こんばんは、タカビーです。

最近思いますが、ナショナリズムの高揚を抑えることができず偏った意見で暴走する人が多いようです。

例えばBLOGOSなんかを見ていても、民主党関係者などが書いた記事なんかに対してはまともな意見が殆どなく、クソミソのコメントばかりというのが実態です。

ひとことでいえば、記事の内容を見てコメントするのではなく投稿者が誰かでコメントする内容が決まっているような気がします。その人物を見ただけで露骨な口調で罵ったりする人が多いですね。

そしてナショナリズムを煽る記事は必然的に支持するコメントが多く、どう考えても歪な感じがしてなりません。といいましょうか、これはきわめて危険な兆候であるように感じるのです。

ボクは右派でも左派でもないのですが、右派・左派どちらにもそれなりの言い分があり、また同様に矛盾も存在していると思うのですがねぇ。

まあ従軍慰安婦問題なんかについては書きたいことが山ほどあるのですが、それはさておき今夜は嫌パチ派とナショナリズムについて書いてみたいと思います。


民族問題とパチンコ問題は別だ

パチンコというものは元来、朝鮮系民族による経営が多かった。その理由としては諸説あるが、戦後の混乱に乗じて土地を不法占拠し闇商法で成した財を元手に朝鮮系住民が始めたというのはよく聞く話である。

ボクはその真偽については知らない。だがもしもそうだったとしても、朝鮮系民族=パチンコ=悪=現在の社会問題なのだろうか? このあたりについて時系列的に考えてみると、少なからず疑問に思うことがある。

最近いろいろなサイトを覗いてみて思うが、現存するパチンコ問題を全て在日が引き起こしているとして糾弾する論調が多いようである。その理由の一つとしては、最近頻繁に起きている領土問題や日韓双方で懸案となっている歴史認識や従軍慰安婦問題などがあるのだろう。つまり嫌パチの大きな原動力はナショナリズムなのである…。

だがボクは民族問題とパチンコ問題は、また違うものだと感じている。というか顔を真っ赤にして怒鳴れば解決するほど、現代のパチンコ問題は甘くないと思うのだ。

断言しておくが、パチンコ問題はナショナリズムで解決できるような代物ではない。なぜならパチンコというものには、それを頂点とするシンジケートが存在するからである。様々な利益分配システムと権益が混在するからこそ、パチンコ問題はこうも根深いのである…。



■なぜパチンコは 多くの社会問題を生み続けるのか?

パチンコというものは多くの社会問題を生んでいる。

なぜパチンコが多くの社会問題を生むに至ったのか? もちろん業界の規模が大きくなり、店舗数が増えたことも大きい。だが一番の原因は、客一人当たりの支出額がハンパでなくなったことである。昭和50年代の駅前パチンコ程度なら、決して今のような事態にはならなかっただろう。

ボクの知る限り、パチンコは昭和40年代から1個4円という貸出し料金を変えていない。簡単なハナシ、風営法の取り決めにより貸出し料金は昔から全く値上がりしていないのである。つまり40年から50年もかけて、この業界は貸し玉料金を値上げすることなく売り上げを伸ばし巨大化してきたことになる。

ではなぜこの業界はここまで肥大することができたのか? それはまず間違いないが、時間当たりの差玉数が大きい機種が台頭し続けてきたからに他ならない。

簡単なハナシ、波が荒く賭博性の高い機種ということである。そういった機種が認可されるにつれ、過激な遊戯性と大きな見返りに釣られて散財を繰り返す客が増えた。


■パチンコ問題とは 支出額の問題

さて話を元に戻そう。先にも書いたが現在パチンコによって齎される社会問題が多いのは、パチンコが手を変え品を変え客に多くの金を使わせるよう変貌し続けてきたからである。

また逆にいえば、たとえ経営者が朝鮮系の人達であろうと、以前のように実質レートが低ければ今日のように大きな問題とはならなかったに違いない。確かに昔も暗いイメージこそあったが、犯罪や依存・ネグレクトといった社会問題は殆ど聞かなかった。

つまり現在のパチンコ問題は殆ど「支出する金額の大きさ」に起因するのであって、経営している民族というものはあまり関係がないのではないだろうか?

高レート化する一つの転換期はフィーバー機の導入だった。このことによりパチンコというものは、単なる玉入れ遊戯から完璧な賭博マシンへと変貌したのである。

少なくともこのことに関しては、その原因を朝鮮民族に押し付けれるという類の物ではないだろう。

ボクがこんなことを書けば「タカビーもブサヨクか!」などと考える人もいることだろう。だが良く考えてほしい、仮に日本人が経営していてもここまでレートが高くなれば、パチンコによる社会問題は後を絶たないのではないだろうか。

そしてもう一つ。在日朝鮮人へのヘイト思考と過激なナショナリズムで、果たして今日のパチンコ問題を解決できるかどうかということだ。

いろいろなサイトを見て回ったが、ナショナリズムを振り回しヘイト発言を繰り返す人ほど根本的なものが見えておらず、前向きな提言もできない。

自分たちの国の問題を何ひとつ解決できず、それを他民族のせいにしているのは、本当に恥ずかしい。そういった人たちが増えていることを悲しく思う今日この頃である。

さて…

ここまで読んでムカついているあなた

ボクが言いたいのはこれからだ

なぜナショナリズムがパチンコ問題解決に好ましくないのか? それはそういった業界に格好の言い訳と隠れ蓑を与えてしまうからである。

例えば「朝鮮人への差別が 法律で認められたパチンコ産業への攻撃になっています」などといった反論はどうだろうか? どこかの市長じゃないが米軍司令官に向かって日本の風俗を勧め、「法律で認められた風俗」などといった言葉を吐く人間もいるのである。

少なくとも自国の恥部を他国に斡旋する愛国者など、どこの国にもいない。日本人であっても、この国の女性たちを他国に差し出そうとする輩がいる。悲しいけれど。

繰り返すが、あの業界の人間に格好の言い訳を与えてはならないのである。このことを、最後にあなたへ伝えておく。

あなたのご意見をどうぞ。