ギャンブル依存症克服への道 〜パチンコ依存症・スロット依存症・断ギャンブル道場です!〜

ギャンブル依存症を治療し、快復・克服することは大変困難です。どうぞ遠慮なくご相談ください。ここでは、生活環境と生活習慣を改善してギャンブル依存症を克服する方法を、お金の専門家FPがご提供いたします。やめさせたいあなたも、ぜひどうぞ! 

やめさせたいあなたへ

シリーズ共依存 イネイブリング克服への道とは(最終回)

こんばんは、タカビーです。

前々回、自分の棚卸の話をさせていただきました。その後、それに関連したお便りを数通頂戴しました。少し補足を書いておきたいと思います。

327458362_0f5d732106_m「自分の棚卸」をした後に気付くことがあります。それは問題の責任をなすりつける相手がいないということです…。

そしてもう一つわかることがあります。それは、問題を解決するためには「自分で 何とかしなければねばならない」ということです。依存者ではなく第三者でもなく、そう! 自分が変わらなければならないということです。ですが、そこまでわかれば大丈夫です。またそれ以上、悟ることもありません。

さて前回は、「依存症ギャンブラーの正体を知る」ということと「甘えに屈しない」ということについてお話しさせていただきました。そして最後に私は「愛を持って放置してください」と書きました。

「愛のある放置」と聞いて、「以前にも聞きましたがな!」とお思いのあなた…。今回は少し違うお話をさせていただきましょう。


愛無きおせっかいの果てに

純粋に愛しているのであればきっと、「余計なおせっかいは相手の為にならず また決してそれが本当の愛ではない」ことがわかるはずだ。一方で、いかに人格が低下した依存症ギャンブラーとはいえ、自分のパートナーの行為が自己満足するためのおせっかいなのか、それとも純粋な愛情なのかは容易にわかることだろう。

そして依存者は、パートナーが自己満足を得る為にやっているのだと知ったならば、ウンザリして逃げ出すだろう。少し悪知恵が働く者ならば、その心理を利用して搾り取ってやろうとすることだろう。

後者に該当するのがいわゆるヒモと呼ばれるような人たちで、「前者に該当するが ギャンブルするお金欲しさに嫌々ながらも一緒にいる人たち」が依存症ギャンブラーである。

ここで一つ、あなたに考えていただきたいことがある。それは、そういったややこしい関係を築いている原因が、イネイブラー自身の心の中に存在しているということである。

そしてもう一ついえば、本当の意味での愛はそこに存在しない。

愛無きおせっかいの果ては、パートナーの逃亡か、あなたが骨までしゃぶり尽くされるかいずれかなのである。



■放棄と放置は違う

私は今までに何度かイネイブラーの方に対し「愛のある放置をしてください」と申し上げてきました。そんな中でこの「放置」の意味をお分かりいただけない方が多いように感じました。

イネイブラーは自分と相手との境界線がちゃんとできていないので、何が愛情で何が自己満足なのかわからない場合があります。ざっくばらんな話、「放置」といわれると、相手に冷たく接して別人のように振舞うことが放置であると解釈してしまう方がおられます。ですが、それでは家族であることを放棄するのと同じです。

放置と放棄は違います。ここでいう放置とは、「家族としての関係はそのままで 自分のことは自分でさせる」ということです。決して無視したり、冷たい態度で接しろというわけではありません。

私の知る人に、自分の夫をことあるごとに批判し、他人の前で愚痴る人がいます。といいましょうか、そういった知り合いの女性が数名いるのです。第三者が聞いても見苦しいだけです。

人には尊厳というものがあり、一人ひとりが人格を持っています 少なくとも、これらを踏みにじるような行為は慎むべきでしょう

そういった態度は殆どの場合、逆効果なのです。まず、自分がされてきて嫌だったことを家族であれパートナーであれ、誰かに押し付けることは避けましょう。このことが一番肝心です。


■最も効果的な方法とは

そしてもう一ついえば、放棄と思われる「相手に対する冷たい姿勢」というものは殆どの場合、見せ掛けにすぎません。虚勢というものは、本来の悟り・覚悟ではありません。いずれ、化けの皮が剥がれます…。

一見優しそうに見えるが決して妥協しない姿勢こそが、一番効果的なのです。何度も繰り返しますが、依存症ギャンブラーへの効果が期待できるのは、唯一金銭のガードなのです。それに徹し、クールに装いましょう。見せ掛けの冷たい態度は、必ず見透かされます。

急所だけ押えて、あとは本人に任せる。これが基本だと思います。勿論ですが、依存症ギャンブラーの急所とは金銭なのです。

シリーズ共依存 イネイブリングの自覚とイネイブラーの特徴

こんばんは、タカビーです。

今日久しぶりに近所のセブンイレブンに行ったら、なんと雑誌全て(というか書籍全部)が紐で縛られており、立ち読みできない状態になっていました。

これが全国的なものなのか、それとも我が家の近所の店舗だけなのかはわかりませんが、私は立ち読み禁止に対して賛成です。

考えてみればコンビニというものは便利な反面、青少年の育成に良い影響を与えてきたとはいえません。特にパチ・スロ雑誌やアダルト本などの立ち読みは、少なからず悪い影響を及ぼしてきたと思います。

私は近所のセブンイレブンのように、立ち読みを禁止する店舗が増えることに賛成ですね。

さて今夜は、イネイブリングの自覚と特徴についてです。あくまで私が今まで接してきた方たちがモデルなので、その点についてはご了承ください。


自覚なしがイネイブラーの特徴

1885386951_2d76c0d30e_mイネイブラーの特徴として一番に思いつくのが、「自覚しない」ということだ。パートナーや家族の依存問題で相談先を探してイネイブリングという言葉に出会う人が殆どだろうから、まあ無理もない話である。

だが最近はインターネットが普及した。相談する前にイネイブリングについて予習して来られる方が多い。

そういった方は先にけん制して、イネイブリングについてはそこそこ調べてきたというような話をされる。そして「私は本人に お金を手渡していません」とクギを刺す場合が多い。

裏を返せば、「私はイネイブラーではありません そのことを先に言っておきます」というわけである。

ところが、いろいろと話を聞くうち徐々に、イネイブラーの特徴というものがボロボロと現れてくる。まずそういった方は、自分のパートナー(特に亭主)をボロクソにいう。自分のやってきたこと、努力してきたことについて語り始める。

そしてそれまでにやってきたことの問題点を指摘すると、態度を急変させる…。自分がしてきたことを強調しようと躍起になる方が多いように感じるが、ようは褒められたい願望である。

ハッキリといって、そういった方の願望を満たしながら問題を解決することは不可能である。時間も手間も、そしてお金も惜しいと思うが、何より問題を解決させる最初の部分でスタックしていることにも気付かないことが気の毒でならない…。

本人の行動に一喜一憂しやすいのもイネイブラーの特徴である。彼女たちは根本的に変えることをせず、アドバイスしてもらったことをほんのひと匙くらい加味し実行する。

当然効果がなく、我慢しきれず従来通りのやり方に戻す。そして本人の一言やちょっとした行動に浮かれ、せっかく相談にいってアドバイスを貰っても「私の方法が正しい」とばかり、次は相談した相手を攻撃し始めるのである。



■イネイブラーの判定

イネイブラー(共依存)についての判定はいろいろとあると思います。過去に、次のような質問票を用意したことがありました。(該当項目が多ければ 要注意)

・とかく問題のある人物と一緒になる傾向がある
・褒められたい願望が強い
・過去の人間関係の過ちを繰り返す傾向がある
・相手(依存者)にひとこと言わないと気が済まない
・世話をしないと気が済まない
・他人からの評判が気になって仕方がない
・放置することができない
・ねだられるとすぐに与えてしまう
・相手を束縛することが多い
・相手を世話することにのみ自分の存在感があると感じる
・相手の失敗や問題は自分の責任であると考える


■イネイブラーに共通する特徴

私は今までに多くのイネイブラーと接してまいりましたが、次のようなことを感じることが多かったです。

・依存者と別れないということが大前提となっている
・ことあるごとに本人(依存者)の悪口を言う
・自分の主義主張に反論されると態度を急変させる
・自分に同意してくれる人が現れるまで ひたすら悩みさすらい続ける
・プライドは高いが 心の底に強い劣等感を持っている
・「あなた自身が 依存する原因の一つ」と言われると逆上する
・質問(相談)する時 あらかじめその答えを用意している
・自分が用意した答えへの同意を渇望している
・自分を褒めてもらえるように話をすり替える
・自分の意見に反論されると態度を急変させる
・自信のある分野については一切妥協しない
・飼育者願望がある(依存者の世話をすることが 一つの楽しみになっている)
・自分と依存者との境界線があいまいである
・依存者を前にして 自分が主語の会話をしない
・甘えさせる反面 モラハラなどの虐待もする


■イネイブリングの克服もまずは自覚から

以前の記事でも書きましたが、イネイブラーは依存の否定が強く少々のことでは自覚しません。おそらくですが、金銭問題など顕著な問題が発生しないことが大きいのでしょう。

ですが、ここは謙虚にご自分がイネイブラーかどうか判定してみることをお勧めします。次にイネイブリング判定のスクリーニングテストをリンクしておきます。

共依存スクリーニングテスト

こういった機械的な方法の方が、第三者に指摘されるよりも気分的に楽でしょう。

イネイブラーは自分の欲求を満たそうとしているだけでなく、依存者に対し裸足で土下座し続けているようなものです。そのような状態で過ごしている限り、決して問題は解決しません。

一刻も早く自覚し、問題の解決に取り組んでいただきたいと思います。

次回はイネイブリングの克服法について、簡単にまとめてみます。

今からでも 間に合います

おはようございます、タカビーです。

私の元へ「今からでも 間に合うでしょうか?」といった内容でメールされてくる方がいらっしゃいます。掲示板の新規参加者さんが、そういった内容の書込みをされるのもちょくちょく見かけます。

ギャンブルに依存し何十年もまともに暮らしていなければ、そりゃ誰だって不安だらけでしょう。なにしろ、今までオツムを使うことはギャンブルしかなかったってワケですから。

ましてや借金などの金銭問題や家庭内のいざこざを抱えていれば、尚更のことでしょう。

ギャンブル依存症は年齢を問いません。掲示板と私へのメールに限定すれば、最高齢の相談者は72歳の方です。逆に一番若い方は掲示板参加者の17歳だったように思います。

さて、72歳と17歳…。ギャンブルをやめる時期ということに限っていえば、どこが違うのでしょうか?


そのまんまで いいんですか?

よく勘違いされている方がいらっしゃいます。自らの依存に気付いてギャンブルをやめる時期が遅かったとばかり…

「これからでも 社会復帰できるんでしょうか?」とか「今からだと もう手遅れじゃないんでしょうか?」とか「この歳からじゃ もう治らんでしょう」などとおっしゃる人が多いです。

私はそういった人たちに聞きたくなるのです。

「だったら あなたはこのまんまでいいんですか?」と。



■改善は その時から始まる

確かに依存を克服するためには、ある程度の時間がかかります。しかしここで間違えていただきたくないのは、「克服しないと 改善が始まらないわけではない」ということなのです。

これはとても重要なことなので、もう一度書いておきます。

克服しないと 改善が始まらないわけではないのです。

このあたりを勘違いされている方が多いように感じます。

依存症ギャンブラーは、ギャンブルをしなくなった瞬間から全てが改善し始めます。何が改善し始めるかといえば…

257069843_8cecf66782_m・人格
・金銭問題
・対人関係
・家族関係
・時間管理
・印象
・信用
・金銭感覚
・モチベーション
・健康
・あなたの心

おそらく改善されることは、もっともっとあることでしょう。とにかくギャンブルの呪縛が解けた瞬間、全てのことが好転します。

だって、考えてもみてください! ウソをつかなくてよいというだけでも、正々堂々と胸を張って生きていけるようになりますよね。たったこれだけでも、一体どれほど精神的に楽でしょうか!

だから先の質問の答えは、「72歳であろうと17歳であろうと ギャンブルをやめる時期に関して いささかの違いもありません とにかくすぐやめること! それがベストです。」ということになります。

あなたの参考になれば幸いです。今日も最後まで、ありがとうございました。

依存症ギャンブラーの家族として その4 まとめ

こんばんは、タカビーです。

今夜は簡単に、シリーズのまとめとして書かせていただきます。


シリーズの最後に

依存症ギャンブラーの家族やパートナーが、本人を憎んだり恨んだりする気持ちはよくわかります。その一方で、別れることがBESTの選択だとわかっていながら、実行できないつらさも私には理解できます。

ここで、依存症ギャンブラー本人のことについて少しお話しさせてください。



■配偶者の方へ 問題解決の為に…

依存症ギャンブラーは、自らが行った行為に対しいつも後悔をしている、このことは事実なのです。

ところが後悔しても、自らを責めても、一向に問題は解決しません。いかないと誓った矢先にパチ屋の扉を開けたり、もうしないと誓ったばかりなのに借金を重ね続けてパチンコし続けるのです。

どうしてよいかわからず、後悔と自己嫌悪の中でもがき続けているのが依存症ギャンブラーなのです。

ところが実際のところ、後悔も懺悔も、そして自らを責めることもギャンブル依存症の克服にはあまり役立ちません。ここで一番必要なことは、自分がギャンブルという心の病であると正しく認識し、自らを許すということなのです。

依存症ギャンブラーの家族は、こういった依存からの回復途上である依存症ギャンブラーのヤル気に水を差しがちです。彼らにとって一番危険なのは、「どうにでもなれ!」と開き直ってしまうことです。「誰にも俺のことなんか理解できないんだ!」と何もかもを投げ捨ててしまうことなのです。

依存症ギャンブラーに対する厳しい一言は、決してプラスになりません。配偶者の場合は、愛のある放置をお願いしたいと思います。周囲の人物が「気付き」を与えることは難しいのです。私は「気付きを得やすい環境を整えてあげる」ことが大切だと感じます。


■結婚を迷われているあなたへ

また、これから結婚するべきかどうか迷われている方の場合、自分が結婚を誓ってから結婚生活を送るうえで、とてつもなく大きなリスクを抱えねばならないと覚悟されるべきでしょう。

あなたの人生は、あなた自身で決めることができるのです。このことをお忘れにならないでいただきたいと願います。合わせて、「待つという行為にも 大きなリスクが存在する」ことを最後に付け加えさせていただきます。

今日も最後まで、ありがとうございました。

依存症ギャンブラーの家族として その3 結婚を決断する前に気をつけるべきこと

こんばんは、タカビーです。

今夜は、お付き合いしている人が依存症ギャンブラーの場合について考えてみましょう。既婚者の場合と比べ、何がどのように違っているのか、書かせていただきます。


背負うリスクの大きさ

昨夜私は、離婚のメリットとデメリットについて書きました。依存症ギャンブラーとの離婚は、金銭的不安から解放されるというメリットがある一方で、離婚後にお金を回収するめどが立ちにくいということです。

ここであなたに知っていただきたいことは、金銭問題も含めて依存症ギャンブラーとの結婚はとてつもなくリスキー(不安が多い)だということです。

次に「結婚することによって予想されるリスク」について、詳しく書いてみます。



■依存症ギャンブラーとの結婚に存在するリスクとは

以下、結婚前から結婚後に考えられるリスクです。

・子育ての不安:依存症ギャンブラーと暮らすことによって、家庭内での揉め事が確実に増えます。これは当人同士のみならず、子育てにも大きな影響を与えます。

子どもがAC(アダルトチャイルド)になったり、非行したりする原因の一つは家庭内における揉め事です。依存症ギャンブラーがいる家庭では、常に家庭内が荒れている状態だといってもよいでしょう。依存症ギャンブラーとの結婚は、将来の子孫に悪影響を与える可能性が高いといえます。

・金銭面での不安:言うまでもありませんが、依存症ギャンブラーは家にあるお金にまで手を付けてすべてギャンブルに使い果たします。金銭的不安は、一番大きな問題といえるでしょう。

また依存症ギャンブラーは家人に隠れて借金をするので、気づいた時には膨大な借金が残されている場合が多いです。だからこそ、ギャンブルへの依存は本人ばかりか家ごと破綻・破滅させる可能性が高いのです。

生活面での不安:これも金銭と関係ありますが、ちゃんと仕事しなかったり、職場でお金を着服したりするのが依存症ギャンブラーです。

借金の不安ばかりか転職を繰り返すケースが多く、生活が安定しないといえます。最悪の場合、犯罪を犯したりする危険性もあります。

・精神面での不安:これらの不安を抱えて夫婦として一緒に暮らすということは、常に大きな不安を抱えたまま生活するということです。

依存症ギャンブラーの行動に悩んだ方が精神的に参ってしまうケースは、とても多いといえます。

・タイムロス:結婚前に相手が依存症ギャンブラーであることがわかっている場合、快復・克服を相手に託そうと考えらえる方が多いです。つまり、「本人が ちゃんと立ち直ったら結婚しよう」と考えられるわけです。

ところがギャンブル依存症を克服するためには、一定の期間依存の対象と離れて暮らす必要があります。私は我慢1年・克服3年とお話ししています。

順調にいったとしても、それだけの時間がかかるわけですから実際はもっと長い期間を経ないといけないと考えるべきでしょう。結婚適齢期の女性が貴重な時間をそれだけ費やすのも、どうかと思います。



■結論として

婚姻関係がない場合、離別に対する負担は既婚者に比べて圧倒的に少ないです。ところが、それが盲点になって、結婚後の負担について考えない人が多いです。

昨日も書きましたが、依存症ギャンブラーとの離婚というものは 莫大な損失を被った後の「最後の決断」といえるのです。ここで離婚という事実だけを見てはなりません。離婚に至るまでの経過・過程をよくご覧いただきたいと私は思うのです。

そしてそういったものを見て、「私の心と体は 果たして それだけのリスクに耐えることができるのか?」と、よく考えられるべきでしょう。

明日はシリーズのまとめをお届けいたします。今日も最後まで、ありがとうございました。

依存症ギャンブラーの家族として その2 離婚のメリット・デメリット

こんにちは、タカビーです。

今日は、依存症ギャンブラーとの離婚について書いてみたいと思います。


立場により違ってくる解決法

私は依存症ギャンブラーの問題行動に悩まれている方から、今までに何度も相談をお受けしてきました。殆どの場合、相談者は本人の家族かパートナーでした。

そういった中で一番多いのが「妻と夫」か「恋人同士」という関係でした。配偶者と恋人同士という関係を比べてみた場合、似通ってはいるのですが、かなり大きな違いがあります。

つまり、既婚者かどうかで、かなり解決方法も違ってくるということです。今夜は、離婚のメリットとデメリットについて書いてみます。



■離婚のメリット

離婚にはメリットもデメリットもあります。ですが、気をつけねばならないのは今回の場合、相手が依存症ギャンブラーだということです。

当然ですが、通常の離婚とは状況が異なります。以下、依存症ギャンブラーとの離婚で期待できるメリットです。

・精神的負担が減る
・金銭的不安が減る
・子供への悪影響が少なくなる

簡単に書けば、これら3つです。このあたりはどのような離婚でも同じようなものかもしれませんが、金銭面における負担減という点では比べ物にならないかもしれません。ただし、金銭的不安が減るといえども、それは家計からギャンブルへ流れるお金が無くなるという意味です。

ですから離婚しても生活面での不安は減らず、逆に社会保険料などの負担を考慮しなければならないので注意が必要です。

それと依存症ギャンブラーがいる家庭は、揉め事が絶えません。そういった環境の中で育った子供たちは、依存を引き継いだりACになるなど、大きな問題を抱えている場合が多いです。

母子家庭・父子家庭の問題もありますが、そういった悪しき環境が無くなるのは好ましい場合が多いです。


■離婚のデメリット

次に「依存症ギャンブラーとの離婚にデメリットがないのか?」といえば、決してそうではありません。次のようなデメリットが存在するといえるでしょう。

・養育費・慰謝料の支払いに 多大な不安が残る
・膨大な金銭的被害を被ったままになることが多い
・離婚調停の際の不安

仮に離婚しても、その後の養育費や慰謝料などの支払いに不安が残ることは覚悟すべきでしょう。なぜなら、克服しない限り依存症ギャンブラーはギャンブルに金銭を使い続けるからです。

本人がギャンブルを断たない限り、あなたへの支払いはないと考える方が良いと思います。また、依存症ギャンブラーに貸したお金や使われてしまったお金が返ってくる可能性は低いです。それらを合算して慰謝料請求しても、支払われない事案が多いようです。

「離婚調停の際の不安」とは、調停員がギャンブル依存症の知識を持っていないケースがよくあることです。私は今までに何名かの方から、そういった報告を受けています。

「本人の依存を あなたの努力不足などといわれた」とか「夫婦共通の趣味がないからですと 逆に責められた」「お小遣いをちゃんとあげないから ギャンブルに走るのではないか などといわれた」など、ちょっと信じがたい話を複数聞きました。

これらのように、相手が依存症ギャンブラー場合、離婚には大きなハードルがあるといえるでしょう。状況にもよりますし、イネイブリングとの兼ね合いもありますが、適切な方法で本人の克服を促すことをまず実践していただきたいと私は思います。

明日へと続きます。明日は「婚姻関係がなく お付き合いの途中である方」が注意すべき点について書いてみます。今日も最後まで、ありがとうございました。

依存症ギャンブラーの家族として

こんばんは、タカビーです。 今夜は帰りが遅く、まともに更新する時間が無くなってしまいました。

何名かの皆様の前でお話をする機会があったのですが、少し感じたことを書いてみたいと思います。


「変えなけりゃ 変わらない」は 本人が持つべきマインド

今日は、そういったお話をしてきました。その中で感じたのですが、やはり当初の予想通り「ギャンブル依存症は すべて本人の責任だ」と感じている方が多いということでした。

今日お話ししたのは依存者の家族の方々に対してです。お気持ちはわからないこともないのですが、本人に対する不平不満になると皆さん爆発するようです。

そんな中で私は「変えなけりゃ 変わらない」、ただしそれは本人に対しての言葉ですと、お話ししました。依存症ギャンブラーの家族や恋人がどう頑張っても、本人を変えることはまず不可能なのです。



■まずは対策をとって…

依存症ギャンブラーの家族として必要なことは、完璧な対策をとって(ほとんどが金銭の遮断)見守ってあげることです。

そして次に必要なことは、他の面で本人にシッカリと愛情を注いであげることだと思います。ここで大切なことは、ちゃんと本人を許すということです。本人を恨んだままで問題を解決するのは難しいでしょう。

今日は「恋人同士の場合も そうすべきなのですか?」という質問が出ました。 このことへの回答は、明日以降(多分来週)に書かせていただこうと思います。

それでは時間がないので、今夜はこのあたりで…。今日も最後まで、ありがとうございました。

まとめ 共依存克服への道

こんばんは、タカビーです。

今夜は先週の続きをお話しさせていただきます。


今までにお話しした 共依存10のポイント

さて週をまたぎましたが、今日までで共依存について以下のことをお話ししています。

1.一番強力な否認の病である

2.特定の人物に対する依存の一形態である 

3.依存の対象は 自分よりも立場が弱い人物が多い

4.共依存者は 依存者の自立を妨げる

5.共依存者は自己愛が少ないので 第三者にかかわって満足を得ようとする

6.共依存者は 大きな劣等感を持っている場合が多い

7.共依存の回復と克服の第一歩は 依存の対象となっている人物と距離を置くことである

8.依存の対象は違えども 共依存も依存の一種である

9.それゆえ 共依存者の多くは依存の対象となっている人物と別れることができない

★10.共依存者も 自らの努力で依存の克服に努める必要がある なぜなら(これは今日 お話しさせていただきます)



■共依存 快復と克服への道とは

共依存者が快復・克服するために必要なことは、「自分のことを ちゃんと愛せるようになる」ということです。 他に必要なこともあるかもしれないですが、まず間違いなくこのことだけで大きく変わることができるように思います。

このあたりのことをちゃんとやっておかないと、依存者と別れても次に似たようなタイプの人間が現れると、また依存関係を構築してしまうことが多いです。

共依存者が好むタイプは、他人の好意に甘えてばかりいて、いつまでたっても自立できない人物が多いです。そういった問題人物ばかり拾い上げるのが共依存者で、常に不幸の種を探しているといっても決して言い過ぎではないでしょう。

アングリと口を開けて待っている、依存者の餌食にならないようにしましょう。待ってましたとばかり、呑み込まれるだけです。


自分をちゃんと愛することができるためには…

・過去の自分を許す
・自分を傷つけた人たちを許す
・自分のパートナーの人格を認める

少なくとも、これらのことができないといけません。そして自身のトラウマに向かい合うことが必要です。心に与える負担が大きく大変ですが、自分の棚卸はきわめて有効な方法といえます。ただし、それ以前に大きな障害があることを、申し上げておかねばなりません。


■誤った正義感を手放すということ

共依存を克服する一番の障害で、かつ大きな問題になっていること。それは共依存者が、自分のしている行為に対して罪悪感を持っていない場合が多く、さらに誤った正義感さえ持っているということです。

この理由については、以前より何度も申し上げましたが、何よりも共依存者が「直接身辺の人間に危害を与えない」ということがあるでしょう。 

ギャンブル依存症の場合、通常は大きな金銭問題が付きまといます。アルコール依存症などの場合は、依存者自身の健康問題や生活不安などを引き起こします。

ですが、共依存の場合は逆に家族などから信頼を受けている場合なども多く、その異常さに誰も気づかないことが多いです。

ここはまず、共依存という心の病についてちゃんとした知識を得るとともに、自身の誤った正義感を手放す必要があります。


今回の共依存についてのお話は、いったん終わらせていただきます。もしも書き残したことが見つかれば、また補足ということで記事にいたします。

今日も最後まで、ありがとうございました。

共依存者が依存する人物像とは

こんばんは、タカビーです。

共依存者は、なぜ依存者にかかわり自らの身を捧げてまで満足を得ようとするのでしょうか? これを純粋な愛ととるかどうかは、意見が分かれるかもしれません。 ですが、私は愛と別個のものだと思います。

それは愛ではなく、おそらく嗜好なのです。


共依存者が依存しやすい人物像とは

私の考えですが、共依存者だからといって、人の好き嫌いが著しく偏っているように思えません。尊敬する人は尊敬し、愛情を注ぐときはちゃんと愛情を注ぐことができるというのが、私が今までに接した人たちに対する感想です。

ところが依存の対象となる人物を見てみると、どの共依存者にも共通する特徴があるように思います。 共依存者が依存しやすい人物像とは…

・たよりない
・自立していない
・いいかげん
・甘え上手
・口がうまい
・依存者
・AC
・マザコン
・わがまま
・うそつき
・すぐにキレる
・無職
・万引きなど犯罪癖がある
・金銭にルーズ
・多重債務者

こうして特徴を並べてみると、どうにもならない人物像が想像できます。まさに、依存症ギャンブラーそのものという気がしますね。 そしてそういった人物は、共依存者よりも社会的な地位・学歴が低い場合が多いように思います。



■栽培者願望

共依存者が心に願い続けているもの。 それはパラドックスといえるのですが、依存者の自立です。 つまり、自分が依存者の自立を妨げている割に、共依存者は依存者の自立を願望している場合が殆どです。

そして意外なことに共依存者は、その願望が叶ったと同時に依存者だった人物に魅力を感じなくなったり、嫉妬したり、憎く思い始めたりするのです。 実際には依存者の自立と同時に、過去に自分が受けた仕打ちを口にして罵ることが多いようです。

これは小さい子がオタマジャクシを育て、オタマジャクシがちゃんと育ってカエルになった途端、育てる気が失せてしまう現象と似ています。そういった意味で、共依存者が持っている願望とは、栽培者願望といえるかもしれません。具体的に言えば、どうにもならない男(女の場合も)の面倒を見ることに身を捧げ続け、自分が育ての親になりたいというわけです。


■劣等感がある故…

共依存者の態度や言動を見ていて気づくことがあります。 それはその人たちが、何かしら自分が優位なことを話したがるという傾向です。

そして共依存者は、立場的に自分が上に立ちたいと願っているように感じます。それは裏返せば、誰かに偉そうに言われて傷つくのが怖いからだといえるでしょう。 

では、なぜそういった願望に基づく価値観が形成されているのか? それは、共依存者が心の奥に大きな劣等感を持っているからです。その劣等感を見せないため、共依存者は自分より劣っている人物を探すのです。共依存者が慕う人物とはまず間違いないですが、自分が優位に立てて、かつ自分を頼ってくれる人物です。

続きは、来週の月曜日に書かせていただきます。明日・明後日は、気楽な記事にお付き合いいただければ幸いです。 今日も最後まで、ありがとうございました。

依存者との決別は 共依存問題の解決なのか?

こんばんは、タカビーです。

昨夜私は、「家族や近親者が依存者である場合 共依存者は物理的な距離を置く方がよい」とお話しいたしました。

では、実際のところ依存者との決別は、共依存問題の解決となるのでしょうか? 今夜はこのあたりのお話をします。


共依存者の特徴とは

共依存かどうか判定するメンタルテストには、いろいろなものがあります。 ですが、一番核心をつく質問は「依存者と別れることができますか?」というものです。

共依存者の場合、依存者の存在が心のよりどころとなり生き甲斐となっているため、別れるという選択をとれない場合が殆どです。逆にすんなりと別れることを選択できる人は、共依存ではないといえます。

私の経験からすれば、

「いつでも別れます」
「心の準備はできています」
「私も若くないので」
「我慢の限界です」

などとおっしゃっていても、言い訳ばかりして結局別れることができない人が多いです。 もしくは別れても依存者のことが忘れられず、何かと依存者の良いところを見つけて、復縁する口実にしようとするわけです。



■依存者との決別は 解決なのか?

依存問題にイネイブラー(共依存者)がかかわっている場合、以前の記事でも書きましたが、第一に「相手が嫌がることをしない」ということを心がけることです。そして突き放す勇気を持つことです。突き放すとは荒っぽい言い方ですが、実際は依存者の人格を認めてあげるということに他なりません。


次に、依存者と距離を置いて、冷却期間を設けることが大切です。場合によっては、やむなく別れるという選択を余儀なくされることもありましょう…。そして、それと並行して行わねばならないことがあります。

それは共依存者自身、自らの依存を克服しなければならないということです。共依存者の中には自分が心の病だという自覚を持たない方が多いですが、このことはとても大切です。

依存者との決別は、ギャンブル依存症に例えるならば、余分な金銭との遮断にすぎません。共依存者と依存者との決別は、問題解決の初歩にすぎないと感じます。

明日へと続きます。今日も最後まで、ありがとうございました。
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