おはようございます、タカビーです。
先日、娘の通う中学校の進路指導の資料を見ました。 その資料を見て、かなり驚かされました。
今日は少し今の日本の教育について、私の思うところを書かせていただこうと思います。
少しややこしい話なので、興味の無い方はどうぞパスされてくださいね！
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな教育でホンマにエエのか？
かつての日本は教育大国といわれてました。 いろいろな国から日本の教育をモデルにしたいと、熱心な視察団が訪れました。 日本の教育は実質、世界一だったのです。
ところが最近では世界一どころか、日本という国は教育でも文化でも治安でも大きく立ち遅れた国になってしまいました。
しかしながら、どうですか？ いまだに日本の国の中では、教育産業が大きく幅をきかせています。 中高一貫の名門校といわれる私立校に子供を入学させるために、親たちは躍起になっていますね・・・。
なぜなら、そういった「脱ゆとり教育」をしている学校に子供を通わせないと国公立やブランド校に自分たちの子供を合格させることが困難だからです。
■ゆとり教育の犯した罪とは
「ゆとり教育」はゆとりどころか、子供たち全般のレベルを下げました。その一方で、金を使わないと子供を有名校に合格させることができなくなるシステムを作り出したともいえます。
ちなみに中高一貫の進学校である私立校などは、体育祭などの学校行事が雨天で流れても順延せずに即座に中止という学校が多いです。
こういった学校は、最低限のカリキュラムを高校の２年生までで終了させてしまいます。 そして高校３年の１年間は、ミッチリと受験に特化した教育を施します。
こういった受験に特化した私立校を作ってしまったのが、過去の教育改革における「ゆとり教育」導入だったのです。
間違いなくいえることだと思いますが、こういった事実からして今の日本の教育は落ちこぼれを作る教育なんです。 それだけではありません。 今義務教育の段階で、多くの学校では２極化が進んでいます。 つまり勉強ができる子と、できない子の二通りに分かれてきたともいえます。
できる子はとことんできるし、できない子はとことんできないのです。 そして親たちは、自分たちの子供を何とか「できる子達のグループ」に入れたいと望んで夢を託すわけです。
今回は自分の子供の通う学校の資料を見せられて、このことを痛感しました。 とにかく両極端なのです・・・。
■底上げの重要性をフィンランドに学ぶ
私のブロ友さんに、今は更新をお休み中の優希さんという方がいらっしゃいます。
彼女もよく書かれていらっしゃいましたが、フィンランドという国は世界一の教育水準を持つ国です。
この国がやっているのは日本とは全く違う教育政策です。 日本が落ちこぼれを作る教育なのに対して、この国では全ての子供たちを底上げするための教育がなされています。
こういった教育政策が実って、フィンランドは世界一とも言える教育水準を構築したのです。 ちなみにフィンランドには受験の進路指導なども無く、学歴社会でもありません。
■これから日本の教育に必要なこととは
確かに優秀な人物を育てることは大切です。
しかしながら、一部の子供たちのレベルだけを上げて落ちこぼれていく子達からは目を背けるのはどうでしょうか？
例えば大阪府の知事などは、学区をなくして一部の有名進学校のレベルを高めようとしています。 おそらく近いうちに、レベル別教育制度が日本でも導入されていくことでしょう・・・。 学校選択制という恐ろしい制度も、これからは浸透してくると思われます。
こういったやり方は、下手をすればますます生徒のレベル差を作り出して教育格差を生み出す可能性があると感じます。
私は今、全速バックオーライの教育改革に期待しています。 今現在の日本の情況を救うのは経済政策も勿論でしょうが、やはり人だと思います。 つまり教育なのです。
日本人全般の底上げが必要なのだと思っています。 よろしければ、あなたのご意見をお願いいたします。
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先日、娘の通う中学校の進路指導の資料を見ました。 その資料を見て、かなり驚かされました。今日は少し今の日本の教育について、私の思うところを書かせていただこうと思います。
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こんな教育でホンマにエエのか？
かつての日本は教育大国といわれてました。 いろいろな国から日本の教育をモデルにしたいと、熱心な視察団が訪れました。 日本の教育は実質、世界一だったのです。
ところが最近では世界一どころか、日本という国は教育でも文化でも治安でも大きく立ち遅れた国になってしまいました。
しかしながら、どうですか？ いまだに日本の国の中では、教育産業が大きく幅をきかせています。 中高一貫の名門校といわれる私立校に子供を入学させるために、親たちは躍起になっていますね・・・。
なぜなら、そういった「脱ゆとり教育」をしている学校に子供を通わせないと国公立やブランド校に自分たちの子供を合格させることが困難だからです。
■ゆとり教育の犯した罪とは
「ゆとり教育」はゆとりどころか、子供たち全般のレベルを下げました。その一方で、金を使わないと子供を有名校に合格させることができなくなるシステムを作り出したともいえます。
ちなみに中高一貫の進学校である私立校などは、体育祭などの学校行事が雨天で流れても順延せずに即座に中止という学校が多いです。
こういった学校は、最低限のカリキュラムを高校の２年生までで終了させてしまいます。 そして高校３年の１年間は、ミッチリと受験に特化した教育を施します。
こういった受験に特化した私立校を作ってしまったのが、過去の教育改革における「ゆとり教育」導入だったのです。
間違いなくいえることだと思いますが、こういった事実からして今の日本の教育は落ちこぼれを作る教育なんです。 それだけではありません。 今義務教育の段階で、多くの学校では２極化が進んでいます。 つまり勉強ができる子と、できない子の二通りに分かれてきたともいえます。
できる子はとことんできるし、できない子はとことんできないのです。 そして親たちは、自分たちの子供を何とか「できる子達のグループ」に入れたいと望んで夢を託すわけです。
今回は自分の子供の通う学校の資料を見せられて、このことを痛感しました。 とにかく両極端なのです・・・。
■底上げの重要性をフィンランドに学ぶ
私のブロ友さんに、今は更新をお休み中の優希さんという方がいらっしゃいます。
彼女もよく書かれていらっしゃいましたが、フィンランドという国は世界一の教育水準を持つ国です。
この国がやっているのは日本とは全く違う教育政策です。 日本が落ちこぼれを作る教育なのに対して、この国では全ての子供たちを底上げするための教育がなされています。
こういった教育政策が実って、フィンランドは世界一とも言える教育水準を構築したのです。 ちなみにフィンランドには受験の進路指導なども無く、学歴社会でもありません。
■これから日本の教育に必要なこととは
確かに優秀な人物を育てることは大切です。
しかしながら、一部の子供たちのレベルだけを上げて落ちこぼれていく子達からは目を背けるのはどうでしょうか？
例えば大阪府の知事などは、学区をなくして一部の有名進学校のレベルを高めようとしています。 おそらく近いうちに、レベル別教育制度が日本でも導入されていくことでしょう・・・。 学校選択制という恐ろしい制度も、これからは浸透してくると思われます。
こういったやり方は、下手をすればますます生徒のレベル差を作り出して教育格差を生み出す可能性があると感じます。
私は今、全速バックオーライの教育改革に期待しています。 今現在の日本の情況を救うのは経済政策も勿論でしょうが、やはり人だと思います。 つまり教育なのです。
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タカビーさん
タカビー
ふりすけさん
ふりすけさんは、なかなかしっかりとした考えをお持ちだと思いますね。
＞極端ですけど、二極化ということは全体の半数で支えるということになりますからね。
よく考えてみれば、本当にそうですものね。 先ほどhirokunさんも書かれていましたが、日本は資源が無い国なんです。
せめてふりすけさんやhirokunさんの２世ちゃんが、大人になる頃には住みよい日本になって欲しいですね。
解除リンクについてのご説明、どうもありがとうございました。
納得ですよ！
１クリック解除ではないのですね！
今、ウイルスバスターのユーザーの場合、ソフトが自動的に１クリック解除のリンクをクリックするらしいですから。
ご訪問ありがとうございました。