おはようございます、タカビーです。

今現在このブログは検索順位が落ち、一日の平均訪問者がおよそ200〜300名くらいです。ですがそのわりに、相談メールはそこそこ来るので不思議です。

相談される方のうち6割くらいは依存者です。4割くらいは依存者の家族・恋人といった「いわゆる関係者さん」からなのですが、最近なかなかイネイブリング(共依存)への理解が得られず困っています。

ということで、今夜から何回か共依存について書いていこうと思います。


依存者だけの責任ではありません

3181287865_63c43ee436などとひとことでも言うと、途端にムッとした態度になる。「あなた自身にも問題が…」などと言い出そうものなら、それこそブチ切れて目に憎悪の火がともる。

それでも言葉で反論してくれる人はまだ幸いだ。殆どの人はそのまま何の音沙汰もなく、別の相談先を探しに出かけてしまう。勿論、メールの場合、返信がプツリと来なくなる…。

そういう態度に出る人は殆どが、男性パートナーの依存に手を焼く主婦か恋人、もしくは母親という立場の人たちである。彼女たちは自分自身が用意した回答を胸に抱きながら、それを言葉にしてくれる相手に巡り会うまでさすらい続けているといえるだろう。

殆どの場合その「回答」とは「パートナーと別れずに頑張りなさい あなたがやってきたことは本当に偉大で素晴らしいことでしたよ」という偽りの肯定と自己満足、そして過去に対する賞賛とねぎらいの言葉である…。

さすらいのクランケではないが、そういう言葉をかけてくれる相手に巡り会い感激で目を潤ませるまで、彼女たちの旅は続くのである。



■入口は家族やパートナーの依存

そもそもイネイブラーというのは、自身が心の中に大きな問題を持っている人達です。しかしながらその問題自体はなかなか現れにくく、すぐに害をもたらすということがありません。

どちらかといえば、本人よりも家族やパートナーが問題を起こしたときに発覚することが多いです。一方でイネイブリングは依存、特にアルコール依存とギャンブル依存と密接な関係があり、多くの厄介な問題を引き起こす原因となっています。

だからでしょうか、私の元へ相談に来られるイネイブラーも殆ど「家族やパートナーのギャンブル依存」が入口となっています。依存者と本人との間柄については、その殆どが「妻と夫 恋人同士 母と子」というものです。

どのようなケースであれ、そういった方の殆どは「問題は相手にある」と頑なに考えているので、自分自身の心の問題などに触れられるとかなり激しい拒絶反応を起こします。


■最も酷い否認の病

冒頭で書きましたがイネイブリングには、「問題の発覚が自分ではなく相手からなので、自らの問題に気づきにくい」という特徴があります。

また普段から本人は、「私が家族の面倒を見ている 私は頼もしい存在なんだ」と自覚しています。ですから、自分の行動に問題があるなどとは夢にも思わないというのが、殆どのケースです。

これらの理由から、イネイブリングは最も酷い否認の病であるといえるでしょう。一番私が厄介だと感じている部分です。

ですがここで間違いないのは、イネイブリングが解決しないと家族やパートナーの依存問題も解決しないということです。以前に私は「イネイブラーと依存者のコンビは不幸の方程式である」と書きました。

やはりここは、自らの問題を直視し依存の自覚を優先すべきです。イネイブラーといえど自覚は、ほんの入り口にすぎません。

仮に自覚できたとしても問題が解決するまで、まだまだ長い道のりが続くのです…。

次回はイネイブラーの特徴と自覚についておさらいしようと思います。

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