ギャンブル依存症克服への道　～パチンコ依存症・スロット依存症・断ギャンブル道場です！～ : ギャンブラーの心理

ギャンブラーの心理

2012年09月14日18:00

カテゴリ: ギャンブル依存症とは; ギャンブラーの心理

あなたが失った金は　戻ってこない

こんばんは、タカビーです。

今夜は手短更新とさせていただきます。依存したギャンブラーの心理についてです。

賭博者の心理

取り戻そうと考える前に

これまで失った金額を計算するといい

by タカビー

■ズレた金銭感覚とは

ギャンブル依存症になると、独特のマインドが身に付きます。

それは、ズレたといいましょうか狂った金銭感覚です。

・買い物に行くと1円でも安いものを探して買うにもかかわらず、パチ屋のサンドに惜しげもなく千円札をつぎ込む人がいます。

・道端に落ちている10円玉なら拾うのに、1枚20円で借りるスロのコインは拾わない人がいます。

・目的があって積み立てているにもかかわらず、そのお金をギャンブルの軍資金に使えるとほくそ笑む人がいます。

・借金しているにもかかわらず、借りれる枠が少しでもできると、それを軍資金と思ってしまう人がいます。

・使ってはいけないお金でも、勝って穴埋めすれば問題ないと、手を付ける人がいます。

・お金の価値観がギャンブルのみになってしまう人がいます。

・恥も外聞もなく　他人からお金を借りる人がいます。

しかしながら最も大きな特徴は、次の2つではないでしょうか？

1.ギャンブルで得たお金を　あてにすること

2.ギャンブルで失ったお金を　取り戻せると思うこと

特に悔しさのあまり、失ったお金をギャンブルで取り戻そうとする人が多いです。

そういった人は、一度冷静になって、よく考えてみる必要があると思います。

気付きを得る方法として、自分がそれまでにギャンブルで失ってきたお金の合計を出してみるのも手ではないでしょうか？

そうすれば、きっとあなたは感じることでしょう。

「到底　取り戻せる額ではない」と。

今日も最後まで、ありがとうございました。

タグ：: #ギャンブラーの心理; #取り戻そう

2011年08月01日06:00

カテゴリ: ギャンブル依存症とは; 依存症ギャンブラーのゴール

バクチの借りはバクチじゃ返せない

おはようございます、タカビーです。

今日も手短更新とさせていただきました。

名言！？

よくいわれる言葉に「バクチするとき　金の貸し借りはするな」というのがあります。

次の２つも以前、何度か聞かされた言葉です。

「バクチ打ちに貸した金は　やったと思え」

「鉄火場に　女は連れてくるな」

名言ですね。　ではなぜ「バクチの借りはバクチじゃ返せない」のでしょうか？

■そもそも金が返ってくるわけがない

賭博しても、長い目で見れば多額のお金を失い続けるだけです。　つまりバクチ打ちに貸すお金とは、そもそも失うお金なのです。

金を失うことが確定している使途とわかっていながら、金を貸すのは論外です。

■そもそも金を返す気がない

バクチしている人が負けた金をそこそこ取り戻した時、はたして何を考えるでしょうか？

おそらく明日の軍資金を確保することです。　本来なら借金の返済に充てるべき金でも、まずは軍資金が第一なのです。

そうこうしているうちに、そのお金も底を尽きます。　どうしても回収するというのであれば、勝ったその瞬間に回収することです。

それ以外に回収する手立てはないと思います。

しかも勝ったときに借金の取り立てを行うと、なんだか大きな態度で礼もいわず返す人が多いです。

こういった人たちにお金を貸すことはやめましょう。　バクチの貸しは　バクチで返してもらえるわけなどないのです…。

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タグ：: #ギャンブル依存症の予防; #ギャンブル依存症の原因; #ギャンブラーの心理

2011年06月04日09:00

カテゴリ: ギャンブラーの心理; ギャンブル依存症の原因

取り戻す喜びを封印するには

おはようございます、タカビーです。

最近いろいろな出来事がありつくづく思うのですが、生きていて一番多くまた大きな悩みとは人間関係だということです。

そしてまた人間関係の悩みは、人間関係でしか解決できません。　もしもそれをどこかで解消しようとすれば、依存など他の問題が生じてしまいます。

人間関係で疲れている人は元気になるまで雨宿りをし、元気になればまた人の群れへと戻ればよいと思います。

それが一番良い選択だと私は感じます。

甘い期待は破滅の元

昨日は「取り戻す喜びを得てはならない」というテーマで、書かせていただきました。

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依存症ギャンブラーには、負けた金を取り戻そうとする方が多いです。　それは「取り戻せるかも？」という淡い期待感がある一方で、心の中に取り戻した時の記憶と快感が忘れられずに残っているからです。

だから大勝ち同様、大負けを挽回した経験も悪しき記憶といえるでしょう。　そういった記憶は「取り戻せるかもしれない！」という甘い期待を呼び、借金を繰り返しては取り戻そうとする負のループを引き起こします。

このループに陥ってしまうと、どんどんとお金を失うことになります。　甘い期待に加えて悔しさが増すので、少々のことでは抜け出すことができなくなってしまいます。

■取り戻す喜びを無くすには

このことを考える前に、なぜ取り戻す喜びが大きいのかということを考える必要があります。

なぜ取り戻すことは大きな喜びなのか？

・取り戻せると信じてやってきたから
・自分の腕に自信を持てたから
・半分は諦めていたお金だったから
・その勝負に最後の望みを託していたから
・かけがえのないお金を使ってしまったから
・使ってはいけないお金を使ってしまったから
・他に目的のあるお金だったから
・返済に充てるお金だったから
・生活費を使い込んでしまったから

いろいろな理由があると思います。　ですが特に最後の5つの理由は強力なものです。　そういった場合もしも取り戻せなかったとしたら、心の痛みはかなり大きいものです。

特にこれらのような「かけがえのないお金」を使ってしまったとき、取り戻すことは大きな安堵であり無上の喜びとなります。

ですから取り戻す喜びを感じないようにするためには、まず生活費など使ってはいけないお金をギャンブルに投じないことです。

■依存症ギャンブラーが家計を仕切るという過ち

「そういったお金まで使ってしまうからこそ依存なんだよ！」という声が聞こえそうですが、対策はあります。　それは禁パチ・禁スロにも通じることです。

まずあなたの家で家計を握っているのは、どなたでしょうか？　もしも依存症ギャンブラーである人が握っているとすれば、それは大きな過ちであり不幸です。

そもそも生活に直結するお金をギャンブルや投資に投じることが、間違いなのです。　このあたりは基本的なことですが、理解されていない方が多いように思います。

ですから、あなたは家計を依存症ギャンブラーにいささかも触らせてはなりません。　あなたが依存しているのなら、誰かに家計を任せるべきです。

■過去の記憶を封印するために

取り戻したという記憶同様、取り戻さねばならないお金が存在するというのが一番の問題です。

取り戻さねばらないと感じるのは、まだ心がパチ屋へと向かっている証拠です。　つまり、やめようと思いながらも常に心の奥では、チャンスがあれば負けを取り戻そうとしているのであり、禁パチ・禁スロではなく「スタンバイモード」であるといえましょう。

こういった場合、一番の薬は時間です。　特に行きつけの店などに未練が残っていれば、少々のことではそういった気持ちが無くならないでしょう。

過去に失ったお金を諦めるためには…

１．時間を稼ぐ

２．会員登録やメール情報など誘惑を完全に断つ

３．関連の交友とおさらばする

４．そしてまた時間を稼ぐ

これらしかありません。　失ったものを諦めるのは難しいですが、忘れることはそれ以上に簡単です。

参考になれば幸いです。　今日もご訪問ありがとうございました。

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タグ：: #ギャンブル依存症の予防; #ギャンブル依存症の原因; #ギャンブラーの心理

2011年06月03日12:00

カテゴリ: ギャンブラーの心理; ギャンブル依存症の予防

取り戻す喜びを得てはならない

こんにちは、タカビーです。

今日は昔あったエピソードをあなたにお話ししましょう。

取り戻す喜びこそが　最悪のマインド

つまらない話で申し訳ありませんが、私は学生だった頃、バイト代わりにパチンコをしていました。　勿論今と違って手打ちハンドルでしたし、終了させてもたかだか3000個くらいでしたから、今とはけた違いに安い遊戯だったといえるでしょう。

あの頃のパチンコは半日遊んでも、せいぜい2千円程度でした。　というよりは、2千円もやれば飽き飽きしたものです。

当時はパチンコに依存などという言葉は、あまり聞かれませんでした。　ウチの両親もパチンコすることに対して、そううるさくもありませんでしたし、むしろ公営ギャンブルは絶対にするなと言い渡されていました。

ところが友人の一人にすぐアツくなるやつが一人いました。　彼は釘も見れずヘタクソだったのですが、とにかくとことん最後までやってしまうのです。

私や他の友人たちは、いろいろと言い聞かせてやめさせようとしましたが、彼だけホールに居座り4000円～5000円と閉店までやり続けるのです。　当時、家庭教師のバイトが1時間半で2000円くらいでしたから、我々学生にとって5000円やられるのはかなり厳しいものでした。

ある夜のこと、珍しいことに彼が調子よく出していたので話しかけてみたら、彼はこういいました。

「ああ　俺　勝つよりもさ　今日みたいに５千円負けてて６千円戻ってくる方がずっと嬉しい…　体が震えるくらい嬉しい」

私はあの時さほど気にも留めませんでしたが、今考えてみたら一番好ましくない依存症ギャンブラーの言葉・心理です。

■マイナスとプラス　差し引きの感情

先日もお話しましたが、ギャンブルは勝った時と負けた時の感情に大きなギャップがあります。　だから、それが気分の高揚感につながりやすいのです。　つまりアツくなりやすい遊びだということです。

ですがギャンブルで勝つといっても、始まりはどこか？ということがとても重要です。　つまり…

・今日一日で収支がプラスなのか？
・その勝負1回の話なのか？
・今週は浮いたというのか？

これらは、いわば時系列的な話です。　「いつから考えて　勝ったと言ってるんだ？」ということですね。　しかしもっと重要なことは、金銭的なことです。　金の浮き沈みといえばよいでしょうか…。

・勝ち続けているのか？
・始めてすぐの結果なのか？
・大負けしていてようやく取り戻したのか？　
・それまでに一体いくらやられてきたのか？

つまり「勝ち」といえど、元手がいくらかかったのかが大きな問題なのです。　勿論5万円勝ったとしても、それまでにお金を1000円しか使っていないのであれば49000円の勝ち、49000円使っていれば1000円の勝ちということです。

経験のある方は良くご存じでしょうけれど、大勝ちする喜びもさることながら大負けしていて取り戻せたときの喜びは、もっと大きいものです。　

ですからこういった場合、結果的に大勝して49000円勝つよりも、心理的には取り戻して1000円の勝ちの方が大きな喜びとなります。　これがマイナスとプラスの感情的ギャップであり、こういったギャンブラーの心理をうまく利用しているのがパチンコ産業・ギャンブル産業だと言えるでしょう。

こう考えてみれば、ギャンブラーを満足させるにはあながち勝たせるだけが能でないとよくわかります。　負けさせることも重要な役割を持っているのです…。

では、こういった好ましくない喜びを得ないようにするにはどうすればよいのでしょうか？

そのお話は明日にさせていただきます。　今日もご訪問ありがとうございました。

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