おはようございます、タカビーです。

今日はギャンブル依存症について、基礎的なお話をさせていただきます。


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依存者と依存の対象との関係は

依存についての知識がおありの方ならば、今更申し上げることもないことですが…。

依存者は、依存の対象と離れて暮らすしか選択肢がありません。


■依存は完治しないという事実

ギャンブル依存症を克服するとは…、

・自らの依存を自覚し
・治療を試み
・快復し
・克服する

こういったＳＴＥＰを経るのが通常です。　そして私が考えているのは…、

快復とは　ギャンブルをしない状態を継続できることであり克服とは　苦痛なく自然にギャンブルと縁を切って生きていけることであるということです。

167860619_0d1c6fc345_mしかしながらここで勘違いされる方がいます。　それは、依存が完治すると思われる方です。

そして依存が完治するとはどういうことなのか？

それは依存の対象と再び生活を共にすることができるということなのです…。

そしてここで一つ申し上げるならば、私が知る限りにおいて依存が完治したという例はありません。


■二度と同居は許されないという事実

例えば禁パチを始めると、１ヶ月くらい経った頃から徐々にパチンコに行かないでも大きな苦痛を感じなくなってきます。

その頃になると、それまでパチンコにつぎ込んでいた莫大な時間とお金を節約したり、他の事で活用しようと考え始めます。

こうなってくるのは、依存の対象と一定期間離れることで正常な金銭感覚と思考が戻ってくるからです。

通常こうなると、後はそれが習慣化するまで禁パチ生活を続ければ克服することが可能です。

しかしこの段階で勘違いされる方がいます。　それは自分のギャンブル依存症が治ったと思われる方です。

実際にそう考えて再びパチンコを始め、その結果以前よりも酷い状態になって破綻した方が多くいらっしゃいます。

最初は「今度こそ同じ轍（てつ）は踏まない。　ハマりはしない！」そう考えてパチ屋に行くのですが、結果は以前と同じような依存の世界に逆戻りです。　それどころかリバウンドといって、それまで以上に酷い状態になることが多いです。

つまり、

・依存の対象と同居は有り得ない
・禁パチは一生である

ということなのです。


■訪問者のあなたへ

私の考えがすべてとは言いません。　勿論、もっと良い快復・克服の方法が無いとは限りません。

ですが、依存者に対して確実にいえることがあります。　それは…、

・パチやスロをコントロールしてすることはできません

・禁パチ・禁スロは苦しいですが　パチやスロを続けることは、もっと酷い苦しみを抱えることです

・パチとスロはストレスの解消となりません

・パチとスロは「やるか　やらないか」二つに一つなのです

あなたが選ぶ道は、パチンコ・スロットをして破滅するか？キッパリと縁を切って幸せに暮らすか？これらの２択であるとお考えください。

そして最後に一言申し上げます。

禁パチ・禁スロを続けながら、それが苦しいと自殺したり気が狂ってしまったという人を私は知りません。

遊戯に没頭しながら苦しみ、ボロボロになった末失踪したり自殺した人なら何人か知っています…。


今日も最後までありがとうございました。

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