ある日 羊飼いのもとに1匹の子羊が来て言いました

羊飼いさん どうぞ私の言うことを聞いてくださいな

私はいつもみんなと牧場で仲良くお話をしています ところが昨日 他の羊にこう言われました

「お前らは いつもぺちゃくちゃとうるさくてしょうがない 少し言を謹んだらどうだ?」

私はこれからどうすれば良いのでしょう?

羊飼いは 羊の言うことを黙って聞いていました

次の日になりました すると今度は別の羊が羊飼いの前に現れて言いました

羊飼いさん どうぞ聞いてください

私はいつも牧場の木の下で ゆっくりと昼寝を楽しんでいます

ところがあの羊たちときたらどうでしょう! いつもペチャクチャと世間話ばかり これじゃ眠りたくても眠れないのです

しかもあいつらときたら 私にこう言うのです

「あんたが 眠る場所を替えたらどうなの? 私たちは ここがお気に入りの場所なのさ!」 

一体私はどうしたらよいのでしょう?

ところが羊飼いは うんうんと頷いて聞くものの 一向に何もしてくれません

そんなことが何日か続き 羊たちはみんなで話し合うことにしました なぜなら羊飼いに自分たちの悩みを話したにもかかわらず 彼が聞くばかりで 何もしてくれなかったからです

その結果 羊たちはお互いのことをちゃんと理解し合い 気遣いながら暮らすことが 結局自分たちのために一番良いことだと気付きました

それからというもの 羊たちは今まで以上に仲良く楽しく暮らすことができるようになりました

ところで 揉め事ばかり起こして 仲良く暮らすことを苦手にしている人たちがいるようです

牧場の羊たちも時々 「ああは なりたくないものだね」と噂しているそうです


この続きの話は、明日することにしましょう。

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