こんにちは、タカビーです。

今日は、依存症ギャンブラーとの離婚について書いてみたいと思います。


立場により違ってくる解決法

私は依存症ギャンブラーの問題行動に悩まれている方から、今までに何度も相談をお受けしてきました。殆どの場合、相談者は本人の家族かパートナーでした。

そういった中で一番多いのが「妻と夫」か「恋人同士」という関係でした。配偶者と恋人同士という関係を比べてみた場合、似通ってはいるのですが、かなり大きな違いがあります。

つまり、既婚者かどうかで、かなり解決方法も違ってくるということです。今夜は、離婚のメリットとデメリットについて書いてみます。



■離婚のメリット

離婚にはメリットもデメリットもあります。ですが、気をつけねばならないのは今回の場合、相手が依存症ギャンブラーだということです。

当然ですが、通常の離婚とは状況が異なります。以下、依存症ギャンブラーとの離婚で期待できるメリットです。

・精神的負担が減る
・金銭的不安が減る
・子供への悪影響が少なくなる

簡単に書けば、これら3つです。このあたりはどのような離婚でも同じようなものかもしれませんが、金銭面における負担減という点では比べ物にならないかもしれません。ただし、金銭的不安が減るといえども、それは家計からギャンブルへ流れるお金が無くなるという意味です。

ですから離婚しても生活面での不安は減らず、逆に社会保険料などの負担を考慮しなければならないので注意が必要です。

それと依存症ギャンブラーがいる家庭は、揉め事が絶えません。そういった環境の中で育った子供たちは、依存を引き継いだりACになるなど、大きな問題を抱えている場合が多いです。

母子家庭・父子家庭の問題もありますが、そういった悪しき環境が無くなるのは好ましい場合が多いです。


■離婚のデメリット

次に「依存症ギャンブラーとの離婚にデメリットがないのか?」といえば、決してそうではありません。次のようなデメリットが存在するといえるでしょう。

・養育費・慰謝料の支払いに 多大な不安が残る
・膨大な金銭的被害を被ったままになることが多い
・離婚調停の際の不安

仮に離婚しても、その後の養育費や慰謝料などの支払いに不安が残ることは覚悟すべきでしょう。なぜなら、克服しない限り依存症ギャンブラーはギャンブルに金銭を使い続けるからです。

本人がギャンブルを断たない限り、あなたへの支払いはないと考える方が良いと思います。また、依存症ギャンブラーに貸したお金や使われてしまったお金が返ってくる可能性は低いです。それらを合算して慰謝料請求しても、支払われない事案が多いようです。

「離婚調停の際の不安」とは、調停員がギャンブル依存症の知識を持っていないケースがよくあることです。私は今までに何名かの方から、そういった報告を受けています。

「本人の依存を あなたの努力不足などといわれた」とか「夫婦共通の趣味がないからですと 逆に責められた」「お小遣いをちゃんとあげないから ギャンブルに走るのではないか などといわれた」など、ちょっと信じがたい話を複数聞きました。

これらのように、相手が依存症ギャンブラー場合、離婚には大きなハードルがあるといえるでしょう。状況にもよりますし、イネイブリングとの兼ね合いもありますが、適切な方法で本人の克服を促すことをまず実践していただきたいと私は思います。

明日へと続きます。明日は「婚姻関係がなく お付き合いの途中である方」が注意すべき点について書いてみます。今日も最後まで、ありがとうございました。

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