ギャンブル依存症克服への道　～パチンコ依存症・スロット依存症・断ギャンブル道場です！～ : ギャンブル依存症克服法エピソードその４（コイン要らずの罠）

タカビーです。

今日は少しやわらかいお話をしましょう。
しょーもない、アホな想い出の一つです。

題して、『コイン要らずの罠』です。

パチスロも、パチンコも、当たり前のことですが、遊戯するためには、コインと玉を買わなくてはいけませんよね～。

でも、もし、買わずに遊戯できるとしたら？
モチ、ムフフですよね～！

　～そんなことが実際にあったお話です・・・・・。～

昔から今日に至るまでのパチスロ機で、人気があった機械といえば・・・・・？

　～いろいろと候補はあるでしょうが、～

大花火、パルサー、獣王、金太郎、吉宗、・・・・・・・、いやいやジャグラーだとか、みなさん、それぞれランキングをお持ちでしょう。

でも、そんな中でひときわ輝いていた機械として、ユニバーサルの、

　～　トロピカーナ７Ｘがあります。～
　かれこれ、20年以上前の機械ですね。

この機械は、ボーナスが入ると遅れが発生する機械で、入った瞬間の遅れがたまらなくて、ハマっていた人はむちゃくちゃ多かったのです。

私もそんなひとりだったわけですが、実に面白い経験をしたことがあります。

通常は、コインを3枚投入する　→　レバーを叩く　→　ストップボタンを押す以上の、繰り返しがパチスロの基本的な操作です。

　～或る日、私が通っていた店でのこと・・・・・、～

いつものように回し始めて、しばらく経った時、コインを投入すると返却されました。

つまり、下のコイン受けに3枚のコインが戻ってきたのです。
もう一度入れなおしても、やはり帰ってきます・・・・・。

コインを投入しても、全く受けつけません。
しょうがないので、店員を呼んで言いました。

「コイン、入れられへんで！」

店員は、台のレバーを叩き一言、
「何やコイン、入ってるやんか！」

　～そう面倒くさげに言うと、
　　持ち場へ帰っていきました。～

「？？？？」
あれ！　でも、コイン帰ってきたよな～、おかしいなあ？

そう思いつつも、ストップボタンを押しました。
すると・・・・、何と勝手に自動でベットされるじゃないですか！

コンコンコンと、1回ずつ、そして3枚ベットを示すランプが点灯するのです。

レバーを叩くとちゃんと回ります。
子役が揃えば、ちゃんとコインが払い戻されます。

　～コレって・・・・・、ムフフ！！～

思ったとおりでした、コインを投入することなくプレイできたのです。

そして、子役が落ちた分、コインが増えていきます。
つまり、その機械は、元金要らずのパチスロ機となりました。

　～そりゃあもう、ひたすら喜びましたよ！～　^^

絶対に負けることが無いのが、確定だからです・・・・・。
　～とてつもなく勝てるのは明らかです。～

ところが、事はそう簡単には運びませんでした。　それから喜び勇んで打ち続けると・・・・・、

　～なぜか、コインは落ちるけれど、
　　　ボーナスを引いてきません。～

1時間経っても、2時間経っても・・・・・、サッパリボーナスを引かないのです。

　～それまでは、けっこう順調に出ていたのです。～

突然、コインは減らないとはいえ、ハマってしまったわけです・・・・・。

そして、いよいよ3時間ハマって、様子がおかしいことに気が付きました。

どうやら、子役は抽選するが、ボーナスの抽選はされていなかったようでした。

しょうがないので、店員を呼んで台を修理してくれるよう頼みましたが・・・・・・、

　～結局は直らずじまいで・・・・・、～

少しはコインも増えましたが、4時間くらい無駄な時間を使い、たいした儲けにもならず、普通に打っていたほうが遥かに良かったのでした。

まあ、“ズルいことすれば、ろくなことがない”という見本みたいな結果になりましたが、

　～本当に面白い経験したもんです。～

でも・・・・・、

あれで、ボーナスも抽選してたら、いったい何枚出てたんでしょうかね？

あの頃のパチ屋は、今のパチ屋ほど過激ではなく、社会的な問題をここまで起こしはしませんでした。

　～少しは、庶民の暇つぶしの
　　相棒になってくれたもんです。～

　～今じゃ、信じられない話も結構ありますよ。～

　製造の段階で欠陥のフィーバー機とかね、

　～スタートチャッカーの賞球が、
　　　　１５個出てくるわけです。～

そのことに気付いた私の知るプロは、気付いたその日から一日も休まずに、その機械が入れ替えになるまでの半年間、

　～店に気付かれぬように、
　　　毎日こそこそと抜き続けました。～

入れ替えになるまでの間に、300万円くらいは抜いたって言ってましたね。

　ホッパーの故障したパルサーとかね、

　～どんな子役でも払い出しさえあれば、
　　　30枚くらい出てきましたからね。～

チェリーでも30枚出てくるわけです。　この台も、店が気付くまでの間、数人のプロが順番まで決めてきっちりと抜きました。（＾▽＾爆）

あのころのパチ屋は、今ほどきっちりとコンピューター制御されてませんでしたから、

　～こんな、呆れるようなことが結構あったもんです。～　

まあ、好ましくはないでしょうが、

　～あまり罪の無い時代だったと思いますね。～
　庶民とパチ屋との距離がもう少し、近かったんでしょうね。

他にも、いろいろなしょーもないお話があります。
また機会があれば、お話していきますね。

　～あ、たまには息抜きってことでね。
　　でないと、あなたに叱られちゃいますもんね。～

それでは

今日は、追記ありませんからね。^^;