こんにちは、タカビーです。

korea3北朝鮮からミサイルが飛んでくるとか、きな臭い話題で持ちきりですが、最近ふと思い出すことがあります。それは中学1年生の時社会科を教えていた教師のことです。

完全に左翼だった彼は、人民服のような格好で毎日学校に来るくらいパリパリのオルグでした。私は彼が社会科の授業中に話した次の言葉をいまだに覚えています。

「キミたち 北に我々が理想とすべき国家がある そこではだれもが平等に暮らし 人々が幸福を分け合っている 働いた全ての富は国民全員に分配される…」 

「その国の名前をキミたちは知っているか? よく覚えておきなさい 北朝鮮というんだ」

そんな教師がいた時代もあったのですね。ある意味、今以上に平和ボケした時代だったように思います。

さて北朝鮮の影響もあってか、ここしばらくカジノ解禁派は影を潜めダンマリに徹しているようです。

まあ、万一北朝鮮のミサイルが飛んできて日本領内に着弾なんてことになれば、当然ながら国防論と共にナショナリズムが一気に高まるわけですから、そういった緊張感の中「居心地が悪い」と感じる人たちがいても当然でしょう。

つまり今現在、カジノ解禁派やその産業にかかわる人たちはこういった感じになっているようですね。

北朝鮮の脅威がある中 カジノ解禁が議論される
 ↓
パチンコ業界に批判が集まる
 ↓
カジノ産業は殆どパチンコ産業
 ↓
大きなナショナリズムによって ブーイングの嵐
 ↓ 
実現が遠のく
 ↓
これはマズい ましてや石原疑獄のこともあるし…

だからあの業界の人々は、今とにかく嵐が通り過ぎるのを待っているということでしょう。BLOGOSでも、なーんか誤魔かしみたいな記事しか書かれていませんし、その記事へのレスポンスも低いです。


カジノ解禁最大のリスクは時間である

さて何度も今までに書いてきているが、カジノ解禁というものは数多くのリスクを孕んでいる

・カジノ解禁の前に 国内におけるパチンコ産業にメスを入れる必要がある

・依存者対策

・マネーロンダリング防止

・青少年健全育成問題

・実質上 賭博解禁となるための法整備をせねばならない

・カジノ誘致が成功し 外貨獲得できる可能性が薄い

・効果が現れるのが数年先なので その時点での国際情勢が不明

そして誰もあまり考えない最大のリスクとは何か? それこそが、一番最後のリスクなのではないだろうか。今から解禁に向けて着工しても、動き出すのに数年かかるということでは、先が全く見えない。

早い話、着工して数年たっていざオープンとなったとき、世界規模でカジノ産業が斜陽化していることだってあり得る。

カジノ合法化における最大のリスクとは何か? それは間違いなく「時間がかかることによって齎されるリスク」なのである。



■成功例は絵に描いた餅 

そもそも経済的な効果を得る為にカジノを解禁するといいますが、本当にうまくいくのでしょうか? 賛成派がよく掲げる成功例として「マカオ」や「シンガポール」があります。

そういった人たちは失敗した時のリスクについて、書こうとしません。まさに絵に描いた餅です。日本がそういった国と同じように成功するという保証など、全くないのです。

また忘れてはならないのが、ライバルの存在でしょう。日本にカジノができるとあらば、マカオやシンガポール、そしてラスベガスだって、生き残りをかけていろいろな策を講じるに違いないのです。

そんなライバルを押しのけて、和製カジノが繁盛する可能性は限りなく少ないのではないでしょうか…。彼らが主張する成功するモデルとは、本当に数少ない一部の国におけるものだけなのです。


■失敗例は大阪あたりにゴロゴロある

ところが失敗例となるとごちゃマンとあるじゃないですか。海外の例ばかりではないですよ。カジノを日本国内に建設するということになれば、それは我々がかつて辛酸を舐めた3セクと同じ運命を辿る可能性が高いと思わざるを得ません。

そんな失敗例なら全国津々浦々存在します。特にわかりやすいのは大阪でしょう。3セクがことごとく失敗したことが尾を引き、大阪は今瀕死の状態になっているです。

もしもカジノを大阪に誘致して失敗したら…。今度こそ大阪は、立ち上がれないくらいの損害を被ることでしょう…。


■カジノ解禁で 唯一残る可能性があるものとは

ですが私は、適切な方法で賭博そのものを再編成し賭博者を管理するシステムを導入することには賛成です。なぜなら、たとえカジノがコケたとしてもシステム自体は残るからです。

カジノ誘致が失敗してもこのシステムは残り、賭博の抑制とその弊害ともいえるマネーロンダリングや多重債務者問題などの縮小につながるのです。

もしも解禁ということであれば、少なくとも賭博者を登録するシステムだけは構築していただきたいものです。

3セクは失敗したら借金以外何も残りません。ですが、こういったシステムを構築するならば、ひょっとしたらそれは未来に役立つ遺産になるかもしれないのです。

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