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<title>ギャンブル依存症克服への道　～　ギャンブラーにこそ、ライフプランを！　～</title>
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<description>ギャンブル依存症の治療が【隔離と遮断】だけならば、残念ですがかなりの確率で、あなたにとってのギャンブルとの別離は、【破綻と破滅がゴール】です。これだけ多い遊技場と誘惑の中で、再発させないことがいかに大変なことか！　～きっとあなたが一番よくご存知の筈です。～
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<title>あなたへのお知らせ（この記事は号外です）</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65040405.html</link>
<description>【本日更新記事は一つ前の記事です。】


タカビーです。


～暑くなってきましたね！～
このまま梅雨明けですか。


私はこんな季節に、
よりによって・・・、


～沖縄行きです。（＾▽＾笑）～


んでもって、何とか今日、
留守中の投稿を済ませました...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-07-09T17:00:34+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>【本日更新記事は一つ前の記事です。】</b><br>
<br>
<br>
タカビーです。<br>
<br>
<br>
～暑くなってきましたね！～<br>
このまま梅雨明けですか。<br>
<br>
<br>
私はこんな季節に、<br>
よりによって・・・、<br>
<br>
<br>
～沖縄行きです。（＾▽＾笑）～<br>
<br>
<br>
んでもって、何とか今日、<br>
留守中の投稿を済ませました。<br>
<br>
<br>
あなたにお知らせですが、<br>
<br>
<br>
<b>メール相談のご返信は、申し訳ありませんが、<br>
７月９日の夜以降になりますので、<br>
よろしくお願いいたします。</b><br>
<br>
<br>
ということで、あなたへのお知らせでした！<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。<br>
<br>
<br>
　]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65040293.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白 第２９話～望郷②</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65040293.html</link>
<description>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２９話～望郷



【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　写真は全てイメージです。　地名その他につきましても、事実と異なる場合がありますのでご注意下さ...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-07-04T12:49:54+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２９話～望郷</b><br>
<br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　写真は全てイメージです。　地名その他につきましても、事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/2/62fcbf47.jpg" width="151" height="240" border="0" alt="GY2" hspace="5" class="pict" align="left"  />ただひとり<br>
花の娘を<br>
<br>
ただひとり<br>
愛で育みぬ（はぐくみぬ）<br>
<br>
蚤にも蚊にも<br>
食わせじと</b><br>
<br>
<br>
（シェイクスピア　ハムレットより）<br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日の続き】</b><br>
<br>
<br>
その日の朝、リザの体調はまだ優れなかった。　彼女は朝から粥を一口食べただけで、相変わらずベッドに横になったままだった。<br>
<br>
<br>
私は彼女の枕元に座り、話しかけた。<br>
<br>
「リザ、具合はどうだね？」<br>
<br>
<br>
リザは弱々しく頷く(うなずく）と言った。<br>
<br>
「随分とましになったわ・・・、心配しないで。」<br>
<br>
「あなたはどう？　ちゃんと休めたのかしら・・・？」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「ああ、ありがとう！　私のことなら大丈夫だ、それよりも自分の事を気遣ってくれ。」　<br>
<br>
「それと・・・、さっきドゥエルと会ってきた。　手紙に書いたとおりこの農場のこれからについて全て話してきたんだ・・・。」<br>
<br>
<br>
リザが尋ねた。<br>
<br>
「それで、どうだったの？」<br>
<br>
<br>
私は答えた。<br>
<br>
「了解してくれたよ・・・、彼も思うところが有ったんだろう、涙まで流して感謝してくれた・・・。」　<br>
<br>
リザが言った。<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/c/dc9dd855.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/c/dc9dd855-s.jpg" width="160" height="128" border="0" alt="MT1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>「私・・・、故郷に帰ったらあの子達を一生懸命育てるわ。　そして、子育てがすんだら、またここに戻ってこようと思っているの・・・。」<br>
<br>
「それまでは、ドゥエルに農場を任せるつもりよ。　でも必ず大切にするわ・・・、あなたから貰ったかけがえのない宝ですもの・・・。」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「そうしてくれると有り難い、私も安心だ。」<br>
<br>
「今の私にとって、この農場を維持することは不可能だ。　そうすれば手紙にも書いたとおり、文字通り全てを失うことになってしまう・・・。」　<br>
<br>
「リザ・・・、私にとって賭博とは、そういったものだったんだよ。」<br>
<br>
<br>
私はこうしてリザに今までのことを話していくうちに、自らの心の中に一筋の希望とも思えるものを、感じれるようになっていった。<br>
<br>
<br>
それは、具体的なものではなく、ほのかな、そして淡いものだったが、今までに感じたことの無い不思議な感覚だった。<br>
<br>
<br>
そう、私は全ての物を失ったが、この時初めて希望というものに出会えたのかもしれないのだ。<br>
<br>
<br>
全ての身の回りを召使に任せ、毎晩好みの料理を食べ、小作たちから敬われ、美しい妻と可愛い子供たちに囲まれて、好きなときに客人を招待して宴を催す・・・。<br>
<br>
<br>
そんな何不自由無い生活を、生まれてこの方ずっと続けてきたが、考えてみれば私は、希望と名の付く物には決して出会うことは無かったのである。<br>
<br>
<br>
私はリザに言った。<br>
<br>
「私はもはや、ここでお前たちと一緒にまともに暮らしていくことが出来ない人間にまで、なり下がってしまった。　金が有れば有るだけ、そして金に変えることができる物があれば、それらをとことん失ってしまわないと気が済まない、そんな人間になってしまったんだ！」<br>
<br>
「だから、お前たちと一緒にここに居れば、必ず全ての物を失い尽す。　そして皆を不幸にすることだろう・・・。　だからこそ、リザ！　私とアーニャは失う物を持たないことにしたんだよ・・・。」<br>
<br>
「これからアーニャと一緒に暮らすことを許してくれ・・・、私にはあの女を見殺しにすることなど、到底出来ない・・・。」<br>
<br>
<br>
リザが尋ねた。<br>
<br>
「これからどうやって暮らしていくつもりなの？」<br>
<br>
<br>
私は答えた。<br>
<br>
「全く何も持たず、この農場に居る小作のように汗を流して、一から出直すつもりだ。　これ以外に、私たちに残された方法は無いのさ・・・。」<br>
<br>
<br>
リザが顔色を変え、言った。<br>
<br>
「あなた・・・、せめて自分たちが生活するだけの畑をお持ちになって！　そうしないと暮らしていけなくなるわ。　死んでしまったら元も子もないじゃない・・・！」<br>
<br>
<br>
私はリザの目を見つめた。　今改めて感じたが、実に優しく澄んだ眼差しだ。<br>
<br>
“これまで一緒に暮らしてきて、気付かなかった・・・。”<br>
<br>
<br>
“自分は今、リザに彼女以外の女性とここを出て行くと告げに来ているのだ。　それにもかかわらず、リザは私のことを思いやりここまで心配してくれている・・・。”<br>
<br>
<br>
そう！気付かなかった・・・。　本当に今まで気付きはしなかったのだ。　でも、今はわかるような気がする・・・。　私は今正に目覚めようとしているのかもしれない！<br>
<br>
<br>
私はリザの目を見つめながら言った。<br>
<br>
「リザ・・・、私はたった今まで気付きはしなった・・・。」<br>
<br>
「いや！気付いていると、思い過ごしてきたのかもしれない。　でも今はよくわかるんだ。　人生で一番大切なものが一体何か・・・。」<br>
<br>
「いつの日も一緒に暮らし続けてきたお前の優しさが、そして思いやりが・・・。　そう！　私は、こんな大切な物がすぐ身近にあったことに、今まで全く気が付かなかったんだ・・・！」<br>
<br>
「でも・・・、自分の農地を持って耕すことはやめておくよ。　今私たちに何が与えられようとも、すぐに全て失ってしまうことになるだろうからね・・・。」<br>
<br>
<br>
<b>～この時私は既に知っていたのだ・・・。～<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/e/cecefa7a.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/e/cecefa7a-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="EV2" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><br>
賭博というものに取り付かれた者が辿る（たどる）運命と、その魔性ともいえる魅力に一度なりとも捕われれば、何人も堕落し破滅するということを・・・。<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
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</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65039737.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白 第２８話～望郷</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65039737.html</link>
<description>　朝の告白（あしたのこくはく）第２８話～望郷



【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　写真は全てイメージです。　地名その他につきましても、事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】



【前回ま...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-07-03T15:19:09+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>　朝の告白（あしたのこくはく）第２８話～望郷</b><br>
<br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　写真は全てイメージです。　地名その他につきましても、事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前回までのあらすじ】<br>
<br>
<br>
老人（イワン・オフロフスキー）は、地主のアレクセイ・ビルヴァンスキーに、賭博で身を持ち崩した自らの過去について語リ続けている。<br>
<br>
<br>
今老人が語ろうとしているのは、賭博で身を滅ぼし、財産ばかりか自らの家族まで失ってしまった下りである。<br>
<br>
<br>
彼は久しぶりに帰郷するが、その目的は、財産を処分して家族と別れ、賭けに負けた代償となる1エーカーの麦畑を御者に与える為であった。</b><br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
翌日の朝、久しぶりに空は晴れ渡った。　牛を飼う家はこぞって牛を牛舎の外に出し、日光浴をさせていた。<br>
<br>
<br>
いつ見てものどかな田園風景だ、冬とはいえ、ここスタヴォロポリはまだまだ恵まれた場所なのだろう。<br>
<br>
<br>
～私は自分にとって最後となる農園を見て歩いた。～<br>
<br>
<br>
飼葉（かいば）の香り、馬の蹄（ひづめ）の音、百姓たちの質素な朝餉（あさげ）のざわめき、そして地平線へと続く麦畑・・・。<br>
<br>
<br>
どれも昔からずっと見続けてきたものだ。　しかしそれらの物は近いうちに私の前から消え失せていくのだ・・・。<br>
<br>
<br>
百姓たちが、愛想を振りまき通りすがりに挨拶をしていく・・・、こういった光景は見慣れたものだが、今見ると懐かしく感じる。<br>
<br>
<br>
～私は早い目の朝食を済ますと、身繕いをしてアーニャの元を訪れた。～<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/2/129a9473.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/2/129a9473-s.jpg" width="160" height="109" border="0" alt="baby1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>彼女の部屋に入ってみて私は驚いた、彼女が自分の赤ん坊を抱いて乳をやっている最中だったからだ。<br>
<br>
<br>
アーニャは私の顔を見ると、照れくさそうに笑った。<br>
<br>
「この子に罪は無いのさ、せめて今の間だけでもこうしてやらないとね・・・。」<br>
<br>
「それにしても・・・、よくこれだけ飲むもんだよ！　これじゃ、あんたも顔負けさ！　あいつだって、さぞ手を焼いただろうさ！」<br>
<br>
<br>
アーニャはそういって笑った。　抱かれた子は懸命に口を動かし、乳を吸い続けていた。<br>
<br>
<br>
私はアーニャに言った。<br>
<br>
「アーニャ、しばらくの間こうしていてくれないか？　私はいろいろと後始末が有るんだ。」<br>
<br>
「当分の間、ここで過ごしていてくれ・・・。」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/4/a/4ae3f295.jpg" width="129" height="197" border="0" alt="drm" hspace="5" class="pict" align="left"  />次の私の仕事は、ドゥエルと話をつけることだった。　私は居間にドゥエルを呼ぶと椅子に座るよう勧め、テーブルを挟んで向かい合った。<br>
<br>
<br>
～私は彼に話しかけた。～<br>
<br>
「ドゥエル・・・、覚えているかね？　あの夜のことを・・・。　ここに私が座り、御者のヴィロンスキーはここに座っていた・・・。」<br>
<br>
「今になって思い出すのさ・・・、そしてあの時のお前の気持ちが、今とてもよくわかるんだ。」<br>
<br>
「私はおろかな賭けをして全てを失った、このことは事実だ・・・、でも、それは誰の責任でもない。　私は昨日そのことに気付いたんだよ。　これは手紙にも書いたとおりだ。」<br>
<br>
<br>
召使は、ただ俯いた（うつむいた）ままで私の話を聞いていた。　私は続けた。<br>
<br>
「それは、決してお前のせいではない、アーニャのせいでもない、そして、この私のせいでもない・・・。」<br>
<br>
<b>「全て、この世に賭博という物を作った、気まぐれな神様のせいなんだよ。」</b><br>
<br>
<br>
話を聞いていた召使の目に涙が溢れた。　彼はテーブルに伏せ嗚咽（おえつ）し始めた。私は話し続けた。<br>
<br>
「ドゥエル・・・、アーニャのことを諦めてくれないだろうか？　勿論、お前との間の子供の面倒はちゃんとみれる様にしておく、約束するよ。」<br>
<br>
「私はリザを失った・・・、そして子供たちも・・・。　だからお前がアーニャを失う気持ちは、痛いほどよくわかるんだ・・・。」<br>
<br>
<br>
私がここまで話し終えたところで、ドゥエルは顔を上げて言った。<br>
<br>
「勿体無さすぎるお言葉です、ご主人様・・・。」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「私は、あの御者との賭けに負けた。ヴィロンスキーに1エーカーの麦畑を与えなければならない。」<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/8/0855e073.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/8/0855e073-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="farm2" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>「残りの農地の半分を、お前とあの赤ん坊に譲ることにする。　そしてもう半分はリザに継いでもらう。」<br>
<br>
お前は今日からここの地主だ。　これから農園の管理はお前とリザが一緒にうまくやっていってくれ。」<br>
<br>
<br>
召使が驚き叫んだ。<br>
<br>
「それでは！　旦那様はこれから一体どうなさるおつもりで・・・？」<br>
<br>
<br>
私は答えた。<br>
<br>
「私とアーニャにとって今必要なことは、失う物を持たないことなんだよ。　たとえ、ここで地主を続けていこうとしても、おそらくは農地を全て失い、多くの百姓や召使たちを不幸にするだけだ。」<br>
<br>
「だから、これからは何も持たず、ここに居る百姓と同じように汗水を流して働くことにしたのさ。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルはテーブルに顔を押し付け頭を抱えた、そして低く呻く（うめく）ように言った。<br>
<br>
「旦那様が百姓など・・・、それはあんまりでさぁ・・・！　あっしには、到底そんなことはできません。」<br>
<br>
<br>
私はドゥエルの手を取り、そして言った。<br>
<br>
「ドゥエル、私の願いを聞いてくれるね？」<br>
<br>
<br>
ドゥエルは涙で光る顔を上げて、じっと私の目をみつめた。<br>
<br>
「旦那様・・・。」<br>
<br>
「正直に申し上げます。　あの夜、あっしはあいつを連れ戻すことは出来ないと思っていた、それにもかかわらず無理を承知で旦那様に、あんなお願いをしちまったんです・・・。」<br>
<br>
「あっしは無理を承知で、あんなお願いをしちまった。　このことが原因でこんなことになったんです。　ですから旦那様、悪いのは全てあっしでございます、農地を投げ出して百姓をするなど、どうぞおやめくださいまし・・・。」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「ドゥエル、もう私の心は決まっているのだよ。　私の頼みを聞いてくれるね？」<br>
<br>
<br>
<b>ドゥエルが泣き叫んだ。<br>
<br>
「旦那様・・・、あなたは神様のようなお方だ！　このご恩は一生忘れません・・・。」</b><br>
<br>
<br>
<b>こうして帰郷して、私がすべきことが一つ終った。<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65039092.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白　第２７話～別れ</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65039092.html</link>
<description>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２７話～別れ



私があなたがたを愛したように、

互いに愛し合いなさい

これが私の掟である


ヨハネによる福音書　第１５章　１２節



【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクション...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-07-02T10:25:23+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２７話～別れ</b><br>
<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/4/1/41dc7aea.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/4/1/41dc7aea-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="ＫＩＵ" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><b>私があなたがたを愛したように、<br>
<br>
互いに愛し合いなさい<br>
<br>
これが私の掟である</b><br>
<br>
<br>
ヨハネによる福音書　第１５章　１２節<br>
<br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
ドゥエルは私の目をじっとみつめ、肩を落としながら言った。<br>
<br>
「旦那様、奥様は今、体調を崩されて奥の部屋でお休みでございます。」<br>
<br>
<br>
「あまり良くないのかね？」<br>
<br>
<br>
ドゥエルは首を横に振って答えた。<br>
<br>
「何しろ、昨日から何もお召し上がりになりません。」<br>
<br>
「あっしも気をつけてはいたんですが、行き届きませんもんで・・・、申し訳ごぜぇません。」<br>
<br>
<br>
召使はそう言うと、深々と頭を下げた。　私はドゥエルに尋ねた。<br>
<br>
「それと・・・、今回の私の手紙はリザの手許に届いているんだろうね？」<br>
<br>
<br>
ドゥエルが答えた。<br>
<br>
「はい、間違いなくお届けいたしました。」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
私は１階の廊下を歩き、リザの居る一番奥の部屋へと向かった。<br>
<br>
<br>
部屋の中は暗かった、ベッドに横たわっているリザは眠っているように見えた。　そして、私が立ち去ろうとした時、か細い声がベッドの中から聞こえた。<br>
<br>
「あなた・・・、」<br>
<br>
<br>
私はベッドに歩み寄り、言った。<br>
<br>
「リザ！　起きていたのかい？」<br>
<br>
「無理しなくてもいい！　明日、また来るから・・・。」<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/4/f484d324.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/4/f484d324-s.jpg" width="159" height="99" border="0" alt="riza" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>リザが言った。　相変わらず力の無い声だ、無理も無いことだった・・・。<br>
<br>
「いいのよ・・・、」<br>
<br>
「あなたからの手紙を読んだわ・・・。」<br>
<br>
<br>
私はベッドの横の椅子に座り、彼女の手を握り締めた。<br>
<br>
「リザ、すまない・・・。　お前には、本当に取り返しのつかないことをしてしまった・・・。」<br>
<br>
<br>
リザが言った。<br>
<br>
「私ね、前の手紙を書いて、あなたにリングを返したわ・・・。　でもね、本当はこうすればきっと、すぐにでも帰ってきてくれると、そう思っていたの・・・。」<br>
<br>
「けれど、この手紙を読んで決心できたわ・・・。」<br>
<br>
<br>
リザは私の書いた手紙を手に取り、溜め息をついた。<br>
<br>
<br>
私はリザの手を握り締めた、涙がとめどなく流れ落ちた。　そしてリザの手に、自分の頬をこすりつけながら叫んだ。<br>
<br>
「リザ！　私を許してくれ！　でも・・・、こうするより他に方法は無かったんだ・・・。」<br>
<br>
<br>
リザは少し微笑むと言った。<br>
<br>
「私は知っているわ・・・、普段あなたがどんなに苦虫を潰した（つぶした）ような顔をしていても、本当はとても優しい人なんだってこと・・・。」<br>
<br>
「そんなあなたが選んだんだから、それが一番良い答えよ。　そう私は信じているわ・・・。」<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/2/5282e5db.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/2/5282e5db-s.jpg" width="159" height="198" border="0" alt="ｋｄ１" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>そして彼女は言った。<br>
<br>
「あなたにお願いがあるの。　私たち、来週にはここを出ようと思うの・・・。」<br>
<br>
「だからせめてそれまでの間・・・、子供たちと一緒に居てあげて！」<br>
<br>
<br>
私は泣き続けていた。堪えよう（こらえよう）としても、涙がどんどん溢れ出た。<br>
<br>
<br>
<b>～これまで生きてきて、これほどの悲しみに出会ったことなどなかった。～　<br>
<br>
<br>
私は思った。<br>
<br>
“それにしても・・・、私は賭けることの代償として、何と大きな物を失ってしまったのだろう・・・。”</b><br>
<br>
<br>
リザが言った。<br>
<br>
「今日はもう休んで来て頂戴・・・。　あなただって、疲れているわ・・・。」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「リザ・・・、すまない。　今日はゆっくりと休んでくれ、続きの話は明日にしよう。」<br>
<br>
<br>
そう言って、私が部屋を立ち去ろうとした時、リザが優しく囁いた（ささやいた）。<br>
<br>
「あなた・・・、」<br>
<br>
「それにしても・・・、本当にお馬鹿さんね！」<br>
<br>
<b>「でも、そんなあなたが好きだったわ・・・、愛していたの・・・。」<br>
<br>
<br>
リザはそう言うと、ベッドに伏せて嗚咽した。私は流れる涙を拭おうともせずに、部屋を立ち去った。</b><br>
<br>
<br>
<b>　続く</b><br>
<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65038182.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白　第２６話～帰郷</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65038182.html</link>
<description>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２６話～帰郷


　【前回までのあらすじ】


老人（イワン・オフロフスキー）は、地主のアレクセイ・ビルヴァンスキーに、自らが賭博で身を持ち崩した過去について語リ続けている。


彼は最後の金ともいえ...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-07-01T08:07:25+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>ギャンブル依存症克服法　朝の告白（あしたのこくはく）第２６話～帰郷</b><br>
<br>
<br>
　<b>【前回までのあらすじ】</b><br>
<br>
<br>
<b>老人（イワン・オフロフスキー）は、地主のアレクセイ・ビルヴァンスキーに、自らが賭博で身を持ち崩した過去について語リ続けている。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/b/ab4f1ac0.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/b/ab4f1ac0-s.jpg" width="160" height="145" border="0" alt="moon" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>彼は最後の金ともいえる、彼の妻が畑と牧場を売り払った１３０万ルーブルを手に、カジノへ向かうが全ての金を失ってしまった。<br>
<br>
<br>
その夜、彼は一つのことを決断して３人に宛てた手紙を書き、アーニャに自分が御者と行った賭けについて告白する・・・。</b><br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日の続き】</b><br>
<br>
<br>
翌日、私は宿を出て馬車の駅へと向かい、朝一番の馬車で３通の手紙をスタヴォロポリへと送った。<br>
<br>
<br>
これで３通の手紙は、昼過ぎくらいにはスタヴォロポリに着くに違いない。<br>
<br>
<br>
手紙が着けば、リザが、ドゥエルが、そして御者のヴィロンスキーが全てのことを知るだろう！　そしてこの私は、自らの持つ全ての財産を失うのだ・・・。<br>
<br>
<br>
宿の前まで戻ると、アーニャが凍てついた道の上に立っていた。<br>
<br>
「手紙を出して来たのね・・・。」<br>
<br>
<br>
私は頷いた（うなづいた）。<br>
<br>
「これでいいんだよ、全てが終わった。　でも私は今、とてもすっきりとした気分なんだよ！」<br>
<br>
「そして・・・、明日の昼過ぎには迎えの馬車がやってくる。　今度こそ、二人でスタヴォロポリに帰るんだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが尋ねた。<br>
<br>
「帰ってから、あなたはどうするつもりなの？」<br>
<br>
<br>
私は答えた。<br>
<br>
「まず・・・、リザに会わなければならない。　私の農場の半分は彼女と子供たちに引き継がせる。」<br>
<br>
「これからどうするかは決めてはいないが、小作と召使の面倒は当面彼女に任せることになるだろう・・・。」<br>
<br>
「そして・・・、お前の亭主と話を付けに行く。　その時私は全てを話すつもりだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが、尋ねた。<br>
<br>
「話を付けに行く？　どういう話をするつもりなの？」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/0/0057f577.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/0/0057f577-s.jpg" width="159" height="122" border="0" alt="mb1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>「ドゥエルと、そしてお前との間のあの赤ん坊に、半分の農地を引き継いでもらうことにした・・・。」<br>
<br>
「その代わり・・・、」<br>
<br>
「私はお前という女房を、彼から奪い取ったということさ。」<br>
<br>
「私は、これで全てを失った・・・。私にとって、今残っているのはただお前だけさ。」<br>
<br>
<br>
私はアーニャを抱きしめた。　ずっと宿の外で待っていたのだろう、彼女の頬は氷のように冷たかった。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<b>「こうして私は全てを失い、アーニャを連れて故郷のスタヴォロポリに戻ることになった。」<br>
<br>
「それは、ちょうどクリミアでのあの忌まわしい戦争が始まる、ちょうど前年の１８５３年１月６日のことだった・・・。」</b><br>
<br>
<br>
老人はここまで語ると、アレクセイの顔を見つめた。　アレクセイの顔が驚きで満ちている。　老人が言った。<br>
<br>
<b>「さてアレクセイ・・・、君は頭の良い男だ。　もう私の話そうとしていることが、おそらく君にはわかっているだろう・・・。」</b><br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/d/dd0d5f85.jpg" width="130" height="198" border="0" alt="ALK" hspace="5" class="pict" align="left"  />アレクセイが言った。<br>
<br>
「いいえ、イワン・オフロフスキーさん！　お続けになってください・・・。」<br>
<br>
<br>
老人は小さく頷き（うなづき）言った。<br>
<br>
「そうかね・・・、」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<b>老人は再び話し続けた。</b><br>
<br>
「そして翌日の朝、召使のマスラクの乗る馬車が迎えに来た・・・。」<br>
<br>
<br>
私たちは、久しぶりに故郷の土を踏むこととなった。降りしきる雪の中、馬車はスタヴォロポリに向けて走った。<br>
<br>
<br>
馬車がスタヴォロポリに着いたのは、夜もかなり更けてからだった。　私はマスラクに命じてアーニャに部屋を準備させ、我が家のドアを開けた。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/0/d0ea8a37.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/0/d0ea8a37-s.jpg" width="159" height="107" border="0" alt="piano" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>久しぶりに見る我が家は、少しも以前とは変わっていなかった。　綺麗に磨かれた窓、上の娘の為に新調したピアノ、その譜面台には、彼女が好んで弾いていたベートーベンのソナタである『月光』の楽譜が、開かれたままで置いてあった。<br>
<br>
<br>
そして隅に置かれた大きな鳩時計は今もゆっくりと時を刻んでいた・・・。　しかし、テーブルの上に置いてあるリザのお気に入りの花瓶には、花は飾られてはいなかった・・・。<br>
<br>
<br>
奥の扉が開かれ、ドゥエルが現れた。<br>
<br>
「旦那様・・・。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルは私の足元に頭をこすり付けて、何度も何度も繰り返し泣き叫んだ！<br>
<br>
「旦那様、申しわけありません！　ああ！　あっしのせいで、あっしのせいで、何と言うことに・・・。」<br>
<br>
「こんなとんでもない、取り返しのつかないことになっちまうなんて・・・！」<br>
<br>
「ああ！　あっしは何と言ってお詫びすればいいのか・・・、」<br>
<br>
<br>
私はドゥエルに手を差し伸べて言った。<br>
<br>
「お前に謝らなければならないのは、私の方なんだよ。」<br>
<br>
「そしてドゥエル、今日たった今から、私はお前の主人ではない。」<br>
<br>
「詳しい話は、後でするとしょう。」<br>
<br>
<br>
<b>私はそう言ってドゥエルを立ち上がらせると、彼に尋ねた。<br>
<br>
「リザはどこに居る？」<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65037662.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白　第２５話～終焉④</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65037662.html</link>
<description>　朝の告白（あしたのこくはく）第２５話～終焉④


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】


偽善者よ、このよ...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-30T07:48:44+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>朝の告白（あしたのこくはく）第２５話～終焉④</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/6/66eb002f.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/6/66eb002f-s.jpg" width="159" height="118" border="0" alt="lo3" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><b>偽善者よ、このように空と地の模様を見分けることは知っているのに、<br>
<br>
どうして今の時を見分けることが出来ないのか<br>
<br>
<br>
ルカによる福音書　第１２節　１３章</b><br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前日の続き】</b><br>
<br>
<br>
私は宿に戻ると、３通の手紙を書いた。１通はリザに宛てた手紙、１通はドゥエルに宛てた手紙、そしてもう１通は、御者のヴィロンスキーに宛てた物だった。<br>
<br>
<br>
手紙を書き終えると、私はアーニャに言った。<br>
<br>
「アーニャ、私はここに来てからずっと、お前に隠し続けて来たことがある・・・。」<br>
<br>
「今夜、お前にそのことを話すことにした・・・。」<br>
<br>
<br>
「何なの？　お互い今さら、隠すことも何も有ったもんじゃないわ！」<br>
<br>
「それでも何か、このあたいに隠していることでも有るっていうの？」<br>
<br>
<br>
そう言うとアーニャは、最後の金で手に入れた黒パンを頬張りながら笑った。<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「お前をここから連れ戻すことが出来るか、私は賭けをしたんだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが驚き叫んだ。<br>
<br>
「賭け？　あたいを連れ戻せるかどうかで・・・？　一体、どういうことなのよ？」<br>
<br>
<br>
私は、御者のヴィロンスキーと１エーカーの麦畑を賭けて勝負したいきさつを、全て彼女に語った。そして言った。<br>
<br>
「私はこの賭けに負けた。　そればかりではない、自分の短気が原因でつまらない賭けをして家族を失い、そして農場も全て失ってしまったんだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャは悲痛な顔で私を見つめた。そして言った。<br>
<br>
「あんたはなんて馬鹿な人なのよ！　なんで最初からそう言ってくれなかったのよ！」<br>
<br>
<br>
そしてアーニャは私に駆け寄り、私の頬に顔をこすりつけながら泣いた。<br>
<br>
「可哀想な人・・・、あたいたちのために、何てことに・・・。」<br>
<br>
「でも・・・、あなたは全てを失ってはいないわ！」<br>
<br>
<br>
そしてアーニャは私の手を握り締め、叫んだ！<br>
<br>
「ねえ！　あなたは明日の朝、一人でスタヴォロポリに帰るのよ。」<br>
<br>
「あたいを置いて帰って！　今ならば間に合うさ。　農場だって残っている！　奥さんだって、きっと帰ってきてくれるわ！」　<br>
<br>
<br>
私はアーニャに３通の手紙を見せながら言った。<br>
<br>
「アーニャ、もう遅過ぎたんだ・・・。」<br>
<br>
「私は今日やっと気付いたのさ、自分がこれからどうなろうとしているかということを・・・。」<br>
<br>
「私は決断したんだ、そして３通の手紙を書いた。　妻とお前の亭主と、それと御者のヴィロンスキーにね。」<br>
<br>
<br>
アーニャが驚いた顔でまくしたてた。<br>
<br>
「じゃあ、一体どうするつもりなのよ！　このままここで野垂れ死にするつもりなの？」<br>
<br>
「あなたが、こんなことで不幸になる必要なんて、これっぽっちも有りゃしないわ！　不幸になるんだったら・・・、そうよ！私一人で十分だわ！」　<br>
<br>
<br>
私はアーニャに言った。<br>
<br>
「アーニャ、お前はもう気がついている筈さ・・・。」<br>
<br>
<br>
アーニャが不思議そうに尋ねた。<br>
<br>
「一体、何に気がついているっていうのよ！」<br>
<br>
<br>
全てのことを悟り、私は落ち着いていた。　そうだった、ここまで来なければ、私はこれから自分が進んで行くべき道が見えはしなかったのだ。<br>
<br>
<br>
私は話し続けた。<br>
<br>
「私がこのままの状態で、お前と一緒に・・・、いや！　たとえ一人でスタヴォロポリへ帰ったとしても・・・。」<br>
<br>
「ゆくゆくは、全ての農場を売り払い、一文無しになってしまうってことがね。」<br>
<br>
「そうなれば、今度は私たちだけのことだけではすまされない。　たくさんの人を不幸にしなければならないんだ！」<br>
<br>
「その為に、今夜この手紙を書いたんだ。」<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/2/628ebcad.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/2/628ebcad-s.jpg" width="160" height="105" border="0" alt="ring1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>もうアーニャは何も言わなかった。　私はアーニャを抱きしめながら言った。<br>
<br>
「アーニャ、よく聞いてくれ。」<br>
<br>
「この３通の手紙を出すことで、全てが終わるんだ。　私は全てを失うことになる・・・。」<br>
<br>
「でも・・・、これでいいんだよ。　これからお前と私は文字通りの一文無しだ、こうするより方法は無かった・・・。」<br>
<br>
「私はお前と一緒に、全て最初からやり直すつもりだ。」<br>
<br>
「朝から畑も耕そう！　牛の乳搾りもするし、豆畑の水やりだって慣れたものさ！　昔、やらされたことがあったからね。」<br>
<br>
「お前と一緒に生きる為なら、何だってやって行こうと思っているんだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャの温かい涙が幾筋も流れ、私の頬を濡らしていた。　彼女は、ただひたすら泣き続けた。<br>
<br>
<br>
それは・・・、アーニャが今日まで生き、そして耐え続けた悲しみを、ひたすら洗い流すことだったのかもしれない。<br>
<br>
<br>
<b>アーニャが小さな声でささやいた。<br>
<br>
「あなた・・・、一つお願いがあるの・・・。」<br>
<br>
「さっきの指輪・・・、あたいが貰ってもいい？」<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/f/5fea379a.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/f/5fea379a-s.jpg" width="160" height="119" border="0" alt="ring3" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>私は、ポケットからリングを取り出すと、そっと彼女の薬指に挿して（さして）やった。<br>
<br>
<br>
こうしてその時から、私たちは生涯の夫婦となった。<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65037493.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　明日の告白第２４話～終焉③</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65037493.html</link>
<description>　明日の告白(あしたのこくはく）第２４話～終焉③


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】


【前回までのあら...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-29T15:50:52+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>明日の告白(あしたのこくはく）第２４話～終焉③</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<b>【前回までのあらすじ】</b><br>
<br>
<br>
<b>時は１８５２年、ちょうどクリミア戦争の前々年にあたる。<br>
この物語の舞台となるスタヴォロポリは、ロシア有数の牧草地帯であり、ゴルバチョフ前大統領の出身地としても有名である。<br>
<br>
<br>
老人（イワン・オフロフスキー）は、地主のアレクセイ・ビルヴァンスキーに、自らが賭博で身を持ち崩した過去について語リ続けている。<br>
<br>
<br>
彼は最後の金ともいえる、彼の妻が畑と牧場を売り払った１３０万ルーブルを手に、カジノへ向かうが・・・、</b><br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
私は宿に戻るとアーニャに、受け取った１３０万ルーブルの札束を見せて言った。<br>
<br>
「今日は、これだけの送金があった・・・。」<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「凄い大金じゃない！　どうしたのよ？」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「リザがトウモロコシ畑全てと、牧場の一部を手放して得た金だ・・・。」<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/4/a42989b4.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/4/a42989b4-s.jpg" width="160" height="160" border="0" alt="wine1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>アーニャは早速そのうちの数枚を掴み、黒パンとチーズとハム、そしてワインを手に入れて戻ってきた。　私たちはここ数日、食事らしい食事を殆ど何も摂っていなかったのだ。<br>
<br>
<br>
アーニャがワインを一口、口に含むと言った。<br>
<br>
「おいしいわ！　ワインなんか久しぶりよ。」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「アーニャ、今日ドゥエルがやって来た・・・。」<br>
<br>
<br>
彼女の顔が青ざめた、彼女は急に立ち上がり、そして言った。<br>
<br>
「あいつが来たの！?　今どこに居るのよ、まだこの街に居るんじゃないだろうね？」<br>
<br>
<br>
「お前を連れ戻そうと考えていたらしい・・・。」<br>
<br>
「でも、無駄だと言ってもう帰らせたよ。　そして、ドゥエルからいろいろと話を聞いた・・・。」<br>
<br>
<br>
私は溜め息をつき、ポケットからリングを取り出すと、それをアーニャに見せながら言った。<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/d/fd284fae.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/d/fd284fae-s.jpg" width="159" height="124" border="0" alt="ring1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>「妻のリザが、実家に帰ると言って来た・・・。私はこの上、一体何を失えば良いというんだ？！」<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「そんなの、あたいだって同じことさ！　こうなっちまったら、もう失う物なんかありゃしない・・・。」<br>
<br>
「でも、そうね・・・。」<br>
<br>
<br>
アーニャは寂しそうにうつむいて言った。<br>
<br>
「あたいは、そもそも失う物さえなかったのよ・・・。」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
私たちは、久々に食を満たしくつろいでいた。　私はアーニャに尋ねた。<br>
<br>
「アーニャ、ところでこの金のことなんだが・・・、」<br>
<br>
「お前はどうしたら良いと思うんだ？」<br>
<br>
<br>
アーニャは言った。<br>
<br>
<br>
「決まっているじゃない！　勝負するのよ。」<br>
<br>
「もうそろそろ、ツキが回ってくる頃よ。　これだけのお金をかけて勝負すれば、チャンスは有るわ。」<br>
<br>
<br>
アーニャは続けた。<br>
<br>
「一儲けしたら、あんたとあたいはスタヴォロポリへ戻るのさ。そしてね・・・。」<br>
<br>
<br>
アーニャが私の首に腕を巻きつけながら言った。<br>
<br>
「あたいとあんたは、一緒に暮らすのさ。　あたいは、あんたの子だったら何人だって構いやしない、産んでちゃんと育てるさ。」<br>
<br>
「そして、今度こそ幸せになるんだよ！」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
私は気分が重かった。　もし今夜この金を失えば、次に私が失うのは金ばかりでは無いことを良く知っていたからだ。　私はアーニャに言った。<br>
<br>
「もしこの金を全て失ったらどうする？」<br>
<br>
「また新たに金を工面するとなれば、お前も知っての通り農地を売り払うしか方法が無いんだよ。」<br>
<br>
「そこで小作させている百姓たちを追い出して、売るしかないということだ。」　<br>
<br>
<br>
私は続けた。<br>
<br>
「そうなれば、何十人という小作が路頭に迷う事になるだろう・・・。」<br>
<br>
「それでも、私にこの金で勝負しろとお前は言うのかね？」<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「勝負なんか、やって見なければわからないもんさ！」<br>
<br>
「勝つか負けるかわからないことに、最初から怯えてたってしょうがないよ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが続けた<br>
<br>
「やってみて考えりゃいいじゃない！　負けたら負けた時のことよ。」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
私にも異存はなかった、そうするしか方法が無いと思っていたからだ。　いや・・・、私はアーニャのその言葉をむしろ待っていたのかもしれない。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
その夜、私たちは久しぶりにカジノに出かけた。相変わらず、カジノは人で溢れている。<br>
<br>
<br>
よくこれだけ、賭ける事が好きな人間が多いことかと私は思った。しかし、私もそのうちの一人なのだ。<br>
<br>
<br>
“これがおそらく最後のチャンスなのだろう。”そう思うと、私は少し緊張した。<br>
<br>
<br>
そんなこともあって、最初は小額の賭けをした。３回連続で勝った。しかし、勝ったとはいえ賭ける額が少ない為に、せいぜい元金の倍が精一杯だった。<br>
<br>
<br>
アーニャが苛立ちながら言った。<br>
<br>
「大きく勝負しないと、駄目だわ。　そんな小さい額で賭けて勝っても、意味無いじゃないの！」<br>
<br>
<br>
私はそんなアーニャの言葉に圧されて大きく勝負に出たが、今度は立て続けに負け、持っていた金の半分を失った。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/b/6ba63411.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/6/b/6ba63411-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="card3" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>～今まで勝負をしていて感じたのは、一度失った運はまず間違いなくその日のうちに帰っては来ないということだ。～<br>
<br>
<br>
まさしくその日もその状態で、最初に３回勝っただけで後は全く良いところが無く、いつしかいつも通り全ての金を失ってしまった。<br>
<br>
<br>
私とアーニャは、途方に暮れカジノを後にした。　今日、ドゥエルから１３０万ルーブルもの金を受け取り、そして一晩どころかものの２時間くらいで、私はその金を摩ってしまったのだ。<br>
<br>
<br>
ホテルの外に出ると、雪が降り始めていた。私はアーニャと雪が積もり始めた小路を歩きながら考えていた。<br>
<br>
<br>
元はといえば、私はそもそも御者とつまらない賭けをして、こうやってネヴィンノムィスクまでやって来た。<br>
<br>
<br>
そもそも自らが賭けている者が、賭けに夢中になっている女を連れ戻せるわけなど無いのだ。<br>
<br>
<br>
そして、これ以上取り戻そうとして賭け続けることはもはや無駄だと・・・、そう悟ったのである。<br>
<br>
<br>
アーニャはさっき言った、私はそもそも失う物など無いと・・・。　しかしこの時私は、ふと気付いたのだ。　自分にはまだ失ってはならない物が残されていることに気付いたのだ。<br>
<br>
<br>
～私はある決断をし、大きく息を吸い込んだ。～<br>
<br>
<br>
私はこの時自分が何者かから開放され、自由になったことを感じていた。<br>
<br>
<br>
不思議な感覚だった。余りにも多くの物を喪失したにもかかわらず、なぜか体は充実感で満たされていた。<br>
<br>
<br>
<b>今思えばまさにこの時が私にとって、新たなる人生の始まりだったのだ。</b><br>
<br>
<br>
　<b>続く</b><br>
<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65036317.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　明日の告白第２３話～終焉②</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65036317.html</link>
<description>ギャンブル依存症克服法　明日の告白(あしたのこくはく）第２３話～終焉②


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-28T10:57:12+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>ギャンブル依存症克服法　明日の告白(あしたのこくはく）第２３話～終焉②</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/5377fe0c.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/5377fe0c-s.jpg" width="160" height="117" border="0" alt="hunter" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><b>野の鹿を追う者は、必ず望みをかけられる。<br>
<br>
が、それも獲物を手にするまでが花なのだ。<br>
<br>
かつての人気者もひとたび落ち目になると、誰一人見向きもせず、事実見る影もなくなる。<br>
<br>
そこまで放っておいて、やがてそいつが世間から姿を消してしまうと、初めて惜しい人物だったということになる。</b><br>
<br>
<br>
（シェイクスピア　アントニーとクレオパトラ、シーザーの言葉）<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
私はドゥエルを送り出すと、リザからの封書を開いた。　封書を開けると同時に、何か光る物が転がり落ちた。<br>
<br>
<br>
～私はそれを拾い上げると、そっと目を凝らしてみた。～　<br>
<br>
<br>
“それはまさしく、私がリザに送ったリングだった。”<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/e/8/e8266035.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/e/8/e8266035-s.jpg" width="160" height="117" border="0" alt="past" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>鮮やかに、私がリザと知り合い、そして彼女に求婚した時のことが想い出された。　そうだ！　私がリザにこの指輪を送ったのは、彼女が１８の時だった・・・。<br>
<br>
<br>
私は、そのリングをポケットに仕舞い込むと、彼女の手紙を読み始めた。<br>
<br>
<br>
＞愛するあなた<br>
＞<br>
＞今日で、私があなたのことを<br>
＞あなたと呼ぶのは終わりだわ<br>
＞<br>
＞今日、私は一つの決意をしました<br>
＞子供たちを連れて<br>
＞故郷に帰る事にしたのです。<br>
＞<br>
＞これ以上あなたの言うとおりにすれば、<br>
＞農場の小作や召使たちが<br>
＞暮らしていけなくなるからです。<br>
＞<br>
＞そして・・・、<br>
＞子供たちも、私も、<br>
＞このままでは生きていけません。<br>
＞<br>
＞最後に、空いていたトウモロコシ畑と<br>
＞牧場の半分を売りました。<br>
＞<br>
＞もうこれ以上のことをして、<br>
＞お金を作ることは出来ません。<br>
＞<br>
＞あなたが引き継いできたこの農場を<br>
＞まだこの上、勝手に処分することなど<br>
＞私には到底出来ませんもの・・・。<br>
＞<br>
＞お許し下さい。<br>
＞<br>
＞そして、どうぞご無事で・・・。<br>
＞<br>
＞<br>
＞最後に・・・、<br>
＞<br>
＞今日まで愛してくださったことを<br>
＞心から感謝しています。<br>
＞<br>
＞さようなら<br>
＞<br>
＞<br>
＞リザ<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/d/1da823c9.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/d/1da823c9-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="letter" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><br>
私はその手紙を読み終えたとき、涙が止まらなかった。　<br>
<br>
“おお、リザ！　私はお前に何と酷いことをしたのだろう！”<br>
<br>
<br>
でも、私はもう止まることは出来ないのだ。　今回リザが血の滲む（にじむ）思いをして送ってきてくれたこの金を使って、負けた金を取り戻すまで故郷には帰ることが出来ないのだ！<br>
<br>
<br>
私は心の中でそう叫びながらも、実際は今宵勝負することが出来る喜びを密かに感じていた。<br>
<br>
<br>
～そこまで、私は堕落していたのだ。～<br>
<br>
<br>
リザは良い妻だった、彼女が故郷のエルブルス山の麓（ふもと）の実家まで帰るということも気にかかった。　しかし、その時の私にとってそんなことは些細なことだった。<br>
<br>
<br>
この金を元手にして、勝負に勝てば全てうまくいくと考えていたからだ。<br>
<br>
<br>
“そうだ！　勝ちさえすれば良い。”　そうすれば、すぐにアーニャを連れてスタヴォロポリへも戻れるし、リザを迎えに行くことも出来るだろう！<br>
<br>
<br>
<b>“勝てば、全てがうまくいく！　そう！　勝てば良いのだ！”そう私は考え続けていた。<br>
<br>
<br>
あたかも、こんな大切な金銭を弄ぶ（もてあそぶ）ことが、自分の人生の使命であるかの如く・・・</b>。<br>
<br>
<br>
　<b>続く</b><br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
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</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65036320.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　明日の告白第２２話～終焉</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65036320.html</link>
<description>ギャンブル依存症克服法　明日の告白(あしたのこくはく）第２２話～終焉


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】
...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-27T09:33:33+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<b>ギャンブル依存症克服法　明日の告白(あしたのこくはく）第２２話～終焉</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前回までのあらすじ】</b><br>
<br>
<br>
<b>時は１８５２年、ちょうどクリミア戦争の前々年にあたる。<br>
この物語の舞台となるスタヴォロポリは、ロシア有数の牧草地帯であり、ゴルバチョフ前大統領の出身地としても有名である。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/53ddd140.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/53ddd140-s.jpg" width="160" height="90" border="0" alt="LNp" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>老人（イワン・オフロフスキー）は、地主のアレクセイ・ビルヴァンスキーに自らが賭博で身を持ち崩した過去について語リ続けている。<br>
<br>
<br>
老人は今正に、賭博で自分の持ち物だった農場の全てを失ってしまったいきさつを、語ろうとしていた・・・。</b><br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前回からの続き】</b><br>
<br>
<br>
３０万ルーブルという金は、４回の勝負で消し飛んだ。　私はじきに無一文になり、再びリザに向けて手紙を書いた。<br>
<br>
<br>
＞愛するリザへ<br>
＞<br>
＞心配をかけて申し訳ない。<br>
＞<br>
＞どうしても今、まとまった<br>
＞金が必要なんだ。<br>
＞<br>
＞工面するのに、苦労もあるだろう<br>
＞でも何とかして欲しい。<br>
＞<br>
＞金が無いと、何も出来ない<br>
＞今はそんな状況なんだよ。<br>
＞<br>
＞落ち着いたら、すぐに戻るから<br>
＞何とか頼む。<br>
＞<br>
＞<br>
＞無理を言ってすまない。<br>
＞<br>
＞<br>
＞イワン<br>
<br>
<br>
～私は完全に狂っていた。～<br>
<br>
<br>
どんなに妻に、そして家族に、申し訳ないと思う気持ちが湧きあがろうと、決してそれは賭博する行為を止めるには至らなかった。<br>
<br>
<br>
頭の中ではどんなに、今自分のしていることが無茶苦茶なことだとはわかっていても、それは賭博の魅力の前には全く無力だったのである。<br>
<br>
<br>
私は妻に嘘まで言って金策させ、自分は働くこともせずに朝から晩までアーニャと一緒に遊び呆けていた。<br>
<br>
<br>
そして金が届くと、いそいそとカジノへ出かけて有り金残らず使い果たす、そんな堕落した生活を毎日続けていたのだ。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/7/d/7d5b2428.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/7/d/7d5b2428-s.jpg" width="159" height="202" border="0" alt="AN1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>そのうちにアーニャも、愛人だったルドルフから愛想を尽かされ、全ての援助を打ち切られることになった。<br>
<br>
<br>
そもそもの原因は彼女の金遣いの荒さだが、他方では彼に新しい女が出来たことも原因だったらしい。<br>
<br>
<br>
私たちはホテルの部屋を引き払って近くに木賃宿を捜し、いかにも狭い一部屋で一緒に生活することとなった。<br>
<br>
<br>
そのうちに私とアーニャは着飾ることもしなくなり、食事さえ満足に摂らず過ごすようになった。<br>
<br>
<br>
アーニャの煌びやか（きらびやか）なドレスや持ち物は、全て賭博の賭け金となり消え失せて行った。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
そして、私が最後の手紙を書いたその８日後に、次の馬車がやってきた。　御者台の上に見覚えのある顔があった、私は驚いた！<br>
<br>
<br>
“ドゥエルだ、ドゥエルがやって来たのだ！”<br>
<br>
<br>
<b>馬の手綱を引くその男は、まさしくドゥエルだった。　ドゥエルは私の顔を見るなり、駆け寄りそして私の足元に跪いた。（ひざまずいた）</b><br>
<br>
<br>
「旦那様・・・、よくぞご無事で！　あっしの為にこんなことになっちまって・・・、本当に申し訳ございません。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルは人目を気にようともせず、地面に頭をこすりつけて私に詫びた。彼の目から大粒の涙が溢れ出た・・・。<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「ドゥエル、もういいんだ。　頭を上げなさい、それよりあちらの方はどんな様子かね？」<br>
<br>
<br>
ドゥエルが答えた。<br>
<br>
「旦那様、奥様がとても心配しておいでです。　今回はこれを預かって参りました。」<br>
<br>
<br>
そう言って、ドゥエルはリザからの手紙を手渡した。<br>
<br>
「それと・・・、奥様は牧場の一部とトウモロコシ畑を手放すと、そうおっしゃられています。」<br>
<br>
<br>
そして、召使は心配で張り裂けそうな自らの胸の内を語り始めた。<br>
<br>
「旦那様、一体何があったんでございますか？　あの夜、あっしがとんでもないお願いを口にしたが為に、こんなことになっちまうなんて・・・、」<br>
<br>
「どうぞ、おっしゃってくださいまし！　もうこれ以上、旦那様と奥様にご迷惑をかけるわけにはいきません！」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「ドゥエル、心配いらないよ。　お前のせいで帰るのが遅くなっているのではないんだ。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルが言った。<br>
<br>
「旦那様、女房のアンナは、今日これからあっしの手で掴まえて（つかまえて）、連れ戻します。　ですから・・・、もうこれ以上奥様に心配をかけないでくださいまし・・・。」<br>
<br>
<br>
私はドゥエルの目を見つめ、言った。<br>
<br>
「いいか！　ドゥエル、よく聞くんだ・・・。」<br>
<br>
「アーニャは、もうお前の元へは帰らないと言っている・・・。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルが悲痛な叫び声をあげた。<br>
<br>
「だ旦那様・・・、それじゃ、あの男に１エーカーの麦畑をくれてやることになりますだ・・・！！」<br>
<br>
「それはなりません！　絶対にそれだけはお止めくださいまし・・・！」<br>
<br>
「それに・・・、あいつが帰って来ないとなると、赤ん坊をこれからどうしたものか・・・。」<br>
<br>
<br>
ドゥエルは肩を落として、呟いた。　私は言った。<br>
<br>
「ドゥエルよ、私は何も必ずそうなると言っているわけではないんだ！　アーニャに今お前がいくら言っても無駄だ。もうしばらく待つんだ。」<br>
<br>
「ここは私に任せておけ！」<br>
<br>
<br>
私はドゥエルにそう言ってはみたものの、既に結果は見えていた。　もうどうにもならないことを、私は知っていたのだ。<br>
<br>
<br>
<b>そして口には出さなかったが、ただひたすら、自分の女房を失った哀れな召使に対し罪悪感を感じていた。<br>
<br>
“理由はともあれ私は、この男の女房を寝取ったのだ。”<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/8/f/8f24abbe.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/8/f/8f24abbe-s.jpg" width="160" height="153" border="0" alt="BA3" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>～私は悲壮な面持ちで召使を故郷へと送り出した。～　<br>
<br>
<br>
それは粉雪が舞い、いつもより早い冬の訪れを感じさせる、ある晴れた午後のことだった・・・。<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
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<br>
<br>
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</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65035786.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　明日の告白　第２１話～堕落⑦</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65035786.html</link>
<description>　明日の告白(あしたのこくはく）第２１話～堕落⑦


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】



木が良ければ、...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-26T11:08:59+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>明日の告白(あしたのこくはく）第２１話～堕落⑦</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/4/d419d420.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/4/d419d420-s.jpg" width="160" height="127" border="0" alt="lop" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><b>木が良ければ、<br>
その実も良いとし<br>
<br>
木が悪ければ、<br>
その実も悪いとしなさい<br>
<br>
木の良し悪しは、<br>
その結ぶ実でわかる</b><br>
<br>
<br>
（マタイによる福音書　第１２節３３章）<br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
私たちはホテル・ドゥレステンに着くと、早速地下への階段を下りた。<br>
<br>
<br>
カジノはもう既に客で半分くらいは埋まっており、私たちは昨夜と同じテーブルに着いた。　アーニャが耳元でそっと言った。<br>
<br>
「ゆうべと同じディーラーだわ！」<br>
<br>
<br>
私たちは喉の渇きを癒す（いやす）ためにビールを注文し、ボーイから交換したチップを受け取った。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/d/9d56a49d.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/d/9d56a49d-s.jpg" width="159" height="114" border="0" alt="ki2" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>痩せて目の鋭いディーラーが、鮮やかな手つきでカードをシャッフルした。　そして、ゆっくりとカードを配っていく・・・。　こうして、私にとって３度目のカジノの夜が始まった。<br>
<br>
<br>
最初、私は運に恵まれていた。　瞬く間に、目の前にチップの山が出来た、席について僅か（わずか）３０分も経っていない。<br>
<br>
<br>
アーニャが、溜め息混じりに言った。<br>
<br>
「凄い・・・、もう５０万ルーブルは勝ちよ！」<br>
<br>
<br>
“そう！　この時既に、私は目的を達成していたのだ！”<br>
<br>
<br>
<b>昨日の負けを取り戻すことだけならば、この時点で既に十分足りていた。　しかし私は賭けることをやめようとはしなかった・・・。<br>
<br>
<br>
～こうして、私は破滅への道を歩むことになった。～</b><br>
<br>
<br>
<br>
<br>
ここまで話し終えると、老人は少し疲れたように椅子にもたれ、口を半ば開いたままで目を閉じた。<br>
<br>
<br>
アレクセイが言った。<br>
<br>
「イワン・オフロフスキーさん、お疲れなのでしょう？　少しお休みになってはいかがでしょうか？」<br>
<br>
<br>
老人が目を閉じたままで答えた。<br>
<br>
「アレクセイ、大丈夫だ・・・！」<br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/d/c/dcad0369.jpg" width="141" height="190" border="0" alt="oldman" hspace="5" class="pict" align="left"  />老人は語り続けた。　<br>
<br>
「そして・・・、それきり私は自分が賭けで失った金を取り戻せることは二度と無かった・・・・。」<br>
<br>
<br>
それから私は、その日のうちに殆どの金を使い果たし、明日の路銀にも事欠く有様となった。<br>
<br>
<br>
私は、妻のリザに手紙を書いた。そして、召使のマスラクの宿へ行き、彼にこう伝えた。<br>
<br>
「マスラク！　お前は明日の朝一番にここを発ち、スタボロポリへ戻るんだ。」<br>
<br>
「そして、この封書をリザに届けて欲しい。　そして、次の馬車をすぐによこすように伝えてくれ。」<br>
<br>
<br>
その時の私の頭の中にあったのは、とにかく今までに失った金を取り戻すことしかなかったのだといえるだろう。<br>
<br>
<br>
そして私はその日、たった一度だけ訪れたチャンスを逃したことを、限りなく悔やんでいたのだった。<br>
<br>
<br>
<b>私は心の中で、願っていた、そして信じていた、いや、祈っていたのかもしれない、失った金をいつか取り戻すことが出来るのだと・・・。<br>
<br>
<br>
しかしながら、それは叶えられなかった。　あの時以来、今日に至るまで叶えられはしなかった・・・。<br>
<br>
<br>
～そして、私は全てを失ったのだ。～</b><br>
<br>
<br>
<br>
<br>
少し咳き込んだ後、しゃがれた声で老人は話し続けた。　アレクセイは、老人の言葉を一言たりとも聞き逃すまいと、集中して話に聞き入った。<br>
<br>
<br>
老人が続けた。<br>
<br>
<br>
「それから数回に渡り、私は召使に命じリザに金策の手紙を持ち帰らせた・・・。」<br>
<br>
「いつしか季節は変わり、ネヴィンノムィスクの秋は終わり、冬が訪れようとしていた。」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/3/f32977eb.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/3/f32977eb-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="lo1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>そんなある日、いくら待てども、馬車はやって来なかった。３日遅れでやってきた馬車には私の着替えと共に、次のような手紙が添えられていた。<br>
<br>
<br>
＞愛するあなた<br>
＞<br>
＞私は今、悲しんでいます。<br>
＞<br>
＞ここスタボロポリでも、あなたの噂は<br>
＞時々耳にします。<br>
＞<br>
＞若い女と共にカジノにいるという<br>
＞そんな噂を聞き、私は悲壮な思いでいます。<br>
＞<br>
＞それでも、私はあなたを信じています<br>
＞笑って、ここへ帰ってきてくれると<br>
＞そう信じて待っています。<br>
＞<br>
＞今回は、おっしゃっただけのお金を<br>
＞用意することは、もう出来ませんでした。<br>
＞<br>
＞蓄えが尽きたのです。<br>
＞牛を４頭売りました。<br>
＞これがそのお金です・・・。<br>
＞<br>
＞お体に気をつけて・・・、そして<br>
＞一刻も早くお帰りになることを<br>
＞心から祈っています。<br>
＞<br>
＞子供たちもあなたのことを<br>
＞心配しているわ。<br>
＞<br>
＞<br>
＞リザ<br>
<br>
<br>
私はリザからのこの手紙を読んで、胸が締め付けられる思いだった。　ただし、そう思ったのも最初だけだった。<br>
<br>
<br>
彼女からの手紙の中には、少し汚れたルーブル紙幣が丁寧に折り重ねられて入っていた。<br>
<br>
<br>
～３０万ルーブルしか、入っていない・・・・。～<br>
<br>
<br>
<b>私は、その金を送ってくれた人が、どれほどの苦労をしてそれを工面し、送ってくれたかということさえ考えずに、単にその金額を使って、今夜どうやって賭けるべきかだけを考えていた。<br>
<br>
<br>
その時に私の頭の中に有ったのは、もはや、賭け続ける事だけだったのだ。<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65035256.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　明日の告白第２０話～堕落⑥</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65035256.html</link>
<description>　明日の告白(あしたのこくはく）第２０話～堕落⑥


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】



【前回までのあ...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-25T08:38:01+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>明日の告白(あしたのこくはく）第２０話～堕落⑥</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<br>
<b>【前回までのあらすじ】<br>
<br>
<br>
時は１８５２年、ちょうどクリミア戦争の前々年にあたる。<br>
この物語の舞台となるスタヴォロポリは、ロシア有数の牧草地帯であり、ゴルバチョフ前大統領の出身地としても有名である。<br>
<br>
<br>
スタヴォロポリの農場主であるイワン・オフロフスキーは、御者との賭けに勝つ為にここネヴィンノムィスクにあるカジノまで、召使の女房であるアーニャを連れ戻しにやってきた。<br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/b/f/bfe610c9.jpg" width="141" height="181" border="0" alt="aj1" hspace="5" class="pict" align="left"  />彼はアーニャを連れ戻そうとするが、アーニャの誘惑に負け、彼女と関係を持ち、自らも賭博の虜（とりこ）となっていった。<br>
<br>
<br>
一方でイワンはアーニャの通うカジノで、自らも賭けをすることとなりアーニャを知る一人の軍人と出会うが、４０万ルーブルもの大金を失ってしまった。<br>
<br>
<br>
カジノが閉店となり、ホテルへと戻った彼にアーニャは心を開き、自分の過去について語り始めるが、召使のドゥエルの元へは帰らないことを告げる。<br>
<br>
<br>
イワンは、アーニャを愛し始めた自らの心と、御者との賭けとの狭間に立ち苦悩するが、次にアーニャが言った言葉を聞き愕然（がくぜん）とする。</b><br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
アーニャは続けた。<br>
<br>
「４０万ルーブルも一晩で摩っちまったんだよ！　誰だって、カジノが開けば取り戻しに行きたいと思う筈よ。」<br>
<br>
<br>
～図星だった。～　<br>
<br>
<br>
その時の私にとって一番問題だったのは、アーニャを連れ戻すことでも、御者との賭けに勝つことでも無かった。<br>
<br>
<br>
昨夜失った４０万ルーブルを、まず今夜取り戻そうと、そう心の中で決めていたのだ。<br>
<br>
<br>
そして、その金を取り戻してからアーニャを連れ帰り、御者との賭けに勝つことを考えようとしていたのだ。<br>
<br>
<br>
～愚かな選択だった。～<br>
<br>
“いや、それは愚かというよりも無知といった方が良かったのかもしれない。”<br>
<br>
“そう！　賭博で失った金を賭博で取り戻すことが出来ると・・・、私はそう考えていたのだ。”<br>
<br>
<br>
<b>“賭けることで失った金は二度と戻っては来ない”そのことを、私はその日が来るまで全く知らなかったのだ。</b><br>
<br>
<br>
～こうして、私は６つ目の過ちを犯した。～<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/7/1709b9e8.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/1/7/1709b9e8-s.jpg" width="160" height="128" border="0" alt="1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>それから私たちは着替えを済ますことにした。　私は黒いビロードの上着に帽子をかぶり、アーニャは昨夜の薄いピンクのドレスに代えて、濃いワインレッドのドレスを選んだ。<br>
<br>
<br>
私とアーニャは近くのダンスホースに出かけた。　しばらくの間そこで踊りながら夜までの時間を費やそうと思ったのである。<br>
<br>
<br>
私たちはショパンの曲に合わせ、マズルカ(注１)を踊ったりして過ごしたが、アーニャは百姓娘とは思えぬほど、軽やかに身を翻し（ひるがえし）上手に踊った。<br>
<br>
<br>
～彼女は、さながらダンスホールの花のようだった。～<br>
着こなしも、振る舞いも、会釈（えしゃく）の仕方も、そしてダンスの上手さも、全て社交界で立派に通じることだろう。<br>
<br>
<br>
きっと何も知らない社交界の人々は、彼女を愛すべき一人の乙女として見守っているに違いない・・・。<br>
<br>
<br>
アーニャが大きくステップを踏みながら叫んだ。<br>
<br>
「あたい、今まで生きてきて、今が一番幸せかもしれないわ！」<br>
<br>
<br>
私は彼女の耳元で、笑いながら囁いた（ささやいた）。<br>
<br>
「それは結構だが、その“あたい”と言うのを何とかしないかね？　お前の素性（すじょう）がまるわかりだ！」<br>
<br>
<br>
<img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/b/7/b74f0d27.jpg" width="114" height="159" border="0" alt="dance1" hspace="5" class="pict" align="left"  />今考えてみれば、アーニャと踊ったあの時が、私の人生の中で一番幸せなひと時だったのかも知れない。　私は今も覚えている、そして決して忘れることはないだろう・・・！<br>
<br>
<br>
あのダンスホールの中のざわめきを、シャンデリアの黄色い炎の美しさを、そこで口にしたワインの甘く饒舌(じょうぜつ）な香りを、そして煌き（きらめき）ながら踊るアーニャの美しい肢体（したい）を・・・。<br>
<br>
<br>
～そして６曲目のワルツが終わった時・・・。～<br>
<br>
<br>
私たちは心地よく疲れていた。　ダンスホールを後にして、寄り添って石畳の道を下り、ホテル・ドゥレステンへと向かった。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/8/c80b2271.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/8/c80b2271-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="hu1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>夕日がクバン川に映えて美しかった、カフカス山脈から湧き出る大河は、あたり一面のひまわり畑と相俟って（あいまって）黄金に染まり、早くも夏の終わりを告げようとしていた。<br>
<br>
<br>
<b>～そう、この時私は知らなかったのだ！～　<br>
<br>
<br>
私がこれから、どれほど大きな人生の過ちを犯そうとしていたのか、そして・・・。<br>
<br>
<br>
その日からここネヴィンノムィスクで、自分が冬を迎えることになろうとは・・・、知る由もなかったのだ。</b>　<br>
<br>
<br>
　<b>【続く】</b><br>
<br>
<br>
<br>
<b>＊</b>マズルカ：もともとはポーランドの舞曲、実際にはフランスに渡り、マズルカと呼ばれた。<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。（メール無料相談実施中)<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034818.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白第１９話～堕落④</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034818.html</link>
<description>　　朝の告白（あしたにこくはく）第１９話～堕落⑤


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】


悲しき日々の果...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-24T15:34:25+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　　<b>朝の告白（あしたにこくはく）第１９話～堕落⑤</b><br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/5325046c.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/5/3/5325046c-s.jpg" width="159" height="162" border="0" alt="i21" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><b>悲しき日々の果てるまで<br>
<br>
誇り高い経験も、分別も<br>
<br>
血にまみれたる勿忘草（わすれなぐさ）の命を<br>
<br>
おのが手持て、揉み砕く（もみくだく）ことなし</b><br>
<br>
<br>
アイブラート<br>
<br>
<br>
<br>
　<b>【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
<br>
「アーニャ、一つ聞こう！　この私もお前が居ないと破滅する。　そんな男だというのかね？」<br>
<br>
<br>
アーニャが笑いながら言った。<br>
<br>
「その通りさ！　危なくって、見てられやしない・・・。」<br>
<br>
「だから、あたいはあんたを選んだのさ！　そんなあんたが好きなんだよ・・・。」<br>
<br>
<br>
重ね合わされたその唇は、かすかに塩の味がした。　それは、今までこの女が生きてきて味わった人生の蹉跌（さてつ）そのものだったのかもしれない・・・。<br>
<br>
<br>
私はアーニャの肩を抱き言った。<br>
<br>
「お前は親分肌なんだよ、だから自分で何もかも取り仕切らないと、気がすまないのさ。」<br>
<br>
「でも女というものは、そもそも男に仕えて家庭を守り、そして幸せを築いていくものなんだ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「じゃあ、あたいの母はどうなるのさ？　あんなきちがいの男の面倒を２０年以上見続けてきたんだよ。」<br>
<br>
「今でも覚えているさ、あの男の機嫌が良いのはバクチに勝って帰ってきた晩だけで、負けた時はそりゃ酷いものだった。」<br>
<br>
「あの男は帰ってきたら、真っ先に金をせびった。　金が無いとわかるとあたいたちに容赦なく手を出した。」<br>
<br>
「そんな男に仕えて、何が幸せなもんか！」<br>
<br>
「それでも母は文句一つ言わずに、辛抱してあたいたちを女手一つで育てたのさ。」<br>
<br>
「確かに、あたいが売り飛ばされそうになった時は、半狂乱になって抵抗したけど・・・。」<br>
<br>
<br>
アーニャはそこで一息つき、残りのウオッカを飲み干した。そして言った。<br>
<br>
「でもドゥエルと一緒になってわかったのよ、優しくはされるが、ここにあたいの居る場所は無いって・・・。」<br>
<br>
「そして思ったのよ。　こんなまま年老いていくのは絶対に嫌だって。」<br>
<br>
<br>
私が言った。<br>
<br>
「それで、農場を逃げ出したってわけか？」<br>
<br>
<br>
「そうよ、なけなしの金を持ってここネヴィンノムィスクへとやってきた。　勿論、ルドルフは喜んでくれたわ。」<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/b/c/bc9bc246.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/b/c/bc9bc246-s.jpg" width="160" height="175" border="0" alt="hi1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>「そうして、また以前のような生活をすることになったのよ。毎晩カジノに行って遊び、お呼びがかかれば彼の官舎へ招かれて彼に抱かれる、そんな毎日よ。」<br>
<br>
<br>
彼女が上目遣いで私の目を見た。<br>
<br>
<br>
「あたいの必要なお金は、全部彼が出してくれているのよ。だからあたいは何不自由なく、ここで遊んでいられるわ。」<br>
<br>
「彼との事、妬いて（やいて）いるの？」<br>
<br>
<br>
<b>“妬いている・・・？”</b><br>
<br>
<br>
そうだ、確かに今の私はこの女の相手の軍人に嫉妬している。　我ながら勝手な男だ、妻子が有りながら・・・。<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「でもね・・・、あたいはルドルフとずっと付き合っていく気はないわ。」<br>
<br>
「母がもう弱ってきているし、近いうちにまたスタヴォロポリに帰らねばならない、そう思っているのよ。」<br>
<br>
「ねえ、イワンさん。　あたい、あんたに付いてスタヴォロポリに帰ってもいい、ただし一つお願いが有るのよ・・・。」<br>
<br>
<br>
私は驚いた、アーニャがあっさりと帰る事を了解したからだ。<br>
<br>
「願い？　それはどんな願いなんだね？」<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
「あなたには、奥さんも子供もいるわ。　だから無理は言いたくないの、でも・・・。」<br>
<br>
「たまにはあたいの家に来て、あたいを抱いて欲しいの！」<br>
<br>
「そして・・・、あの男の所へは絶対に戻さないで！」<br>
<br>
<br>
私はふと時計を見た、もう午後３時を回ろうとしている。召使のマスラクに宿を取らせねばならない。<br>
<br>
<br>
私は部屋にアーニャを残し、ホテルの外に出た。　複雑な心境だった、“このままスタヴォロポリに戻っても、私はアーニャとの関係を続けるのか？”<br>
<br>
<br>
ドゥエルにはどう話したものだろう、いやそれどころか、このままではあの御者との賭けに負けてしまうのだ。<br>
<br>
<br>
そうすれば、１エーカーという土地をくれてやらねばならないのだ。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/7/972bef73.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/7/972bef73-s.jpg" width="160" height="143" border="0" alt="B2" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>私は歩きながら考え続けた。御者との賭けに負けるわけにはいかない、さりとてアーニャをドゥエルの元へ戻すことは不可能だろう。<br>
<br>
<br>
“一体、どうしたものか・・・・”<br>
<br>
<br>
そしてふと思った。　そればかりか、私は昨夜の勝負で４０万ルーブルもの大金を失っているのだ。これも、なんとかせねばならない・・・。<br>
<br>
<br>
用を済まし私が部屋に戻ると、アーニャが言った。<br>
<br>
「さあ！　カジノへ行こうよ。　もういい時間じゃない！」<br>
<br>
<br>
私はアーニャに言った。<br>
<br>
「お前はそれにしても、バクチが好きな女だな！　今日も行こうというのかい？」<br>
<br>
<br>
アーニャが笑い出した。私はそれを見て言った。<br>
<br>
「アーニャ、何がおかしい！」<br>
<br>
<br>
<b>アーニャが笑い転げながら言った。<br>
<br>
「だって、おかしいじゃない！　」<br>
<br>
「今日、あそこに一番行きたい客はあんたの筈じゃないの・・・。」<br>
<br>
<br>
　続く</b><br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034266.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白　第１８話～堕落④</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034266.html</link>
<description>　朝の告白(あしたのこくはく）　第１８話～堕落④


【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】


　【前回までのあ...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-23T13:53:08+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>朝の告白(あしたのこくはく）　第１８話～堕落</b>④<br>
<br>
<br>
【この作品は、全て、私タカビーの創作でありフィクションです。　登場人物は実在しません。　地名・写真その他につきましても、イメージであり事実と異なる場合がありますのでご注意下さい。】<br>
<br>
<br>
　<b>【前回までのあらすじ】<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/f/cf73379a.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/f/cf73379a-s.jpg" width="160" height="127" border="0" alt="SB" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>時は１８５２年、ちょうどクリミア戦争の前々年にあたる。<br>
この物語の舞台となるスタヴォロポリは、ロシア有数の牧草地帯であり、ゴルバチョフ前大統領の出身地としても有名である。<br>
<br>
<br>
スタヴォロポリの農場主であるイワン・オフロフスキーは、御者との賭けに勝つ為にここネヴィンノムィスクにあるカジノまで、召使の女房であるアーニャを連れ戻しにやってきた。<br>
<br>
<br>
彼はアーニャを連れ戻そうとするが、アーニャの誘惑に負け、彼女と関係を持つが、アーニャは完全に賭博の虜（とりこ）となっていた。<br>
<br>
<br>
一方でイワンはアーニャの通うカジノで、自らも賭けをすることとなりアーニャを知る一人の軍人と出会うが、４０万ルーブルもの大金を失ってしまった。<br>
<br>
<br>
カジノも閉店となり、ホテルへと戻った彼にアーニャは心を開き、自分の過去について語り始める。<br>
<br>
<br>
<br>
　【前日からの続き】</b><br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/e/0e38526e.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/0/e/0e38526e-s.jpg" width="160" height="104" border="0" alt="AZ8" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>あの人には妻子が居るの。サンクトペテルブルグ(注１）の出身で、今もそこに家がある筈よ。<br>
<br>
<br>
彼の家系はもともとはずっと貴族だった。　彼の父は内務省の下士官で、そんなこともあってペテルベルグの士官学校を卒業すると、彼はあんな歳で将校になったのよ。<br>
<br>
<br>
彼の赴任先はずっとここネヴィンノムィスクの駐屯地だったから、彼がここに居る間、私はずっと公然の彼の内妻だったというわけよ。<br>
<br>
<br>
「これでわかったでしょ？　私がここでこうやって遊んでいられるわけが・・・。」<br>
<br>
<br>
私はアーニャに尋ねた。<br>
<br>
「それなら、お前はどうしてドゥエルと一緒になんかなったんだ？」<br>
<br>
<br>
アーニャが続けた。<br>
<br>
<br>
彼が居る間は良かったわ。　でも彼が家に戻りしばらくすると、親父がやって来たの、私から金をせびり取る為にね・・・。<br>
<br>
<br>
そして、巻き上げれるだけの金を巻き上げ、全てバクチで使い果たすと、親父は私をまた地獄の家に連れ戻したわ。<br>
<br>
<br>
<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/f/cfbf2c4e.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/c/f/cfbf2c4e-s.jpg" width="160" height="235" border="0" alt="AZ5" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>そしてあたいはスタヴォロポリの家に連れ戻されると、すぐにピャチゴルスクへ無理やり連れて行かれ、客を取らされた・・・。<br>
<br>
<br>
あの男は、あたいが体を売って稼いだ金を一文残らずバクチに使い果たし・・・、それからしばらくして、酔っ払って馬車にはねられて死んだわ。<br>
<br>
<br>
アーニャはそこまで話すと立ち上がり、グラスにウオッカを注ぐと半分近くまで飲んだ。　私は、アーニャに尋ねた。<br>
<br>
「ドゥエルとは、どこで知り合ったんだね？」<br>
<br>
<br>
あの男はピャチゴルスクで、あたいの客だった。　あの頃は優しくて、来るたびにいろいろと私の話を聞いてくれたわ。<br>
<br>
<br>
そのうちにあたいも、この男とならちゃんと生きていけるかもしれないと思い出した・・・、幸せに結婚出来るのなら、この男と一緒になってもいいと思ったのよ。<br>
<br>
<br>
そして、彼についてスタヴォロポリへ行き正式に彼と結婚したの・・・、あとはあなたの知ってのとおりだわ。<br>
<br>
<br>
私は改めてアーニャの顔を見た、そしてこう思った。<br>
<br>
<br>
“この、どう見ても１８くらいにしか見えない女に、何と言う過酷な人生の試練があったのだろう！”<br>
<br>
“私はこの歳まで生きてきて、苦労と名の付く物は殆ど経験してこなかった・・・。”<br>
<br>
<br>
アーニャが言った。<br>
<br>
最初はね、あたいもいい奥さんになろうと努力したわ。　でも、それが無駄なことだということにすぐに気が付いたのよ・・・。<br>
<br>
<br>
私はアーニャに言った。<br>
<br>
「どうしてだ？　お前たち一家は何不自由無く、暮らしていたじゃないか？」<br>
<br>
「それに・・・、ドゥエルは良く気がつくし面倒見の良い男だ。お前と一緒になってからは一切遊びもせずに、真面目にやっているじゃないか！」<br>
<br>
<br>
アーニャは悲しそうな声で呟いた。<br>
<br>
<b>「昨夜もあなたには話したわ・・・。なぜだかわからない！　でもあたいは・・・、」<br>
<br>
「あたいが居て世話を焼かないと、無茶苦茶になりそうな男で無いと、一緒に暮らしていけないんだよ！」</b><br>
<br>
<br>
　　<b>続く</b>　<br>
<br>
<br>
<b>＊</b>サンクトペテルブルグ：ピョートル大帝の名にちなんで名づけられた。かつてのロシア帝国の首都でもある。<br>
<br>
<br>
☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
<br>
<br>
●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034163.html">
<title>いつの間にか、３００記事・・・かあ！(号外です）</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65034163.html</link>
<description>
タカビーです。
お久しぶりです。


～生きてますよ。笑～


ストーリーの連載を始めて、
もう２週間以上経ちました。


実は裏で、メルマガの原稿とか
コッソリと書いてるんですけどね。^^


それで気が付いたら・・・、
昨日の記事で３００記事越してま...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-23T08:23:40+09:00</dc:date>
<dc:subject>あなたへのお知らせ</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<br>
タカビーです。<br>
お久しぶりです。<br>
<br>
<br>
～生きてますよ。笑～<br>
<br>
<br>
ストーリーの連載を始めて、<br>
もう２週間以上経ちました。<br>
<br>
<br>
実は裏で、メルマガの原稿とか<br>
コッソリと書いてるんですけどね。^^<br>
<br>
<br>
それで気が付いたら・・・、<br>
昨日の記事で３００記事越してました！<br>
<br>
<br>
～いやー、早い物ですね。～<br>
<br>
<br>
ここまで続けて来れたのも、<br>
ご訪問して下さったあなたのおかげですよ。<br>
<br>
<br>
どうも有難う御座いました。<(_ _)><br>
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それと・・・、<br>
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今日初めて、このブログに来られた方の為に申し上げておきます。<br>
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<b>無料カウンセリング・コンサルを受け付けていますので、よろしければ、メールにてどうぞ！</b><br>
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『朝の告白』今日の連載分は、<br>
うーん！　昼からの更新になるかと。<br>
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<b>今日、アーニャの隠された秘密と<br>
彼女がバクチに走ったそのワケが、<br>
明かされる・・・。</b><br>
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～その予定です。(^^♪～<br>
というか、これから書きますんで。<br>
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読者の方に、ギャンブラーが誕生する環境と賭ける人の心理について、今日のストーリーを通じて知っていただけたらな～と思ってます。<br>
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それでは<br>
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☆タカビーへのメールは<a href="mailto:fposaka1@yahoo.co.jp"><b>コチラ</b></a>からどうぞ。<br>
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●私からのメールがちゃんとあなたに届くよう、あなたの携帯のメールのフイルタリング除外リストに私のアドレスを加えてくださいませ。fposaka1@@yahoo.co.jp(スパム防止のため＠を一つ余分に入れてます。）<br>
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</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://osakafp.livedoor.biz/archives/65033752.html">
<title>ギャンブル依存症克服法　朝の告白第１７話～堕落③</title>
<link>http://osakafp.livedoor.biz/archives/65033752.html</link>
<description>　朝の告白（あしたのこくはく）第１７話～堕落③


若い娘は、いく度も、
そのかろやかな
夢を変えてゆきます




ちょうど若木が、
来る春ごとに
その葉を付け替えるように


それが神の
みこころなのでしょう


あなたはふたたび
恋をするでしょう
...</description>
<dc:creator>fposaka</dc:creator>
<dc:date>2008-06-22T16:42:48+09:00</dc:date>
<dc:subject>ストーリー</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[　<b>朝の告白（あしたのこくはく）第１７話～堕落③<br>
<br>
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若い娘は、いく度も、<br>
そのかろやかな<br>
夢を変えてゆきます<br>
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<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/4/f4144218.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/f/4/f4144218-s.jpg" width="160" height="171" border="0" alt="若き" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><br>
<br>
ちょうど若木が、<br>
来る春ごとに<br>
その葉を付け替えるように<br>
<br>
<br>
それが神の<br>
みこころなのでしょう<br>
<br>
<br>
あなたはふたたび<br>
恋をするでしょう<br>
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<br>
プーシキン</b><br>
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　<b>【前日からの続き】</b><br>
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私はアーニャの乳房から唇を離し、そんな自分の気持を打ち消すように言った。<br>
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「アーニャ、ドゥエルは私の父が生きている頃からよく使えてくれた、真面目で優しい男だ。」<br>
<br>
「この私ときたら、お前も知っての通り父譲りの冷血漢で、情けなんてこれっぽっちも持っていない、そんな男さ・・・。」<br>
<br>
「たとえお前が私と一緒に居ようとしても、きっとすぐに嫌になって逃げ出したくなるさ。」<br>
<br>
「それに・・・、結婚するという事は、お互いに我慢することも必要なものなんだよ・・・。」<br>
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<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/b/abcb13e2.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/a/b/abcb13e2-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="AG4" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>アーニャが、私の目を覗き（のぞき）込むようにして言った。<br>
<br>
「でもイワンさん、あなたは、こうして私をスタヴォロポリからわざわざ迎えにきてくれたわ！」<br>
<br>
「それに・・・、」<br>
<br>
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アーニャは、いたずらっぽく微笑んだ。<br>
<br>
「あなたは本当はとても優しい人よ！　あたいは知っているの・・・。」<br>
<br>
「目を見ればわかるわ！　それに・・・、」<br>
<br>
「私が頼んだ時、嫌な顔一つせず、おっぱいを飲んでくれたでしょ？　あたいは、あなたのことが好きよ・・・。」<br>
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<br>
“そうだ、そうだった！”　私は生まれてこのかた、一度だって他人から、優しいなどと言われたことなど無かったのだ。　<br>
<br>
“しかし、おお！　何ということだろう！”<br>
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“優しい人”とこうしてアーニャに面と向かって言われると、なぜか１５の時から久しく会っていない、母の横顔が忽然と（こつぜんと）想い出されたのだった。<br>
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<br>
～とても不思議な気持ちだった。～　<br>
私はこう思った。<br>
<br>
<br>
もし今までに誰かが、私に対して立った一言でも“優しい”と言ってくれていたならば、私はおそらく・・・・、あんな無謀な賭けをすることも無かったに違いないと。<br>
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<br>
<b>そう！　ひょっとする私は今まで生きてきて、誰かからのこの言葉を待ち続けていたのだ。　誰かがこう言ってくれるのを待ち続けてきたのだ・・・！</b><br>
<br>
<br>
私はアーニャに言った。<br>
<br>
「私は優しいと言われたのは生まれて初めてだ。　私が優しい人間だって？　とんでもない、それはお前の大きな誤解さ。」<br>
<br>
<br>
アーニャが笑い転げながら言った。<br>
<br>
「優しい人で無ければ、ここまでわがままな女に付き合ってくれるわけないわ！　あたいにはわかるのよ！」<br>
<br>
「適当に遊んで楽しんだら、あとはそそくさと帰る。　男なんて、皆そんなもんだわ。」<br>
<br>
<br>
そして、アーニャは尚も笑いながら言った。<br>
<br>
「お人よしにも程があるよ！　こんなあばずれ女に付き合って一晩に４０万ルーブルも摩っちまう（すっちまう）なんてさ！」<br>
<br>
「でも・・・、あたいはあんたが好き！」<br>
<br>
<br>
私は言った。<br>
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<br>
「アーニャ、お前に聞きたいことがある。」<br>
<br>
<br>
「わかっているわ。　なぜ、こうなったのかって、そして、どうしてこんな暮らしが出来ているのかって、そうでしょ？」<br>
<br>
<br>
「その通りさ。　話してくれるかい？」<br>
<br>
<br>
「そう！　約束だったわね・・・。」<br>
<br>
<br>
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<br>
それからアーニャは、自分がなぜスタヴォロポリを離れ、ここネヴィンノムィスクでカジノに入り浸る生活になったのかを語り始めた。<br>
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<br>
あたいは、あの男と一緒になる前に、バクチに狂った親父から逃れようとして、家を飛び出したことがあるの。<br>
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<a href="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/3/93e9ac98.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/fposaka/imgs/9/3/93e9ac98-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="AG1" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a>親父はまだ１６だったあたいを、自分のバクチの金を作る為に売り飛ばそうとしたのよ。<br>
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そのことを知って、あたいは殆ど何も持たないまま、ここネヴィンノムィスクの近くまで歩いて逃げてきたの。<br>
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<br>
そして、何も食べずに歩き続け、クバン川のほとりで倒れてしまった。　その時にあたいを助けてくれたのが、あのルドルフ少尉の部隊だったのよ。<br>
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<br>
彼は私に優しくしてくれたわ、あの人がネヴィンノムィスクに居る間、私たちは夢のような生活を送ったの。<br>
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<br>
毎晩ドレスを選んでダンスに出かけたわ・・・。その頃よ、カジノに行くことを覚えたのも・・・・。<br>
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<b>でも、そんな幸せも長く続かなかったわ・・・。</b><br>
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<br>
　<b>続く</b>]]>
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</item>

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