存症の殆どはパチンコとスロットによってもたらされ、その大きな原因は怠慢なギャンブル行政だといえるでしょう。


■依存問題を激減させる 賭博者登録システム

ではギャンブルによってもたらされる多くの問題を克服していくには、どうすればよいのでしょう?

このブログでも書いていいますが、ギャンブルはお金がないとできません。しかも後払いがきかず、完全前払いなのです。そしてもう一ついえば、公営ギャンブルの電話投票やインターネット投票などを除き、殆どのギャンブルは賭博場に入場する必要があるといえるのです。

このあたりがギャンブルとアルコールの大きな違いです。簡単な話、アルコールなら数百円握りしめて近くのコンビニにでも行けば手に入るのです。ところがギャンブルはそうはいきません。

ですからギャンブルに何らかの制限を設けるのであれば、次の3要素で制限を設けシステムを構築すればよいということになります。

・所得=最大投資額決定
・依存者など=入場禁止
・最大投資額=入場制限


つまり、「依存症ギャンブラーの入場を禁止する」一方で、「所得によって定めた最大投資額に基づいて入場制限を行えばよい」ということになります。少なくとも私が見たり考えたりした中で、これ以外にギャンブルが引き起こす社会問題を激減させる方法はありません。また、これはギャンブルだからこそできる依存防止策といえるでしょう。

最近、生活保護受給者の賭博制限が話題となっていますが、所得に基づいて入場制限するのであれば人権問題とも無縁です。

お金のパイプを適切にカットできる賭博者登録システムは、究極の依存症ギャンブラー対策なのです。

あなたのご意見をどうぞよろしくお願いします。

賭博者登録システムのメリット 課税面 マネーロンダリング防止

こんばんは、タカビーです。今夜は最初に税金の話を少し。

今現在、個人の雑所得は年間20万円を超えると申告が必要というシステムになっています。では、ギャンブルにおいてはどうか?

ギャンブルでの所得も雑所得とみなされ、20万円を超えると課税対象となるのです。少し前に、競馬で得た所得30億円を申告せずに、国税局から巨額(6億9000万円)の税を追徴されたという事件がありました。

雑所得の場合、それにかかわる必用経費というものが課税額に大きな影響を及ぼします。ところがギャンブルでの所得は課税対象額における必要経費の算出が、通常の場合と少し異なっています…。

まあギャンブルの必要経費といえば、いわゆる投資額だと思いますが、このケースは課税システムを知らないギャンブラーの悲劇だったといえましょう。


国に有利な課税システムだが…

例えばあなたが競馬をしたとする。まあ何でもいいんだが、某月某日 某競馬場で行われた、とある大会のメインレースで150万円投資して、200万円の払い戻しを得たとする。

その場合、馬券の購入方法によって課税される場合が存在するということである。これは一時所得の特別控除額を50万円というものを考えて算出すると、一目瞭然である。

ケース1 1本買い(150万円一本買い):{払戻金額(200万円)-必要経費(150万円)-50万円}×0.5=0 課税なし

ケース2 5点張り(30万円ずつ):{払戻金額(200万円)-必要経費(30万円)-50万円}×0.5=60万円に対して課税→申告が必要

ケース3 15点張り(10万円ずつ):{払戻金額(200万円)-必要経費(10万円)-50万円}×0.5=70万円に対して課税→申告が必要

通常サラリーマンなどの給与所得がある人は、上記の方法で算出された一時所得は給与所得と合算して課税されることになるのである。もっとも、課税額は各々の給与所得額によって異なるが。

ここで「ええーっ!」と思われたあなた…。

ギャンブラーにとって100万投資の100万払い戻しはチャラだが、少なくとも税務署はそうとみなさないのである。必要経費(当たり馬券の購入費用)は的中した馬券のみにしか認められないので、他の投資に関してはハズれ損ということになる。しかもそればかりではない。

>電話投票・窓口にかかわらず、1度に100万円以上の払戻しがあると、支払調書というものが税務署にいきます。それには支払額・住所・氏名が書かれているので、高額払戻しの人は、税務署に把握されており、申告しないと税務署から呼び出しされます。

なーんて、知恵袋関係の回答まである。ここで、「じゃ ギャンブラーは丸損じゃねぇか!」と考えたあなた! 実際はそうでない。ここらあたりが日本の法律の生ぬるいところである。



■賭博税は 賭博者登録システムによる源泉徴収方式しかない

ここまで書きましたが、実際はよほど悪質な場合を除いて摘発された例はないようです。ギャンブルによる一時所得は「完全な自己申告」というのが、国税局のホンネでしょう。といいましょうか、ちゃんと機能する課税システムがないのです。

つまりギャンブルで得た所得を「申告してもらおう」「申告してもらえる」などと考える方がおかしいのです。ここは「真剣にとるなら 源泉徴収しかない!」という考え方でいいでしょう。

賭博による所得から源泉徴収すれば、税の取りっぱぐれがありません。賭博にかかわる税金の徴収システムすべてを「賭博税」とし、払い戻し額から源泉徴収すればよいのです。

もしも払い戻し額に応じて課税額を決定するのであれば、賭博者のID管理によってそれも可能となります。こういったメリットは、登録されたカード内で投資額と配当額を把握できるからこそ可能なことではないでしょうか。

カジノを解禁・賭博を合法化するのであれば、高額の払戻金が動くのは当然でしょう。賭博者登録システムは、課税面でも合理的な制度なのです。


■マネー・ロンダリング防止にも有効

それと関連項目なのでもう一つ…。

賭博者登録システムは、ギャンブルを利用したマネー・ロンダリング防止にも有効です。

当たり前のことですが、「どこで どのような勝負」を「どのような人」が「何の為に」したか一目瞭然ですから。

あなたの意見をお待ちしています。

カジノ解禁する前に 「賭博者登録システム」導入を!(賭博者登録システムとは)

こんばんは、タカビーです。今夜から、またシリーズで書かせていただきます。

さて、いろいろな場所でカジノ解禁が話題になっている今日この頃です。

なぜ今、カジノ解禁なのか? カジノ解禁することで、何か良いことがあるのでしょうか? 

カジノ解禁に積極的な人々の意見を聞いてみると、兎にも角にも外貨獲得・景気回復の起爆剤といったような答えが聞かれます。それは突き詰めてみると「観光需要の増加による外貨獲得が見込め 景気回復の一助となる」ということでしょう。

さて、本当にカジノ解禁賭博合法化は外貨獲得を実現し、日本経済回復の起爆剤となりえるのでしょうか?


なかなか厳しい 世界のカジノ事情

ところが今現在、世界のカジノには北風が吹いています。マカオとシンガポール以外で、元気のあるカジノはないに等しいです。

マカオの興行収入にも、翳りが見え始めています。中国当局がマカオにおけるマネーロンダリングの監視を強化し始めたからです。詳しい方なら、よくご存知でしょう。つまりマカオが今日まで発展したのは、中国の富裕層によるマネーロンダリングの影響が大きいということです。

ラスベガスはリーマンショック以来、凋落を続けていて、多くの従業員が職を失いネバダ州を出ていったといわれています。そういったことを考えても、また日本産カジノのエンターテイメント性を想像しても、今国内にカジノを導入して外貨を獲得できる可能性は低いように思えます。



■カジノが解禁されたらパチ・スロは?

それとカジノ解禁賛成派の中には「カジノが解禁されたら パチンコ産業が衰退する」など思い込んでいる人が多いです。

私はそれが大きな間違いだと思っています。なぜなら、カジノ解禁に際して入札し指名されるのは、殆どがパチンコ産業にかかわる業者だといわれているからです。最近ではカジノ解禁を見越して、パチンコメーカーなどギャンブル産業の株価が高騰しています。

それともう一ついうならば、カジノ推進派の人たちで「カジノが解禁されたら パチ・スロは今後こうなる」などといった具体的な話をしている人物など、一人もいないのです。

逆に「カジノの中にパチ・スロを設置する」とまで言っている人がいるほどです。ハンガリーは、一部のカジノを除き国内からスロットマシーンを撤去することを決定しました。こういった国際的な流れを完璧に無視するのが、今回のカジノ解禁なのではないでしょうか?


■合法化に際し 今議論すべきこと

そうはいうものの、今回の国会でカジノ合法化法案はおそらく通過することでしょう。ここはこの合法化の内容について、議論し検討する方が現実的なやり方だと思います。

私は新たな賭博の導入に反対する立場ですが、批判覚悟で申し上げるならばカジノ解禁にもメリットはあります。まあ、それは後述するとして…。

カジノ合法化に反対する人の意見を聞いてみると、それぞれ多岐にわたっていることが多いです。

・青少年の健全育成に及ぼす影響
・依存問題
・犯罪防止問題
・現存するパチンコ産業の問題
・収益性の問題

まあ一言でいえば…

「今現在 ここまで市中にパチンコが溢れているこの国に カジノを作ったらどれだけの社会問題が発生するのか? また外貨獲得とはいうけれど どんな裏付けがあってそれだけ多大な設備投資を行ってまでやる必要があるのか?」といったことでしょう。

まあそれぞれが納得できる内容でもあるのですが、ぶっちゃけたハナシ「どっかの孤島にでも作って 一般庶民がなかなか手の届かないように営業すれば 別段大きな問題も発生しない」ことは確かです。

しかもカジノ解禁による賭博合法化がパチンコ産業の3店方式に終止符を打ち、適切な「賭博税徴収システム」を作るのであれば、それはそれで一つの成果といえるかもしれません。

また、少し発展した話になりますがカジノ・公営ギャンブル同様に、仮に今現在市中にあるパチンコ店を全て出店地域制限し賭け額上限設定のもとで管理できるのであれば、依存問題も社会問題も大きく減少すると思われます。


■賭博者登録システムとは

それらの構想を実現するために必要なもの。それは「賭博者登録システム」だと私は考えます。以下、私が考えるシステムの概要です。

簡単にいえば、TASPOのようにギャンブルする人がID登録し、賭博場の入り口で認証されないと入場できなくするシステムです。勿論ですが、ギャンブルしたい人だけが登録すればよいというものです。マイナンバー制度や住基基本台帳などとは関係なく、システムを構築することが望ましいと思われます。

このシステムでは個人ごとに所得などに基づく賭け額の上限設定がなされ、生活保護者や依存症ギャンブラーなどはIDの取得ができなくなります。

そればかりか、ID登録した人でも投資が上限額を超えると、次の月まで遊戯できなくなるという制度を用います。このあたりの基準を投資の限度額というものにするか、投資額と払い戻しの差額(いわゆる損益)を対象にするかは議論の余地があると思います。

依存者の克服に携わっている私からすれば、投資額を基準に上限を設定する方が良いというのがホンネですが、遊戯する人からすると醍醐味がないということになるかもしれないからです。


■このシステムのメリット

1.ID管理による賭博者登録制度により 生活保護受給者の賭博依存問題や個人の堕落を未然に防ぐことができる

2.個人の投資上限額を設定できるので やりすぎによる個人の破産・破たんなどを防げる

3.パチンコ店の入場制限が可能になり 青少年の賭博遊戯を防止できる

4.市民圏から賭博(パチンコ・パチ・スロ)を排除できる

5.全ての賭博に適用するので やり過ぎという問題がなくなる

5.公正な課税システムを構築できる



もしもこの構想に賭博業界が積極的になれないというのであれば、ひとえにそれは彼らが「賭博による売上額の頭打ちを警戒するから」といえるのではないでしょうか?

次回から、賭博者登録システムの概要について、さらに詳しく書いてみたいと思います。

あなたのご意見をお待ちします。

根無し草のままではいけない

こんばんは、タカビーです。

最近、克服された方からメールを頂戴することが多くなりました。そりゃ長く活動を続けていればいるほど、そうなっていくのは当然ですよね…。掲示板も卒業されていく方が多いですしね。

「今は幸せです!」的な嬉しいお便りが殆どなのですが、皆さんに共通するマインドが一つあると感じます。

それは、「社会的地位を築こうとして努力されている」ことです。

やはりただ、ギャンブルやめるだけでは不十分なんですね。克服した暁には、依存しないために新たな生活基盤を築く必要があると私は思うのです…。


ギャンブラーと根無し草

依存症ギャンブラーというものは、根無し草と同じである。

なぜなら彼らが、努力すべきことから目を背け続けるからである。そして、生きていくのに必要な基盤を持とうとしないからである。

ではなぜそうなってしまうのか? ギャンブルへの依存は、物事の価値観を狂わせる。人間が本来生きる為の目的を見失わせ、ギャンブルだけが唯一そうであると錯覚させてしまうのだ。

依存は、生きることの価値感をギャンブルのみに偏らせてしまう。だから依存症ギャンブラーは生活基盤を築こうとしない…。



■その日暮らし

衣食住について考えてみればそれは一目瞭然である。依存症ギャンブラーの生活はその日暮らしだといえるだろう。

・衣:着ている物に気を使わない

・食:とにかくバクチをする時間を得る為 簡単にすます 自炊なんてとんでもないというわけである 勿論 軍資金確保の為に食べるものもケチる

・住:住居に気を使わないのも 依存症ギャンブラーの特徴だ マイホームを持とうともせず 家賃暮らしでいいからバクチする金を取っておこうと考える

その日暮らしというものは、昔からギャンブラーが持ってきたマインドである。そして、依存症ギャンブラーが根無し草であるという理由は、それだけではない。


■希薄な人間関係

まず、人間関係を構築しようとしない。それどころか、それまでの交友さえも頓挫してしまう。ギャンブルに依存すれば、まず間違いなく人づきあいが億劫になってしまう。だから人脈というか交友が殆どなくなってしまうのである。

だからこそ、依存を克服するためには人間関係を構築する必要があるといえるだろう。


■狂った金銭感覚と備えのなさ

以前のボクもそうだったが、依存症ギャンブラーは金銭感覚がどこかでぶっ飛んでしまっているのだ。だからサンドに放り込むお金を、惜しいとは思わない。むしろ、多くの金を得るための投資だと考えている節がある。

パチ屋通いをしていた頃、ボクは「1万円で飲食するより パチ屋で使う方が生きた金の使い方だ」と思っていた。「これは投資だ もっと多くの金を得る為に必要なものなんだ」と頑なに信じ込んでいたのである。

こういった金銭感覚のズレと勘違いは、ギャンブルするための言い訳となり絶好の口実となる。だからこそ、依存症ギャンブラーは手の届かないアブク銭に目の色を変えたり、負けた金を取り戻そうとしたりするのだろう。

当然ながらそういった生活をしていれば、貯金がない。ギャンブラーというものは 先ほども書いたが日銭暮らしなのである。およそ貯金・計画・将来設計といったものに縁がない…。

ギャンブル依存症を克服したならば、次に考えるべきことは社会復帰と生活基盤の確立である。根無し草のままではいけない。克服した時点というのは、いわばゼロ地点なのである。

さて 面倒くさい時はどうする?

こんにちは、タカビーです。

気付いてみれば、まる1週間以上更新をしていませんでした。こんなことは数年ぶりでしょうか。

毎日更新を続けていた頃、「オレはブログ依存か?」などと考えたこともあります。今回気付いたのですが、ブログというものは毎日更新よりも不定期更新する方が難しいようです。

そしてもう一つ大切なこと…。ブログは「目的がないと 続ける意味もない」ということでしょうか。今このことを、痛感しています。


更生するには まず良い生活習慣

2482786249_9957b182e7_m先日NHKの番組で、女性受刑者の番組をやっていました。最近、女性による犯罪は再犯率が高いとか。その番組では、再犯者の女性を社会復帰させる施設の取材記録を放映していました。

私はチラ見した程度だったのですが、更生施設内で行われているプログラムは「とにかく規則正しい生活習慣を身に付けてもらう」というものだそうです。

思わず、「コレって ギャンブル依存症と同じじゃないか!」と感じてしまいました。



■誰だって面倒くさい時はある

とはいえ…

・毎朝パリっと起床
・時間も正確
・身だしなみもスッキリ!
・いつもオシャレを楽しんで
・お家の中はキレイさっぱり
・仕事も家事もテキパキこなし
・スケジュール バッチシこなして
・睡眠時間も十分
・規則正しい生活この上なし
・思い通りのバラ色人生

まあ、そんな人いないでしょう。いたとしたら、スーパーマン(
スーパーウーマン)です。

誰だって、毎日のように「面倒くさい」という名のお化けに襲われていると思うのです。もちろんこの私だって、例外ではありません。

しかしながら、ここで大切なことが一つあります。それは、面倒くさいと感じるかどうかということではなく、面倒くさくなった時にどうするかということではないでしょうか…。


■気合は 入れるものでなく入るもの

気合を入れてやれとかいう言葉を、ちょくちょく聞きます。勿論、スポーツその他競技の世界では、勝負の前に気合を入れて臨む必要があることでしょう。だって気を抜いてやれば、怪我したりすることにもなりかねません。場合によっては命を失うことだってあるでしょう。

ですが、日常生活においてはいかがでしょう? おそらくですが気合を入れようとしても、なかなか入らないんじゃないでしょうか。

というよりも私は、日常生活におけるモチベーションは高めるというものではなく、作業を始めることによって徐々に高まっていくように感じるのです。

ところが、気合を入れるも何も、そもそもエンジンさえかかっていない状態のまんま諦めてしまう人がいます。そしてそういった人の口癖といえば、「面倒くさい」なのです。

私はそういった人が面倒くさく感じる原因は、「何一つ手を付けない」ことではないかと考えます。最初の一歩を踏みだすことの大切さを痛感します。


■すぐに取り掛かることで

前回の記事コメント欄では、貴重な書き込みをいくつか頂戴しました。そんな中で、「すぐにやらないと 一層面倒くさくなる」と書かれた方が2名いらっしゃいました。全くその通りだと思います。

私の場合、すべきことはあれこれ考えず、まず着手することにしています。ただし買い物などは別で、逆に少し吟味した方が良いかもしれません。

・すぐに着手する
・時間が短くても
とりあえず取り掛かる

これら2つのことは、なかなか効果がある方法だと思います。

■すべきことを書き出してみる

もう一つ、私がやって効果があったと思えることを一つ書いておきます。それは、自分がすべきことのリストを作ることです。それもスケジュールなどを立てて、毎日すると一層効果的だと感じます。

面倒くさく感じる理由を考えた時、ヤル気が起きないというのが一番大きな理由でしょう。ですがこれに加えて「何をすべきか わからない」という時も結構多いように感じます。

自分がすべきことのリストを作り、それらがすべて片付いた時は充実感があり、清々しい気持ちになりますよね。スケジュールそのものが面倒くさいという方であれば、ぶっちゃけ当日の「To do list」を書くだけでも良いと思います。

あなたの参考になれば幸いです。

「面倒くさい」は堕落への道(相談の記録から) 

こんばんは、タカビーです。

IMG_2393_Rこの写真は自家製の「牡蠣の燻製」です。

時間を持て余すという方がいらっしゃるのであれば、一度挑戦してみてください。おそらくですが、持て余す時間など消し飛んでしまうと思います。

今は牡蠣が安いです。近所のスーパーでは特売の日に、1チューブ168円(150グラム入り)で売っています。

IMG_2422_R6チューブ分も作っておけば、しばらくは食卓を賑わせれることができます。パチ屋のサンドに千円札1枚注入するのなら、1008円で数日間楽しんでみてはいかがでしょう。

さて今夜は、久しぶりに相談の記録から書かせていただこうと思います。


Kさんからの相談


長文失礼します。はじめまして、Kと申します。24歳独身の男性です。

私がパチンコ、スロットと出会ったのは、高校生の時でした。それ以来いくら使ったかわかりません。もうやめよう、何度誓ったかわかりません。

タカビーさんのメール、カウンターもやっていました。

2週間は続いて、ちょうど年末の休みに入り、ボーナスも入って気が大きくなったのか、メールも無視していってしまいました。夜7時に来るメールを、パチンコ屋でパチンコを打ちながら見ていました。

その時はなにも思っていなかったです。今思えば馬鹿な行為をしたと思います。1円パチンコならいいや、という考えで行ってしまいました。

もうやめようと思い、パチンコ屋のトイレに1万円札を流したこともあります。なぜやめられないのでしょうか。ちなみに、友達などは私がパチンコパチスロをやることは知っています。

親は知りません。私は地元が●●県なのですが、転勤のため◎◎県に今一人暮らししています。通勤ルートには2つもパチンコ屋があります。そこを通らないと会社へはたどり着けません。

昨日、1円パチンコをしにいき、5000円負けたところで20スロへ行きました。7000円勝って家に帰りました。

今日もそうです、1円パチンコで遊んで、運良ければ勝てればいいかなと思い、パチンコ屋へ向かってしまいました。

私はアパートの四階に住んでいるのですが、下に降りていくのがめんどくさくて、ゴハンもひどい時は宅配ピザを頼んでしまいます。

それなのに、パチンコをしに行くとなると、なんのめんどくささもなく下まで降りていってしまいます。。。

結局、今日は財布に入っていた3万7千円全てを失ってきました。帰りにコンビニで、サイフのなかをみたら270円しか入っていなくて、コンビニのおにぎり2つ買うのもやっとでした。

パチンコについて、人に相談するのは初めてです。

どうしても辞めたいです。顔も知らぬ私に、どうかご教授をお願いします。



■タカビーからの回答

Kさん、はじめまして。タカビーです。

ご相談承りました。私から、いくつかアドバイスさせていただきます。

あなたはまだお若いですね。24歳なら大丈夫です。今の悩みもいつか人生の肥やしになると思います。ただし克服するということが条件です…。

あなたのメールを拝見して気づいたのですが、今現在、これといって心を揺さぶられるものをお持ちでないようです。おそらくですが、パチ・スロへの依存は主に習慣的なものでしょう。

これは私の予想ですが、パチ・スロに依存しているといっても行きたくて行きたくてウズウズするといったものでもないでしょう。違うでしょうか?

なんとなく行く。そこで機械の前に座るとなぜかホッとする。そんな具合ではないでしょうか? おそらくそうならば、習慣性依存が一番の問題だと思います。今のあなたにとって、パチ屋は唯一心が癒される場所になっているはずです。

結論から言えば、パチ・スロへの習慣的依存を取り払うためには、新しい習慣を身に付けるしかありません。つまり生活のリズムも含めて、新たに良い習慣を身に付けるのです。悪い習慣を取り払うのは至って困難です。ですが、良い習慣を身に付けることは意外とできるものですよ。

まずはあなたの部屋の整理整頓と徹底的な清掃です。タンスの中も引出しも全てやってください。一見、ギャンブル依存症克服と関係ないように見えますが実はとても大切な作業です。

次に金銭管理をしっかりとするために、家計簿を付けましょう。家計簿の基礎となるものは買い物の領収書です。このメールはPCからのようですね。

PCがあるのなら、どこかのサイトから無料でダウンロードできるはずです。1ヶ月、自分がいくらで生活できるのか把握できれば、あなたは一回り大きくなれます。そういった気付きが、金銭感覚の快復と自立につながります。

それと、今回のメールを拝見したのですが、「めんどうくさい」という言葉が目に付きました。おそらくですが、人間が堕落するのはその「めんどうくさい」と思ったときからなのです。正確にいえば、「面倒くさいを放置した時」からです。

人間だれでも「面倒くさい」と思うものです。ここで何もしないと進歩せず堕落が始まります。

考えてみれば文明の進歩というものは、「面倒くさいもの」を克服しようとするから生まれてきたといえます。ですが「面倒くさい」と考えるだけでは何も生まれなかったでしょう。それを克服した結果が文明であると私は考えます。

これからはめんどうくさいと普段感じていることを、敢えてやっていくことにしましょう。食事の準備がめんどうくさいのであれば、逆に食材を買いに行って調理してみればよいのです。レシピ本を買うのもよいでしょう。そうすれば料理を作る喜びに出会えるかもしれません。

部屋を片付けるのが面倒くさければ、逆にいつも片づけることです。そうすれば片づける手間は、少なくて済むことでしょう。誰かを自分の部屋に招くことだって億劫でなくなるかもしれません。そうして新しい出会いが生まれないとも限りません。

自分のことで恐縮ですが、私はそうやっているうちにパチ・スロする時間など全くなくなってしまいました。それまでは自分の生活すべてに手抜きをしてパチ屋に行く時間を捻出していたからです。


It is all in the first step. (最初の一歩を踏みださねば 何も始まらない)

思いたった今こそ、すぐに始めてみてください。

それと、今回の相談メールを私のブログに掲載したいのです。もちろんあなたのメルアドなど個人情報は一切伏せます。ちょうど書こうと思っていたことだったので、お許しいただければ助かります。

もしも許可いただけるのであれば、返信にてお知らせください。
それでは失礼いたします。


■堕落は「面倒くさい」と思うことから

文中でも書いていますが、私は面倒くさいと思うことが一つのターニングポイントではないかと思います。

ターニングポイントとは、それを克服するか放置するかの選択です。

恥ずかしい話ですが、私は自らが依存していた頃、パチ・スロに勝つためならばどのような手間も惜しみませんでした。攻略本を読み漁り、店からのメールにマメに目を通し、データを取り…。

まあ、やれることはすべてやったといえます。それほどまでにパチ・スロが好きだったといえるでしょう。ですが、依存症ギャンブラーの中には好きでもないのに、習慣だけで通う方がいらっしゃいます。

そういった方の話を伺うと、共通することが多いです。

・家事や仕事に積極的になれない
・趣味がない
・パチ・スロ以外に興味がない
・人間関係が煩わしい
・とにかく面倒くさい

「面倒くさい」という言葉は、最近の高校生もよく使うようです。我が家の次女も、そうです。少し説教すると、「面倒くさい」と言って、プイと席を立ちます。

私が「面倒くさい」というのはどういうこと?と尋ねると、明快な答えは返ってきません。彼女の話を聞いていて感じるのですが、「面倒くさい」と言うときはかなりマインド的に疲れている時です。そして彼女が何かから、逃避している時だと私は感じるのです…。

私は、この「面倒くさい」という言葉の中に、人間が堕落する大きな要素が詰まっているような気がします。

保険屋時代 その8

こんばんは、タカビーです。

自民党が大勝して阿部内閣が発足したわけですが、私は大阪府民として一つ気がかりなことがあります。

それは「彼が 大阪へカジノを誘致しないだろうか」ということです。

先日、大阪市長の橋下氏が阿部総理の前で、大阪舞洲へのカジノ誘致を嘆願したそうです。その席上、阿部総理も熱心にメモを取っていたといいますから、ひょっとして前向きに考えているのかもしれません…。

それにしても、この橋下という人はしつこいですね…。よほどバクチ好きだと見えます。以下は、彼のカジノ議連に対する言葉です。

「ギャンブルを遠ざける故 坊ちゃんの国になった 小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね 全国民を勝負師にするためにも、カジノ法案を通してください」

こういったオツムの人が大阪市の市長なのです。そしてその手下が知事。彼らの一味である泉佐野市長と西成区長が、泉佐野市と西成区にカジノを誘致するよう求めているというのですから、どうにもなりません。

いろいろなことに失敗し、数々の批判を浴びて失脚した民主党政権ですが、橋下氏のカジノ特区構想には最後まで首を縦に振りませんでした。あれは大阪にとって、幸いなことだったなと今になって感じます。

さて…。阿部政権は、カジノについてどういった姿勢で臨むのでしょうか? 大阪にカジノを作っちゃうのでしょうか? またパチンコ業界をこのまんま温存するのか、それとも一定のけじめをつけるのか? このあたりにも注目です。


悔しさゆえに堕ちるギャンブラーたち

パチンコして負けると悔しい。きっと誰でも経験あることだろう。

ところがギャンブルというものは、こういった人間の心理を上手く利用して作られている。悔しければ悔しいほど、深みにはまっていく仕組みが存在するのである。

ボクは今までに、この悔しさの亡霊に取りつかれて身を滅ぼした人を何人か知っている。

涙を浮かべてハンドルを握り締めながら、左手で台を叩き続ける老婆がいた。台のガラスをたたき割って店を飛び出し、店員に取り押さえられて喚く女もいた。

そういった人たちに共通の特徴が一つある。それは、泣こうが喚こうが台を叩こうが、また次の日には台と向き合っているということである。

負けの悔しさはストッパーになりはしない。そして取り戻したいという憎悪の火が燃え上がれば燃え上がるほど深みにはまり、ギャンブラーたちは破滅していくのである。

だが負けるとひとことで言っても、いろいろな負け方がある。そもそもギャンブルに勝ち負けなどないというのがボクの考えだが、それはさておき、「誰かにカマ掘られたときほど悔しいことはない」というのがホンネだろう。



■あるホステスの破滅

あの頃、ボクが通っていた店には出勤前のホステスさんが多かった。出勤までの暇つぶしでパチ屋に居るホステスさんは、世間にはかなりいることだろう。まあ彼女らにしてみれば憂さ晴らし程度なのだが、中にはとことんハマってしまう子がいるのである。あの店の常連だった「リカ」もその一人だった。

リカは普段真面目な子で、お店での評判も決して悪くなかった。パチ屋で顔なじみの客を店に連れてくるという、一石二鳥の一本釣りも得意だった。お店は商売熱心なリカを、ありがたく思っていたことだろう。

実はこのボクも、リカに一本釣りされたくちである。人情味のあるママさんを気に入ったこともあって、リカがいるお店には何度も通ったものである。

ところが、このリカには大きな問題があった。というか、今考えてみれば当時彼女はかなり酷いパチンコ依存で、既にどうしようもなくなっていたのだと思う。

普段大人しく打っているときは別段問題ない。ただ単に他の客同様、ヤラれているだけのことである。ところが、時として彼女の悪い癖が出ることがある。それはカマを掘られた時だ。

一発台好きの彼女は、いつもタンブラーかホットラインとかいう機械ばかり打っていた。だが、彼女が見切りをつけた台に他の客が座ると、突然態度がおかしくなるのである。

急にソワソワしだし、あたりをキョロキョロし始める。そして自分が座っていた台の方を、何度も何度もチラ見するのである。

何度か彼女から話を聞いたことがあるが、自分の座っていた台をカマ掘りされるとはらわたが煮えくり返るくらいムカつくらしい。カマ掘りされると、彼女は別人のようになった。

そんなときの彼女は、自分がプレーした台すべてにライターを置いていく。その理由は一つ、他の客にカマ掘りされないためである。そうなると、それらの台が気になって気になって仕方がなくなる。出勤の時間も頭の中からぶっ飛び、それらの台を回り延々と金を使い続けるのである。

ところがそんな彼女も、ある日を境にプツリとそのホールに来なくなってしまった。しばらくしてリカが勤めていたお店に行く機会があったのでママに聞いてみると、次のようなことだった。

「リカちゃんね 給料前借して 服やバッグ全部質入れしてね… サラ金から追いかけられまくって どこかに逃げたらしいわ いい子だったんやけどねぇ」

ママはため息をつきながら、ボクにそう話した。

その後風の便りで、リカが隣町のパチ屋に居たという話を聞いたが、それがリカの噂を聞いた最後だった。

パチンコへの依存は、善良な人物の人格を落とし、人相さえも変えてしまう。失踪する直前のリカがそうだった。眉間に縦の皺が入り始めていたし、「あの真面目なリカが 枕営業した」という噂さえ聞いたものである。

繰り返すが、パチンコへの恨みも金への執着も、全て破滅するスピードを速めるだけなのである。難しいことだが、そういったことは時間をかけて忘れ去るより方法がないのだろう。

続く

保険屋時代 その7

こんばんは、タカビーです。

最近、「アベノミクス」という造語が氾濫していますが、ようは阿部新総裁が掲げる新経済政策を称して、そう呼ぶようです。

金融緩和と公共事業投資・インフレ促進が売り物の経済政策と見ましたが、どうも悪い予感がします。アベノミクスを簡単に、そう! かーんたんにいうならば…

「物の値段が上がって 雇用が生まれない しかも賃金上昇も見込めない」ということでしょう。これから先日本という国は、どうなるのでしょう? ますますわからなくなってきました。おそらく今まで以上の二極化が進むのでしょう。

それと…

何だか巷では、国防を言い訳に「軍備拡張」が正論になりつつあります。開戦しちゃえばいいとか、核軍備とか、好戦的な人も目に付くようになりました。

ボクは半世紀以上前に犯した過ちを繰り返す道に、今この国はドップリと浸かり始めているような気がします…。

さて、今日は保険屋シリーズその7をお送りいたします。


パチ屋で誰かを呼ぶとき

パチ屋の中で誰かを呼ぶとき、幅を利かせているのがいわゆる「代名詞」である。

つまり、「オニイサン オネエサン おっちゃん おばちゃん」などといった言葉である。

それはなぜか? 簡単な話だ。殆どの人が知り合いの名前と素性など殆ど知らないのである。

ボクも経験があるが、人間というものは名前で呼ばれないうち呼ばないうちは、本当の付き合いが出来ていない。つまり、自分は相手のことを信用していないし、相手だって自分のことを信用していない、というわけである…。



■賭場でのルール

実はこういったハナシは、パチ屋以外の世界でもある。特筆すべきなのが男女の世界である。

心を許せない男女はお互い名乗ろうとしない。このことは、それなりの遊びを経験した人であれば納得できることだろう。

だが男女以外の世界で、そういったルールが存在する場所がいくつかある。一つは酒場である。酒を帯びれば、誰の言うことも信用してはならない。というのがその本音というか、酒場でのルールであろう。

さて、ここで話を博打のことに戻そう。

バクチは現金前払い。それは今も昔も変わらない。それは最低限のルールなのである。その理由としては、そもそもバクチ打ちなど信用などできないということもあるだろうけれど、「勝負が終わった後は 負けを支払う気が失せる」ということに起因しているのではないだろうか。

冷静に考えればわかるが、負けた後に借りたお金を返す気など失せていて当然である。だからこそ、賭博場でのルールは、いつも「現金の前払い」なんだろう。そしてもう一つ…。博徒に金を貸すのは絶対のタブーなのである。


■踏み倒しのK

ところがどっこい、そんなことはお構いなしでだれかれかまわず金を借りまくる輩がいる。ボクが通っていた店では、Kがそうだった。

突然、呼び止められ喫茶店に連れて行かれる。そしてそこで彼が話すのは、こういった内容だ。

「なあ 悪いけど5万円ばかり貸してくれや 今ワシ懸命に234番追ってるんや 吹いたら返すから なんとか頼むわ」234番というのは、フィーバー機である。そう回りもせず鳴かず飛ばずの台である。

そういった台に勝負する金を、平然と他人に貸せというのがこういった輩の常だった。そして貸さなければ凄んだり嫌がらせをしたりするのである。

その筋に少しばかりつながりがあるというのが、Kの強みだった。だから彼はそのことをちらつかせ、誰にでも金をせびった。

勿論だが、返す気など全くない。というか、ボクはそれまでに返してもらった人を知らないのである。金を借りた人物とホールで隣通しで座っても、全く意に介さなかった。まるで金借りマシーンである。

そういった蛆虫のような人物が出入りする場所に、ボクは毎日のように通っていた。 

続く

保険屋時代 その6

こんにちは、タカビーです。

今回徒然に書いている記事は、そもそもボクが損保会社の営業社員だった頃の想い出話を綴っているものです。

時代でいえば、1980年中頃から1990年前半にかけてといったところでしょうか。ちょっと不謹慎な話で恐縮ですが、当時流行っていたパチンコ機は平和のブラボー・レーザースペィシーやスーパーコンビ、スロット機ではヤマサのパルサーXXかユニバーサルのトロピカーナが全盛の頃でした。

・一発台
・フィーバー機
・電役機
・権利物
・羽根物
・アレパチ
・スロット機

パチ屋にはこれらの種類の機械が並んでいて、パチンコ産業がどんどんと成長し続けた時期でもありました。おそらくですが、依存者が急激に増えたのもあの頃でしょう…。


80〜90年代のパチ屋は

そういえばその頃、ボクは行きつけのホールで「保険屋」というあだ名で呼ばれていた。下町のど真ん中、しかも商店街に近いとあって、そのホールに出入りしていた連中は十人十色だった。

・店舗をいくつも持っている質屋のボンボン
・なぜか昼間でもいるサラリーマン
・腐るほど金を持っている未亡人
・パトロン待ちのホステス
・幼稚園送迎バスの運転手
・有名割烹店の板前長
・年金暮らしの夫婦
・呉服屋の店主兄弟
・不動産屋の大将
・Δ猟翰人
・居酒屋の店主
・パチ屋の店員
・寿司屋の倅
・女子高生
・愛人さん
・美容師
・ホスト
・税理士
・公務員
・ダフ屋
・ノミ屋

これから、それらの人物の中で印象に残っている人について書いていきたいと思う。



■腐るほど金を持っている未亡人

あの店の常連だったオバサンに一人の未亡人がいた。驚くほどの資産家だと聞いたことがある。何しろ、持ち物と服が違うのである。

40過ぎたオバサンが、パチ屋へシャネルのスーツを日替わりで着てくるものだから、いつも他の客にバカにされていた。バッグはもちろんヴィトンで、靴はなんだかかわいい蝶飾りが付いた、高そうなやつばかり好んで履いていた。おそらくフェラガモだったんだろう。

そのオバサンがまたなんというか若い子が好きで、台など関係なく若い男の子がいると遠慮なく横にベッタリと座って体をすり寄せた。店内がガラガラでも、お構いなしである。ボクも何度かヤラれた。横に座られるとプワゾンだかなんだかしらないが、どぎつい香水の匂いがプンプンした。

ある日のこと、同年輩の顔見知りの会社員がお茶に誘われたらしい。そしてそいつもノコノコと付いて行ったというのだから、もうホールの常連たちは興味津々である。

さぞかしたくさんの貢物でも頂戴したのだろうとボクが彼からあれこれ聞くと、パチ屋の中ではイジイジしていても、喫茶店では厚かましく喋るオバサンだったらしい。

彼は「付き合いせえへん?」というお誘いを辞退したらしいが、その途端にプイと席を立ち、結局お茶代もワリカンだったという。余りのお粗末さに、皆で笑い転げたことを思い出す。


■なぜか昼間でもいるサラリーマン

それとあの頃は、なぜか昼間でもスーツにネクタイ姿の会社員がけっこうホールには居たように思う。

ボクが勤務していたF火災には、かなりたくさんの強者がいた。出禁を経験した奴が、ボクを除いて少なくとも2人はいたからね。保険の稼ぎよりもパチのアガリの方が多い奴も何人かいた。

悲しい話といえば、一人の中年サラリーマンのことを思い出す。彼はたしか、自動車ディーラーの社員だったと思う。

彼は、ボクが出入りしていた店の常連客だった。ある日のこと、彼がボクの横に座ってポツリと言った。

「キミ まだ若いやないか こんなことしてたらアカンで」と。しかしながら彼はボクにそう言いながら、いくらヤラれてもホールを離れなかった。

そんな彼もいつしかその店に来なくってしまった。しばらくして風の頼りに聞いた話では、会社の金を使い込んでスロットをしていたのがばれて解雇されたとのことだった。

あの頃からパチ屋というところは、寂しい人の吹き溜まりだったように思う。そしていつも、なにかしら悲しい話が有った。


続く

保険屋時代 その5

新年、あけましておめでとうございます。

旧年中は小ブログをご愛顧いただき、まことにありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いします。

年末から新年にかけて時間がなく、ブログも掲示板もちゃんと手を入れることができませんでした。謹んで、あなたにお詫び申し上げます。

それと掲示板参加者の皆様にお願いいたします。どうかメインスレッドに勝手な書き込みをしないでください。

メインスレは、新規参加者さんの参加表明と管理者への連絡専用となっています。何卒ご理解くださいませ。

さて…

新年はおめでとうと言うのが習わしですが、きっと年末から新年にかけておめでたいどころか悲観に暮れている方もいらっしゃることでしょう…。

ギャンブル、特にパチ・スロに、新年も何もあったもんじゃないです。賭博は生活するのに必要なお金を、容赦なく奪い取っていきます。依存症ギャンブラーにとっての新年は、ただ単に持て余す時間が多くなるだけでなく、一層劣悪なボッタクリ状態で金を失うことに他なりません。

これから3連休の方も、さぞ多いことでしょう。あなたが無事に過ごされることを、心よりお祈りしています。

今日はちょっと保険屋とは違う話になりますが、余興としてお読みいただければ幸いです。

プロの掟とは

パチプロなどと言うと、世間では少しカッコよく聞こえたりするものである。ちょくちょくある話だが、真面目に生きているということを照れるというか恥ずかしく感じている世代や時代があったりするのである。

かくいうボクもそうだった一人である。憧れる世代どころか、かなりの歳のオッチャンになってからもそう思っていた。ようはアホだったのである。

プロというと聞こえがいいものだ。だが、現実は違う。プロとは、そんなにきれいなものではないのである。ましてや、憧れに値するような代物では断じてない。

彼等の目的とはただ一つ。ホールから金を持ち帰ることである。手段はどうでもよい。

そしてそれが唯一、プロがプロであるための掟でもあるのだ。



■つけるべきケジメ

前回の続きだが、その店の自称プロSは組んでいる店長の異動という憂き目に遭い、全く稼げなくなってしまった。

なにしろそれまではといえば、座っているスロット台は毎日設定6。一発台はといえば一味が、ユル釘台のたらいまわしか放り込みで抜くといった塩梅だった。

そういった美味いハナシが新しい店長が来るというだけでおじゃんになるわけだから、連中にとって一大事である。しかしながら変な話、ああいった連中の筋道をつけるということならば、次のような手順を踏むのが当然である。

1.それまでの店長に 顔つなぎをしてもらう

2.そのうえで きちんとケジメをつけて挨拶をする

3.それなりの手土産を持参する(もちろん現金)

4.新しい店長と「新しいルール」を決める

5.交渉成立

だがSは、そのことをちゃんとしなかった。


■イカサマプロの末路とは

Sがそうしなかった理由については、いろいろなことが憶測できる。まず一番可能性として高いのは、それまでの店長が不祥事などの理由で飛ばされるか解雇された場合である。そういった場合、後任の店長と顔つなぎなどできるわけがない。

次に考えられるのは、(かなり可能性が低かったが)後任の店長が真面目な人物であった場合だ。「プロと組んで一儲けなど とんでもない!」などと思う人であれば、交渉もなにもあったもんじゃないだろう。

だが後程聞いた話によれば、どうやらSは店を舐めきりちゃんとした手順も踏まずにコトに及んだようなのだ。ではなぜボクが次にきた店長が、真面目な人物でないと断言できるのか? それはその店長も、他の一味と組んでいることを知っていたからである。

店長が入れ替わってしばらくしてから、Sはスロットのコインが入っている保管ケースからコインを抜き取っているところを、モロに店長に見つかったしまったらしい。

そしてそれ以来、Sは出禁になったのである。もちろんだが関連していた店員は飛ばされ、一味も出禁となった。

事情をよく知る店員から話を聞いたが、Sはそれまでも保管ケースからコインを抜き取って、換金していたという。インチキとかイカサマを通り越して、完璧な窃盗である。

で、そのパチンコ店がその後どうなったかだが、平和を取り戻したように見えたのも、ほんのつかの間だった。

また別の蛆虫がやってきて、その店を取り仕切るようになったのである。やはりモーニングといった不公平な利益分配システムには、大きな欠陥があったといえるだろう。

今思えば、あの頃ボクが出会ったプロと呼ばれる連中は、皆腐りきったやつばかりだった。語弊があるといけないので書いておくが、その後にボクは卑怯な手段を使わずに正々堂々と稼ぐプロにもたくさん出会った。

そういえば、いろいろな人物と人間模様に出会ったのもあの頃だ。次回はその頃ボクが出会った、悲しい人たちについて書いてみたい。

続く
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